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当機構HPリニューアルとニュースレター創刊のお知らせ
ホームページをリニューアルしました このたび、京都大学「医学領域」産学連携推進機構(KUMBL)のホームページが新しくなりました。 https://www.kumbl.med.kyoto-u.ac.j…
KUMBLニュースレター 2023年9月号
KUMBLニュースレター 2023年9月号を発刊しました
この度「KUMBLニュースレター 2023年9月号」を発刊しました。
今号では、10月に開催されるライフサイエンス領域の国内最大のパートナリングイベントであるBioJapanでの本学の取り組みについて特集でご紹介しています。
また当機構では、企業と研究者との協業におけるマッチングを目的として研究者の企業への研究提案についてもご支援して
電車に乗るのは嫌いじゃない
家から一歩でると途端に体温に近い生ぬるい空気が身体中にまとわりつく。ただでさえ朝一番、低いテンションを奮い立たせて家を出るのに、爽やかさという言葉の対局にあるぐっしょりと重い空気が背後霊のように背中に乗っかり、上げたテンションはぐぐんと下がる。
とはいえ、お金をいただいて働いている身としては、暑さ寒さにめげている場合でもない。駅のホームに立っていると、JRの車両が滑り込んできた。入線します、とい
この広い世の中の狭い世界で同窓生に出会う
出身大学の研究室の同窓会から、HPに掲載するための近況報告の執筆のお誘いをいただいた。後輩のためにお役に立てるなら喜んで書かせていただきます!と、後先考えず脊髄反射的に二つ返事で前向きな回答をしたが、PCに「私は」と二文字を打ち込んだところで完全に思考停止し、一向に筆ではなくタイピングが進まなくなった。
そこで、なぜ近況報告が書けないのかを考察してみた。まず、「アカデミアでの各種研究支援活動」と
産学連携のためのリエゾン~大学の研究力向上のために我々がすべきこと~
京都大学大学院医学研究科「医学領域」産学連携推進機構(KUMBL)というところでお仕事をしております。何らかの事案ですでにご一緒させていただいた方も、初めて当機構名を目にされた方も、どちら様も何卒よろしくお願いいたします。
本日、当機構のHPをリニューアルした旨、各所にアナウンスを始め、当機構のニュースレターも併せて発行いたしました。
当機構HP:https://www.kumbl.med.k
当機構HPリニューアルとニュースレター創刊のお知らせ
ホームページをリニューアルしました
このたび、京都大学「医学領域」産学連携推進機構(KUMBL)のホームページが新しくなりました。
https://www.kumbl.med.kyoto-u.ac.jp/
新ホームページにワンストップ窓口を新設しました。
学内の研究者のみならず学外の皆さまからの産学連携に関するご相談を広く受け付けておりますので、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
KUMBLニュ
未来創造人材の育成~心地よい「自分の在り方」を見つけよう
ぼくには誰もいません。
ここには誰もいないのです、
不安の他には。
不安と僕は互いにしがみついて、
夜通し転げまわっているのです。※
※「希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話」より抜粋(頭本弘樹編訳、株式会社飛鳥新社より発行(2015年3月2日))
日本の国際競争力を高めるために大学が出来ることなんでしょうか。研究者のために、基礎研究力をさらに向上させるための様々な支援をすること、そうして得ら
アンメットニーズへの挑戦:毒と薬と食物はいったい何が違うのか
「玉ねぎも、1日10キロも食べれば人は死んでしまう可能性があります。」
資格が取れるから、という安直な理由で大学では薬学を専攻した不埒な私であったが、大学に入学して最初に受けた薬学の講義で「薬学という学問の集大成」にがっつりと心を掴まれ、以来、魅了され続けている。
件の講義で壇上にあったのは、今は大阪大谷大学の教授で大阪大学の名誉教授である那須正夫先生であった。那須先生は始めに黒板に三つの円を
文化的にはコスタリカ?ホフステード教授の「文化比較の6次元モデル」と自己再認識
他人にはやれ自己啓発だのやれ自己研鑽だの言いながら、姑息にも自分自身の育成については気づかないふり見て見ぬふりをしてきた。そんな私もさすがにいつまでも立場上そうしているわけにもいかないと一念発起し、このほど「Being 」において極めて重要な「自分自身の文化的背景を知る」ために「ホフステードCWQ」のアセスメントを、CQラボを主宰されている宮森千嘉子先生に実施していただくこととなった。
ホフステ
「男女共同参画」が少々腑に落ちない件
研究者の将来のキャリアに関するアンケートを若手研究者を対象に某学会で実施させていただいたことがある。結果、若手対象のつもりが、アンケートのお願いのメールを比較的広く巻いたためか、回答者の半数以上が40代以上の中堅の研究者であった。
アンケートの回答を取りまとめると、そこには研究者達の人生の苦悩が凝集されていた。すべて書き出すと大河ドラマよろしくの超大作になりそうなので、ここでは特に気になった課題
後ろから導くリーダーシップ~まずは自らを導くために
リーダーシップ、と聞くと「いやいや自分はそんな柄じゃないから」とおっしゃる方が多いが、実はリーダーシップとは必ずしも「引っ張る」ということではなく「導く」ものだということが、歳をとるにつれだんだんわかってきた。その決定的な違いは、「引っ張る」方はチームの前に立つが「導く」方は、チームのどの場所にいても良いということ、つまり、後ろから支えたり、脇から声がけしたりといったことでリーダーシップを発揮でき
もっとみる私の居場所の「Being」
「Being」を直訳すると「在る」となるのだろうか。Beingとは価値観や潜在的な能力、本心に向き合うことで自己理解を得る、といったようなことであるが、日本語を当てはめるのは難しい。いろいろ考えたけれど、やはり「在る」が最もしっくりくる。もしくはこれは「自分の軸」でもある。
自分は何のために生まれ、何のために生き、何故死ぬのだろう。過去から未来に綿々と命を繋いでいくためなのだとしたら、繋いだ命の