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中国のショートドラマがとんでもない人気になっていた。全世界のドラマ制作者が参入する世界に突入

中国のショートドラマがとんでもない人気になっていた。全世界のドラマ制作者が参入する世界に突入

「1分間で8回のストーリー急展開」「24時間で千万元台の課金チャージ」「撮影は7日間のみ」「リリースして8日間の売上高が1億元突破!」

これらの話は中国ウォッチャーの皆さまはご存知ですか!?日本でショートドラマと言われる「微短劇」はここ最近中国で特に大流行していて、上記のような夢のある数字が続々と発表されています。

iResereachが発表した「2023−2024中国微短劇市場研究レポート」

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見えている穴に落ちる中国人、自ら墓穴を掘る日本人

見えている穴に落ちる中国人、自ら墓穴を掘る日本人

中国人と日本人では、仕事に対する考え方が大きく違います。

いろいろな切り口で語ることができると思いますが、この記事では「予想される問題に、どう対処するか」という観点でその違いを述べてみたいと思います。

もちろん全ての人に当てはまるわけではなく、あくまで一個人が中国に住んで経験してきた中から見た、大まかな傾向だと理解いただいた上でご覧いただければ幸いです。

予想されるリスクへの考え方の違い中国

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日本にもやっと来た、スーパーアプリの波とは?

お疲れ様です。
けいえす(35歳)です。

昨日のニュースでも大きく取り上げられておりましたが、ヤフーを傘下に持つZホールディングスが、クレジットカード、銀行など主要な金融サービスの名称を「PayPay(ペイペイ)」に統一すると発表しました。

これまでも既にPayPayアプリ内で、Zホールディングス傘下の金融サービスを利用することはできたが、ブランド名を統一することにより、PayPayを主軸にし

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[2020年版]スーパーアプリの過去、現在、未来

[2020年版]スーパーアプリの過去、現在、未来

こんにちは。トオルです。

日本でもたまに出てくるスーパーアプリという言葉ですがなかなか広まらない、話しが大きくて話題になりづらいというのがあります。

でも、世界で初めてスーパーアプリというコンセプトを出したのが2010年でそれもBlackBerryの創業者と聞くと興味が湧いてくると思います。

スーパーアプリが何か、というのは以下の記事で紹介されてますので参考にしてもらえたらと思います。

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世界で進むスーパーアプリ化の動き

世界で進むスーパーアプリ化の動き

"Man hand holding black smartphone isolated on white background, clipping path" by Deutscher Volkshochschul-Verband CC BY-SA 4.0

今日、世界中の人々が主にモバイルからインターネットにアクセスしています。スマートフォンの普及率がインターネットの普及率に比例して高まるにつれ

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中国のtiktokがデリバリー事業を開始する。ショート動画xデリバリーの破壊力へ高まる期待

中国のtiktokがデリバリー事業を開始する。ショート動画xデリバリーの破壊力へ高まる期待

今回はtiktokの会社「抖音」の最新の動きと今後何をしていくかの未来予測です。抖音に追加される機能やサービスは日本や海外のtiktokサービスにも将来実装されるかもしれないので、tiktokにハマっている人やビジネス的に興味がある人はぜひお読みください。

tiktokをサービスしている中国企業「抖音」が3月1日からデリバリーサービスに本格参戦するのかというニュースが話題になっています。

これ

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中国奇谭ってアニメが中国で大ヒット中。上海美术电影制片厂が生み出した新たな流行

中国奇谭ってアニメが中国で大ヒット中。上海美术电影制片厂が生み出した新たな流行

中国通のみなさん、新たな中国アニメ「中国奇谭」(Zhōngguó qí tán)は知ってますか?

上海美術映画製作所(上海美术电影制片厂)とBiliBIliが共同で制作したアニメで、年末に公開されてからまたたく間にバズりました。 2023年の1月6日時点で「中国奇譚」のBiliBiliでの再生回数は2000万回を越え、10点満点で9.6点という高評価です。

「中国奇譚」は中国の怪談をベースに1

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【中国315晚会】ライブコマースや食品安全に焦点あてる

【中国315晚会】ライブコマースや食品安全に焦点あてる

3月15日は「世界消費者権利デー」、中国ではこの日に消費者の権利を侵害したとする企業を暴露する毎年恒例の特別番組「315晩会」が放送された。1991年から続く長寿番組で「品質問題」、「偽物販売」、「製品安全」など消費者の権利に深く関わるテーマについて焦点を当ててきた。

当番組の影響力は広く、事例として取り扱われた企業、特に名のある企業は番組終了後の数時間以内に謝罪文を出すことが多かった。世論形成

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中国空前のカフェブームの裏側で日本が注目される訳

中国空前のカフェブームの裏側で日本が注目される訳

中国では「カフェは人生」と言われるほど、主に20〜30歳代前半の世代においてブームに湧いています。日本のメディアで触れているものも数は多くないものの見られますが、そこに日本の立場でのチャンスや、その背景から見えてくる大きな流れに着目した記事を目にすることはありません。そこで今回は中国カフェブームとその背景と構造、課題、更には日本から見たビジネス上の意味について解説をしていきます。

中国で巻き起こ

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桁違いの規模、中国のコンテンツ発信の変化を解説します

桁違いの規模、中国のコンテンツ発信の変化を解説します

この記事では別投稿の中国では記事の盗作をどうやって阻止するのかに関連して、中国のメディアの現状とその規模についてを解説します。硬核内容(かための内容)です。

中国のメディアはUGC全盛中国では、SNSやキュレーションメディアの発達に伴い、個人のメディア化が日本よりもかなり進んでいます(他にも中国独自の理由はあるかもしれませんがこれ以上言うとブロックされるかも笑)。中国では「自媒体」と呼ばれてます

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[SPEEDA Chinaセミナー文字起こし] 中国スタートアップの最新動向

[SPEEDA Chinaセミナー文字起こし] 中国スタートアップの最新動向

こんにちは!
中国大好きな竹内雄登です。
ソフトバンク投資部門でのベンチャー投資業務を経て、先の4月末までSPEEDAというデータベース向けに中国産業調査をしていました。現在は、無職で人生を楽しみながら、中国への移住方法を模索しています。

先日開催のSPEEDA Chinaセミナーにて、中国スタートアップの最新動向についてお話させていただく機会がありましたので、その内容の文字起こしを共有させてい

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共同購入でもっと安く。中国ECサイト拼多多(ピンドゥオドゥオ)から見る中国の消費傾向

共同購入でもっと安く。中国ECサイト拼多多(ピンドゥオドゥオ)から見る中国の消費傾向

中国のEC市場は年々成長を続けている。その中で、創業からわずか3年で米ナスダック市場に上場したECサイト「拼多多(Pinduoduo、ピンドゥオドゥオ)」は他のECとは違ったビジネスモデルで大きく成長を見せている。

共同購入でお得に買い物ができる拼多多拼多多は、2015年9月に設立された中国のECプラットフォーム。安価な値段で食料品から家電製品まで幅広い商品を取り扱っている。

拼多多の特徴的な

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アフターデジタルを読んで共感したが次に進めない方向けのインプット

アフターデジタルを読んで共感したが次に進めない方向けのインプット

ビービットさん主催の L&UX 2021 終わりましたね(ライブは見れませんが動画のアーカイブは6月末まで見れるので有料ですが5,000円((税別)※領収書発行可)と安価なので今からでも見ていただければと思います)。
L&UX 2021ではすでに有名な企業様や著名な方々のお話しで、視座高く学びが非常に多いのですが、自分達が置かれている目線だと遠いなと思われる方もいらっしゃったかと思います。
そして

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iOSのアプリ経由だとアップルに30%の使用料払う必要がある

iOSのアプリ経由だとアップルに30%の使用料払う必要がある

你好!バヤシ(@muraba1)です。

今回はテンセントが最近カンファレンスでもミニプログラムの話題を重点的に話ているのかという裏話について

私はミニプログラムは素晴らしい発明だと思うし、オンラインとオフラインをここまで融合できるツールを開発したのは凄いと思います。

ただそれまでアプリを使ってしか市場顧客を開拓できなかった時の悔しさがミニプログラム開発を進めた原動力にもなっていると思います。

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