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水沢腹堅 (さわみずこおりつめる)②ー1月27日〜29日の日記ー

1月27日 土曜日

今日は休日。
父子は北千住の飲み屋街のボランティアゴミ拾いに行った。

徳を積もうと浅はかにも企み、隅田川付近をゴミ拾いしようと先日買っておいた100均トングを、早々と使われてしまった。。。

午前中、キャラクター表を描かねば。。。と机に座るもやる気が出ない。

全くもってやる気ゼロ。

資料ノートを一冊分とり、noteのお題「わたしの手帳術」なるものを発見‼️


鼻息荒くしつつその記事作成を嬉々として作ってしまい、無常にも午前中が過ぎる。。。


キャラクター表とプロットは、持ち込み時に「今、こういうものが描きたいです」という売り込みみたいなもの。

別に持ってゆかなくてもいいけれど、一応備えておこうという気持ちと、今書いている資料ノートで、そろそろ形になりそうなお話が湧いてきそうなので、
不器用なりにもやろうとしている。。。。が、腰が重い。

夜にやっとこんな。。。感じ。。。❓なるものを描き始める。

キャラ表に付随して、必要な資料をAmazonや足立区図書館にて検索する。
歴史物、こと戦時中のものについては資料との格闘になる。


1月28日 日曜日

娘はお台場まで、人気沸騰の「ゲゲゲの謎」を観に行った。

わたしも気になってたんよ。。。
主人は節約のため、鑑賞せずに外で待っていたらしい。
娘は影響を受けたらしく、帰宅後もずっと頭の中で映画の内容を反芻していた。

私はいつもの喫茶店にて資料ノートとり。


セリアでミュージアム豆皿を発見‼️何に使えばいいの。。。というツッコミを心に入れつつ、買ってしまった‼️


seriaでウロウロしていると、いかにも鉄分が足りていなさそうな、眉間に皺を寄せたお母さんが、子供(女の子)に暴言を吐いていた。

下町だと、たまに言葉が悪い親に遭遇する。
私は汚い言葉遣いをする人が苦手である。


けして自分がお上品なタイプではないけれど、家族や周囲に対して表立って暴言を吐くことは出来ない程度にはお嬢さん育ちなのだと思う。
主人や娘に対しても、バカとかボケとかオマエとか心の中では叫べても、口では絶対言えないし、言われたくもない。


そのご家族のご主人さんや子供は普通にしていたが、きいている方はいやーな気持ちになり、わざと、その家族の真近くによって、商品を選んでいるフリをしていると、お母さんの暴言は止んだ。

母親というものは、自分と子供との関係性を社会からどのようにみられているか、かなり敏感に感じ取る。


ははあ、自分が八つ当たり状態になっているということは自覚してるんだな。。。と思った。
多分お母さんはゆとりがないんだな、とも。。。
暴言は美しくないが、疲れていそうなお母さんを責める気は起こらなかった。


わたしもよく娘に厳しく接している時があるが、大抵そういう時はゆとりがない。

お料理中は話しかけないで、と言ってるのに延々と話しかけられる時や、特に夜の家事でてんやわんやしているときに、どうでもいい話題を長々と話しかけられると、「おかーさん、一つのことにしか集中できないのッ」とキッと返してしまう。

親が感じる時間軸と、子供の過ごす時間軸には大いなるズレが生じていて、無理にでも子供にすり合わせようとすると、多大なストレスと、どんどんタスクが後回しになる比重がのしかかる。

お母さんは、そのせめぎ合いでいつも過ごしている。
大人のように、「話せば理解出来る」相手ではなく社会性が身についていない自分軸まっさかりの生命体なのだから。。。

タスクが多い日に加えて子供を丁寧にみようとすると、パニックが起こって気持ち悪くなるので、私は、疲れたら「我関せず」を貫いている。
休日は主人に丸投げしている時も多い。


しんどい時は子供と距離を取ることが、一番お互いにとって安全かと思う。

晩御飯は食べたくて仕方がなかったドライカレーを作った。

豚ひき肉、玉ねぎ、ブロッコリー、イタリアンセロリ、エリンギをフードプロセッサーで砕いて作成。意外と美味しくできた。


夜、「光る君へ」タイムのあと、みんなでトランプをする。
にっくき主人が連勝一人勝ちであった。


子供が寝た後、資料を読む。
文字を追うのが辛いほど過酷。。。


1月29日 月曜日

8時。
今日こそは‼️と朝一番にマックに来店。

最もキープしたかった席をとる。

行っている支店は広々としているところで、窓から燦々と日光が入ってくる。

朝のミュージックもマックらしからぬクラシック。
優雅なオーボエの音色が心地よい。

私はアップルパイが好きなので二つ注文した。
飲み物はいつも爽健美茶。



人もそれほど入っていないゆとりある日だった。
3冊分の資料ノートをとって、買い出しのあと帰宅。

Amazonから購入した資料が届いていた。

満州や占領地の憲兵の本はあるけれど、肝心の国内の憲兵の本はなかなか見つからないのがネック。。。


午後のお昼寝中、家の電気がつかなくて恐怖する夢をみる。
なぜか実家の自分の部屋なのだけど。

夢占いによると、
「将来への不安」「仕事や運気の滞り」
という意味が出て、まさにドンピシャやん‼️と怖くなった。

昨年からつい最近までは休眠マンセー状態だったが、ここ数日で、
寝ることが逃避行動になっている。。。感じ始めている。

未来に立ち向かうのが怖い。

今のゆるゆるがずっと続けばいい。

その逃避行動に他ならない。

けれど、もう一方で、元気になってきた自分が呟く。


午後が潰れるのが勿体無いなあ。。。と。

自律神経失調症を慮って、昨年からずっと午後は休養の時間にあてていた。

お昼寝は最高だが、無理をしない程度に、動く時間に切り替えてゆく時期になったのかも。。。と思い始めている。
今考えている解決策は、もやっとした午後のだるさをリフレッシュするために運動して体内に酸素をたくさん取り込んでから、机上に向かう。。。というやり方。

急にタスクが増えるとパニックになって気持ち悪くなるので、ゆっくり無理しない程度に。

夜、描き始めたキャラ表を娘がみて、

「うわあ、マンガ家って感じ。。。」

と呟く。
ウン。。。おかーさん。。。マンガ家だったんよ。。。😇
マンガ家やったんやけど敗れたんよ。。。。で、またリベンジなんよ。。。


晩御飯は蕪と菜の花を煮たものとシュウマイ。


春が近づき始めている。。。。


娘が寝た後、マンダラチャートを作成。

大寒の山は超えた。

無意識のうちに冬眠がそろそろと終わりを告げて、
「これからは動いてゆく時期」というメッセージを自転車をこぐ小春日和の正午の風をきりながら感じた。


そんな中、漫画家にとってあまりにも痛ましい事件が起こった。

最も最悪の、作家にとって孤独で寒くて、悔しくて悲しくてたまらない事件。。。

この日記を書いている今、ショックで頭が真っ白である。