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#エッセイ
「お母さんでよかったぁ」 ステージの思い出
この11月、3年ぶりに小学校で音楽祭が行われた。
娘は、小学校1年生からピアノを習っている。
でも先生は、本業をもっていらっしゃるし、ご高齢のお義母様の体調優先なので、パンデミック以前から2ヶ月レッスンお休みなどということも珍しくない。
習い始めて半年後に行われたピアノの発表会のときも、ドキドキした。
こんな練習量で大丈夫なの?
一人でステージ上がって大丈夫なの?
思わず先生にお尋ねした
雨の匂い 七夕企画参加
時たま、娘の朝の登校についていく。
特にすぐ気温の上がる今の時期は、お散歩に行けないので自分の健康のために積極的に。
そして、いつもと違う娘との時間が持てるから。
でも今日は、鍵かけている間に歩き出している娘に
置いていかれる。
追いついても、置いていかれる。
身長は、かろうじてまだ抜かれていないけれど、
足の長さは、娘の方が長いだろう。
「真後ろ歩かないでよ!」
「置いていかな
娘が玄関を開けて 「いいにおい」と言った
娘が玄関を開けて
いいにおい と言った
私は今日は
ゴミ収集の日だけど?と思った
雨が降る前のもわっとした空気と
色とりどりのお花が放つ春の香り
をマスクなしで吸い込んでいた
いつまでも素敵な感性を持ち続けてほしい