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情景や心情の思い出の記録

「第3回 THE NEW COOL NORTER賞」文芸部門に俳句で参加させていただきました。

今年の春・初夏に句帳(スマホのメモ)に詠んでいた中から五句選びました。

それらの俳句を詠んだ時の情景や心情を記しています。


☆子雀を見守る親雀と母と娘

一句目については、こちら。


☆登校の風景

低学年の頃は、お友達と登校していました。
部活の朝練が始まった今は、一人で登校しています。

それを尾行したり、親子の時間として過ごすようになった記事はこちら。

何の心配もなかったので、低学年のとき一緒に登校することはありませんでした。
逆に高学年の娘と登校朝散歩をするようになり、
一年生の我が子の後ろ姿を見送っているお母さんを見かけるようになりました。

さらに発想を飛ばして、学校が遠く児童数も少ない、延々と菜の花畑が続くようなところを通学していく親子の心情も感じてみました。


ひとり行く菜の花畑の通学路

菜の花の黄色と、一年生の印の黄色いランドセルカバーを掛けています。


ゼロの紙さんの講評がこちらです。

さすがです。
一年生の通学を詠んだといいましたが、
高学年となり自立していく娘の後ろ姿を見守る私の一句。
いろいろな想いが心に浮かんでは消えしている私の一句です。

ひとり行く菜の花畑の通学路


☆鯉のぼりと無人駅

一軒一軒のお家ではなく、公園や川べりなど一箇所にたくさんの鯉のぼりを市町村で泳がせている風景をみる機会が増えています。

圧巻です。

でも、ひっそり泳いでいる鯉のぼりの方がのびのび泳いでいるように思えたのです。

そして、私の脳裏に見えた景色がこちらです。

鯉のぼり無人駅の昼下がり

すごいのんびりしています。

無人駅には、昼下がりのいま誰もおらず
鯉のぼりだけが泳いでいるけれど
その向こうの田畑や森では子どもたちが駆け回っています。

そして夕方になれば
電車に乗ってそんなに多くはないけれど中高生が帰ってきます。
そんな子どもたちの健康と成長を祈り、堂々と鯉のぼりが泳いでいる。


またまた嬉しい講評をいただきました。
消えないようにスクショして貼り付けさせていただいています。

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☆今年は走り梅雨が

今年はGW開けすぐから梅雨のようなお天気でした。
西日本は例年より3週間早く、そのまま梅雨入りしましたね。
関東もそのまま梅雨入りかと思うような天気が続きましたが、それは走り梅雨でした。

走り梅雨、気温はそれほど上がっていないのでレインコートを親子でしっかり着て歩いて習い事へ向かいました。

低学年まで来ていたレインコートが小さくなり、新しい大きなレインコートを新調しました。

二人で歩いていると、シャカシャカシャカシャカ♪
音を奏でています。

私が子どもの頃、ウィンドブレーカーがシャカシャカと呼ばれていたことなども思い出し懐かしくなりました。
(そういう時代の方いらっしゃいますか?それともそういう地域?)

走り梅雨レインコートのシャカシャカ音

走り梅雨と、子どもが走るをちょっとほんのちょっとだけ掛けてみました。
でも、「走り梅雨」知らない方に誤解されたらどうしようの気持ちもありました。が、季語を信頼して。

ちゃんと講評で説明してくださっています。

走り梅雨レインコートのシャカシャカ音


☆梅雨空とおねしょ


梅雨空とおねしょの布団にらめっこ

実は、おねしょの布団ではなく、
洗濯物をどうしようかと何度も梅雨空を眺めていました。

自慢ではありませんが(自慢?)、娘は布団を濡らすようなおねしょをしたことがありません。「もう夜のオムツやめていいよ」と言ってもオムツパンツ履いて寝てました。そして、もう少し大きくなってからは寝ていても、ちょい漏れで自分で起きてトイレに行ってパンツを履き替えていました。(このことも私は記録しておきたかったのだな)

洗濯物を外に干そうか迷ういつ降ってもおかしくない空
または
雨続きで部屋干しが続く日々

こんな梅雨空に、地図の描かれた(おねしょ)の布団があったら、
そんなお母さんの気持ちわかるなぁで詠んだ一句でした。

梅雨空とおねしょの布団にらめっこ


俳句講評


講評いただくの初めてでしたが、参加してよかったです。

あらためて自分の俳句を眺めることができました。

「第3回 THE NEW COOL NORTER賞」のみなさま、
一句ずつ丁寧にご講評いただいたゼロの紙さま、ありがとうございました。


第3回 THE NEW COOL NORTER賞8月は、エッセイ部門だそうです。




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