華村@中国

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華村@中国

中国に住んでます。 「一日ひとつ、中国にまつわることを言語化する」をコンセプトに、定期購読「中国を言葉にするマガジン」を週5回(月〜金)更新しています。 ご相談やご質問などはTwitterのDMにお願いします。

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    【月〜金 日本時間18:00/中国時間17:00 更新】 「毎日ひとつ、中国についての何かを言語化する」をコンセプトに、中国在住者の視点から、中国にまつわるいろいろな話題について書いています。 「近くて遠い」とされる中国のことを丁寧に言葉にして、それらを日本と対比しながら、お読みの皆様に気づきを得てもらえるようなものを目指しています。

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最近の記事

世界は中国のB級市場になっているんじゃないか、という話

TemuやSHEINなど、中国系の激安ECサービスの躍進が話題ですね。 SHEINに関してはかなり前にマガジンを書いていて、これは細かい問題には目をつぶりながら全力でスタートダッシュを駆け抜け、ビジネスの規模を拡大していくという、中国式ビジネスモデルの輸出だというようなことを書きました。 その後、Temuが同じような方法論で人気を獲得し、TemuとSHEINが中国発のECブランドとして名を馳せるようになりました。品質や知的財産権の問題などいろいろ問題はあれど、いまのところ

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    • 民主主義って、そんなに偉いんすか?

      やたら攻撃的な文章になってしまったので、全編購読者限定です。

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      • 異なるルールで動く外国人との向き合い方、その基本方針とは

        小保下グミさんのマガジンを読みました。 ヤフオクで商売をしている小保下さんですが、ルールに無頓着な一部の外国人の購入者に振り回されることが多いそうです。このように異国の人々を相手にするビジネスには、何かと困難がともないます。 でも、いまのような超円安に加えて、人口減で内需が細っていくのが見えている日本では、日本人だけを相手としていては可能性が制限されることになります。企業だけではなく個人でも、これからの日本ではいかにこうした「ルールの違う人」を相手にしていくかが重要なテー

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        • 「中国大好き、日本にはただ旅行に行くだけ」とSNSに投稿する中国人の心理とは

          今日は短めの小ネタです。 +++++ 中国のSNS(小紅書、RED)を巡回していると、あることに気がつきました。 ここ2ヶ月くらいの、日本に旅行に行ったという中国人の投稿を見ていると、「很愛国,只是去一次日本旅游」といったタイトルがついたものが少なからずあるのです。意味としては「中国大好き、ただ日本に一回旅行に行くだけ」みたいな感じでしょうか。 文言は微妙に異なりますが、意味としては同じものがいくつもあります。 これらの投稿を開くと、「愛我中華!」と高らかに歌い上げ

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          冷蔵庫が壊れて、中国での賃貸の立場の弱さを改めて感じた話

          中国にいると、いろんなものがよく壊れます(それでも昔に比べたらずいぶん良くなったし、長持ちするようになってはいるのですが)。 どんなものもいつかは壊れるし、ちょっとくらいものが壊れる方が経済が回りそうなので、それ自体は別になんとも思わないのですが、中国にいて心を砕かなければならないのは、むしろ「壊れた後」の対応のほうです。↑の記事でも、ガスコンロが壊れて新品を取り付けるときにガス屋のオッサンにゴネられて言い争いになった時のことを書きました。 で、今回は冷蔵庫です。 ++

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          旅慣れぬ人を笑うな、初心を忘れるな

          先日、X(Twitter)でとある投稿がバズっていました。 その投稿自体をここに晒すのはちょっと気が引けるので、そこで引用されていた元ニュースの記事を貼っておきます。 取り上げられていたのはこの部分です。 つまり円安の現在、少しでも現地の旅費を浮かせようと大量の飲用水を買い込んでから飛行機に乗ろうとしたところ、荷物が重量オーバーで余計にお金がかかってしまいました、という話です。 まあこれが、X(Twitter)では散々な叩かれようだったわけです。 いわく「そんなこと

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          日本人と中国人、「融通が利かない」のはどっち?

          中国で働いている日本人は、よく「中国人は融通が利かない」といいます。人が言っているのを聞いたことがありますし、自分で言ったこともあります。 たとえば、中国人スタッフにパワポ資料の翻訳をお願いしたとき、戻ってきたファイルのレイアウトがグチャグチャになっていたら(日本語と中国語は文字数が違うので、同じレイアウトに収まることはほぼありません)、「翻訳するだけじゃなくて、見た目もちゃんと整えてくれればいいのに。融通が利かないなあ」と思ったり、言ったりするかもしれません。 あと自分

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          本日のマガジンです。ビザ更新にまつわる話です。 (Twitterが怪しいみたいなのでこっちでも告知。) https://note.com/stwtcpld/n/n0db0c53959b6

          本日のマガジンです。ビザ更新にまつわる話です。 (Twitterが怪しいみたいなのでこっちでも告知。) https://note.com/stwtcpld/n/n0db0c53959b6

          ビザ更新で感じた中国的曖昧さの話

          先日、中国の居留証(事実上の在住ビザ)の更新手続きをしました。 いまは審査中で、パスポートを預けている状態です。とはいえ申請を受け取ってもらえた時点でほぼOKだと思うので、大丈夫だろうと踏んでいます。今年は順調に更新できそうでよかったです。 「今年は」というのは、実はコロナ期間中に一度、ビザの更新がうまくいかず、中国にいられなくなるかも……という危機にさらされたことがあったんですね。 最終的にはなんとかなったのですが、その時の問題の起き方や過程、そして解決方法がじつに中

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          ダメな駐在員がいるのではなく、ダメな労働者がいるだけという話

          こちらの動画を見ました。 中国にある、大手日系企業(トヨタ)に勤めた経験を持つ女性に対するインタビューの動画です。日系企業での仕事ぶりや給料について語る、といった内容です。率直な内容が語られており、面白かったです。 ただ、サムネイルはちょっとミスリードです。下に「働かない駐在員/給料が毎月4万円アップ」とあり、「日本企業には働かないくせに給料が上がってる駐在員がいるんだぞ!」という内容に読めますが、実際には「働かない駐在員」と「給料が毎月4万円アップ」は別々の話題でした。

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          そんなに中国が嫌いなら、中国に来ればいいのにという話

          毒吐き回なので全編購読者限定です。いちおう何の話題かだけを書いておくと、アメリカでTikTokへの規制法が成立したことに関する雑感です。

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          ワンオペコーヒー店で感じる、中国の「人削り」の時代

          先日、初めてコッティコーヒー(COTTI COFFEE、庫迪咖啡)というコーヒーチェーンの店でコーヒーを飲んだんですね。 コッティコーヒーとは、2022年に創業した新興のコーヒーチェーンです。中国ではコーヒーが普及するようになって久しいのですが、チェーン店としてはまずスタバが進出してきて爆発的に広がり、その後ラッキンコーヒー(Luckin Coffee、瑞幸咖啡)という国産チェーンがスタバよりも廉価なコーヒーチェーンとして、これまた急激に増えました。 そしてこのコッティコ

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          自由への渇望か、すねに傷持つ者の大脱走か。アメリカを目指す中国人不法移民たち

          こんな記事を読みました。 ここ1年ほどで急増しているという、南米〜メキシコを通してアメリカに不法入国しようとする中国人の話です。特に今年はその増加が目覚ましく、今年3月の時点ですでに去年一年分の人数(約2万人)に追いつこうとするペースのようです。 その旅路の過酷さや、不法移民の集団の中では中国人が群を抜いて身なりがいい(=お金を持ってそう)らしいということ、中には中国側のスパイと疑われるような人間もいることなど、いろいろ興味深いことがあるのですが、僕が気になったのはこうし

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          ゼロコロナから得た教訓の話

          在日中国人ジャーナリストの王志安さんのYouTubeチャンネルで、上海のロックダウンを振り返る動画が出ていました。タイトルには「拒绝遗忘,拒绝原谅」(決して忘れない、許さない)とあります。 もうあれから2年にもなるのかと思いつつ、興味深く動画を見ました。 動画を見ながら改めて振り返ると、上海のロックダウンの時に起きていたことは異常としか言いようがありませんでした。世界でも有数の経済規模を持つ自治体がほぼその機能を失い、そこで暮らす人々が食うや食わずになったり、ロクに外にも

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          インフルエンサーの嘘松と、それを取り巻くしょうもない公権力の話

          今日は中国のインターネットで起きた騒動の話です。 話の主役は、RED(小紅書)やTikTok(抖音)などで合計で数千万人ものフォロワーを抱えていた、「猫一杯」というインフルエンサーの女性です。 火種になったのは、彼女が2月に投稿したある動画です。それはパリで撮影されたもので、現地のレストランの店員に、中国の小学校のテキスト(冬休みの宿題ドリルのようなもの)を渡された、というところから始まります。 テキストには「泰朗」という名前が書いてあり、「猫一杯」さんはこの「泰朗」く

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          オリジナリティが評価されない中国社会

          最近、こちらのnoteをよく読んでいます。 もともと別でやっているメルマガのnote版ということのようですが、僕が疎い中国の自動車業界の情報を簡潔にまとめたものが配信されているので、毎日読んで勉強しています。 さて、今日はその中から気になった記事のことについて。 先日発売され、爆発的な売れ行きで話題となっている小米(シャオミ)の新型EVですが、ネット上ではそのデザインについてパクリ疑惑(外観がポルシェのあるモデルにそっくりだそうです)が囁かれ続けています。そのほか、独自

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