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2023年3月に読んだ本 -3行要約とひと言感想

どんな仕事をするか?に悩みに悩んでいる2023年、本は読めどもNOTEの更新が全くできていなかったので再開します。

リデザイン・ワーク 新しい働き方

パンデミック後に一気に進んだリモートワーク。出勤するか在宅かの100 or 0ではなく、サテライトオフィスやシェアオフィス、ワーケーションなど、様々な働き方を模索。マネージャー業務についても触れています。

内容の根幹ではないけど、
「リーダーは価値観をぶらさないこと。ビジョンを語る事。データで語っても人の心には響かない。人は機械ではないから。人が動くのはもっと大きなモノ、ストーリーだ。」
が既視感あるけど、正に今の仕事に僕が感じている違和感と親しい感情が言語化されていて、この一文に出会っただけでも、自分の違和感が間違っていないことの証明ができた気がして勇気が出た。



経営×人材の超プロが教える 人を選ぶ技術

人の階層4階層は、上層から

  1. 経験・知識・スキル

  2. コンピテンシー=固有の行動パターン

  3. ポテンシャル=能力ではなくエネルギー総量

  4. ソースオブエナジー

You Tube 「PIVOT チャンネル」より抜粋

上層は変わりやすく分かりやすいが、下層になるほど変わりにくく、分かりにくい。現在の採用場面では、1.の経験・知識・スキルだけを見ている場合が多く、ミスマッチを起こしている。と問題提起。

とある会社の執行役員の方から推薦いただいた本。私がキャリア相談をした際にオススメしてくださった。
ポテンシャルを因数分解すると、知識を吸収する「好奇心」がベースにあって、知識を体系化する「洞察力」や人を動かす「共鳴力」、腹決めしてやり切る「胆力」が成長する人の要素。と記載されており、この点は自身の成長過程を振り返っても納得。
やはり僕自身の課題はソースオブエナジーが何か?を探索すること、だなと。


人生後半の戦略書 ハーバード大教授が教える人生とキャリアを再構築する方法

こちらは何度も読み返したい名著だと感じたので、長くなりますが、思いのままに綴ります。

モノを使い、人を愛せよ。問題はモノという名詞ではなく、愛するという動詞。モノは使うべきもので、愛するものではない。幸福は全て愛から生まれる。愛は人に向けるものであり、モノに向けるものではない。愛の矛先を間違えると、苛立ちと徒労を招く。

モノを愛せば、お金、権力、快楽、威信というあらゆる偶像のために自己モノ化しようと躍起になる。偶像では幸せになれない。若い頃は、比較的所有物が少なく、何かと見栄を張りたい時期でもあるので、世俗的な見返りが増えれば一時的に満足感を得られるが、
モノを愛せば、お金、権力、快楽、威信というあらゆる偶像のために自己モノ化しようと躍起になる。偶像では幸せになれない。若い頃は、比較的所有物が少なく、何かと見栄を張りたい時期でもあるので、世俗的な見返りが増えれば一時的に満足感を得られるが、
その時の足枷は①仕事と成功への依存心、②世俗的な見返りへの執着、③落ち込みに対する恐怖心。人生後半を良いものにするには、①人間関係を深めること、②精神性を探求すること、③弱みを受け入れること。ドーパミンの放出を司り、短期的な快楽を生み出します。でも長続きする満足感はもたらさない。

本著の1番のメッセージは、冒頭の人を愛しなさい。なのかなと。個人的にも本著の言うような考え方のシフトは上手くいっている自負があるが、やはり報酬との折り合いに苦しんでいる。理想論だけでは生きていけない資本主義の根深さがそこにはあり、以下に資本主義の上層フェーズで戦いを始めるか、が重要だと改めて感じた。(この点は別の書籍の感想で詳しく)


パーセプション 市場をつくる新発想

より消費者認識=パーセプション視点が不可欠。それは認知でも、印象でもなく、FACTに基づく認識。専門性や歴史が極端になるほど、顧客視点ではなく手段に目が向くジレンマを抱える。

ただ、売上は企業が作るモノではなく消費者が作るモノと考え方を改めると、売り方も必然と変わるはず。

以上



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