純子

いろいろ書きます。絵本作家志望。 好き→絵本/音楽/楽器/自然/写真/詩/運動/映画 …

純子

いろいろ書きます。絵本作家志望。 好き→絵本/音楽/楽器/自然/写真/詩/運動/映画 神戸市在住

マガジン

  • 日々の暮らしの中で/散文

    日々の暮らしの中で溢れる想いを綴ります。 

  • 想うこと 感じること 

    想うこと 感じることをシンプルに。

  • おはなし/創作

    思うままに ゆるりと創ります

記事一覧

知らんけど

(詩のようなもの) バリバリ カリカリ 隣の人が いい音立てて食べている 醤油煎餅 醤油の香り漂う うーむ、 口が醤油の味になってくる バリバリ カリカリ いい音立てて…

純子
1か月前
29

狭間(自由詩)

朝の空気  雲の流れに 秋の気配を感じるも 日中の猛暑は続き 夏前に見たトンボの群れは どこへやら セミとツクツクボウシは すでに共演を終え 大地は熱に疲れ果て 秋の虫…

純子
1か月前
35

嵐の前の静けさ・・・ これからほんとに台風が来るなんて 信じられないくらいの青空 濃ゆい 潔い青 (アイホン・無編集) 台風に備えてお気をつけて。 いつもご覧いた…

純子
1か月前
31

いつもご覧いただきましてありがとうございます。
たまにイラストも描きます。
「入道雲とかき氷」
まんまです😅

純子
1か月前
25

苦笑い〜夏の午後(自由詩)

瞬く間に 雨雲に覆われ 大粒の雨 激しさ増す雨に 辺りは白く霞む コンビニやビルの軒下で 多くの人たちが雨宿り ただただ 雨を見る そのうち 待っていられないとばか…

純子
1か月前
46

どこまでも 雲ひとつない空 何気ない風が 優しく髪を揺らす 梅雨入り前の 心地良いひと時

純子
4か月前
60

空と薔薇

今日の神戸・須磨離宮公園より 平和で幸せでした✨

純子
4か月前
55
+1

空と雲

純子
5か月前
56

ごくり

会いたい想いは むくむくと 湧き出ては 引っ込む それでいて 突然  激しく掻き回し 息が詰まるほど はち切れそうに 膨れ上がる 抑えて 抑えて 目の前の やるべきことに…

純子
5か月前
36

土産

月曜日の通勤電車 斜め前の人に 思わず 頬が緩む ああ、あの人も 私と同じ土産袋 満員の車内で 重くかさばる土産物 エピソードがぎっしり 詰まっているような 持ち…

純子
5か月前
38

浸る

はっと耳を傾ける 静まりかえった ビルの谷間に こだまする どこまでも澄んだ声 ホー ホケキョ 迷い込んだか 声を頼りに 姿を探す エントランスの 小さな桜から なん…

純子
6か月前
41

そのあとは

春の嵐の そのあとは 冷えた空気 めずらしく 雪化粧 どこからともなく 桃の花 その儚さに 心 惹かれる (神戸市灘区)

純子
6か月前
40

添えられた言葉

添えられた言葉は大きい。 先日の連休中、親友のお部屋探しに同行した時のこと。 親友は聴覚障がいがあり、私は必要であれば手話通訳をと思い、同行した。 親友は転勤が…

純子
7か月前
136

好き

あのね ぼくはピンクが好き だって まるちゃんが好きな色だから

純子
1年前
70

あなたがどこかで

歌詞もメロディも そして 何より 玉置浩二さんの 声が 心に沁みる

純子
1年前
47

虹と「にじ」

先日のこと ♪ にじが にじが 空にかかって きみの きみの  気分も晴れて きっと明日は いい天気〜  笑い声を混ぜながらの歌が急に聴こえてきた。 振り返ると、小学…

純子
1年前
64
知らんけど

知らんけど

(詩のようなもの)

バリバリ
カリカリ
隣の人が
いい音立てて食べている
醤油煎餅
醤油の香り漂う
うーむ、
口が醤油の味になってくる

バリバリ
カリカリ
いい音立てて平らげる
歯が丈夫そう

えーっと、
ここは電車の中
しかも その人は
公共の場の
常識をわきまえているであろう年配男性
お行儀悪いと言えば悪いが
悪気なく あっけらかんと
お煎餅頬ばる姿に
唖然とするも憎めず
ふふっと笑いが込

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狭間(自由詩)

狭間(自由詩)

朝の空気 
雲の流れに
秋の気配を感じるも
日中の猛暑は続き
夏前に見たトンボの群れは
どこへやら
セミとツクツクボウシは
すでに共演を終え
大地は熱に疲れ果て
秋の虫は戸惑い鳴かず

ただただ 静かに 

夏と秋の狭間が
暮れてゆく

青

嵐の前の静けさ・・・

これからほんとに台風が来るなんて
信じられないくらいの青空

濃ゆい

潔い青

(アイホン・無編集)

台風に備えてお気をつけて。
いつもご覧いただきましてありがとうございます。

いつもご覧いただきましてありがとうございます。
たまにイラストも描きます。
「入道雲とかき氷」
まんまです😅

苦笑い〜夏の午後(自由詩)

苦笑い〜夏の午後(自由詩)

瞬く間に
雨雲に覆われ
大粒の雨

激しさ増す雨に
辺りは白く霞む

コンビニやビルの軒下で
多くの人たちが雨宿り

ただただ 雨を見る

そのうち
待っていられないとばかりに
軒先から勢いよく駆け出す男子たち
高校生か

大きな笑い声を上げながら
ずぶ濡れになるのを
楽しむように
跳ねるように駆けて行く
無邪気な
溢れんばかりのエネルギッシュな 
その姿が微笑ましい

「若いな 青春やな」と呟く

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風

どこまでも

雲ひとつない空

何気ない風が

優しく髪を揺らす

梅雨入り前の

心地良いひと時

ごくり

ごくり

会いたい想いは
むくむくと
湧き出ては
引っ込む

それでいて
突然 
激しく掻き回し
息が詰まるほど
はち切れそうに
膨れ上がる

抑えて
抑えて

目の前の
やるべきことに
意識を向けて
抑えた想いを
ごくり 飲み込む

どうにか息して
ごくり 
また ごくり
飲み干す

はぁ

かすかな吐息が
愛するということは
生きるということは
こういうことなのだと
諭す

土産

土産

月曜日の通勤電車

斜め前の人に
思わず 頬が緩む

ああ、あの人も

私と同じ土産袋

満員の車内で
重くかさばる土産物

エピソードがぎっしり
詰まっているような

持ち手を替える
その重さが
旅へ想いを巡らせる

何から話そうか

気ごころ知れた同僚
談笑シーン

また頬が緩む

車内に朝陽が射し込む 

浸る

浸る

はっと耳を傾ける

静まりかえった
ビルの谷間に
こだまする
どこまでも澄んだ声

ホー ホケキョ

迷い込んだか

声を頼りに
姿を探す

エントランスの
小さな桜から
なんども なんども
放たれる声

その こだまに
ただただ 聴き浸る

通勤途中の
束の間

空が白む

今日が始まる

そのあとは

そのあとは

春の嵐の
そのあとは

冷えた空気

めずらしく
雪化粧

どこからともなく
桃の花

その儚さに
心 惹かれる

(神戸市灘区)

添えられた言葉

添えられた言葉

添えられた言葉は大きい。

先日の連休中、親友のお部屋探しに同行した時のこと。
親友は聴覚障がいがあり、私は必要であれば手話通訳をと思い、同行した。

親友は転勤が決まり、今月に入って土日にお部屋探しで内見を重ねていた。
でも、
不動産屋さんが、「お客様は聴覚障がいの方です」と、賃貸物件の管理会社に伝える度に、親友はことごとく申し込みを断られていた。

その断られる理由は、
『聴覚障がいの人だと、

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虹と「にじ」

虹と「にじ」

先日のこと


にじが にじが
空にかかって
きみの きみの 
気分も晴れて
きっと明日は いい天気〜 

笑い声を混ぜながらの歌が急に聴こえてきた。
振り返ると、小学5、6年生くらいの女の子二人が仲良く歩きながら歌っていた。
無邪気で可愛い。

二人の姿が見えたその視界の上には虹が。
「あっ、ほんとの虹。だから歌ってたんだ」
思わず声が出た。

私は職業柄、この「にじ」という歌を子どもたちと歌

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