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一国一城の梁山泊 ―世界にコミットする『起業』という生き方―

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すべての人は人生に問われている。自分の人生の責任を引き受けることによってしか、その問いかけに答えることはできない。  ――ヴィクトール・フランクル『夜と霧』 人にはいくつもの「… もっと読む
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#日記

起業家と信仰

起業家と信仰

現代は、悲観的で疑り深い人間が賢く見える時代だ。

そんな時代では、無遠慮に明るい未来を信じる楽観的な人間は、愚かに見られる。

私は特定の宗教をもっていないが、よく宗教を信じている人々を羨ましく思うことがある。
とくに世俗的な現代日本では、その信仰を試されることが昔よりいっそう多いことだろう。

彼らは、どのようにしてその信仰を保っているのだろうか?

私は、私の未来を信じたい。

いや、信じな

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人生の推進力は、勇気ではなく、「わかったつもり」

人生の推進力は、勇気ではなく、「わかったつもり」

なんで起業したのかとインタビューでよく聞かれる。その時にぼくは、本当の理由を話さない。身も蓋もないし、インタビューする人が聞きたい答えではないから。

簡単に言うと「バカだったから」だ。起業とは、どんなものなのかよくわかっていなかった。知らなかったから、挑戦できた。

僕の行動の推進力となっていたのは、勇気でも、戦略でも、知識でなく、「わかったつもり」だった。

僕は「わかったつもり」は悪いことだ

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「一人起業」という選択肢

「一人起業」という選択肢

column vol.858

昨日はゆるやかに挑戦する「パートタイム起業」についてお話しさせていただきました。

本日は、その続きです。

最近、「一人起業」をテーマにした記事を多く見かけます。

例えば、自身のビジネスセミナーの参加者が延べ1万2000人超えしているというネクストサービス株式会社の松尾昭仁さんも幻冬舎ゴールドオンラインで一人起業を推奨されています。

〈幻冬舎 GOLD ONL

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渋谷はますます「起業の街」へ

渋谷はますます「起業の街」へ

column vol.789

昨日、渋谷に12月にオープンするサウナ施設「渋谷SAUNAS」について触れましたが

この街には、さまざまな新しいトピックスが溢れています。

当社代表の谷口正和は、この渋谷の時流の渦に身を置くため、創業以来40年間、オフィスを他の街に移転せずに歩んできました。

特に最近では「起業」におけるトピックスを多く目にします。

本日は「渋谷のスタートアップ」をテーマに、

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「パートタイム起業」のススメ

「パートタイム起業」のススメ

column vol.857

最近、「パートタイム起業」という言葉をよく耳にします。

起業と言えば、退路を断って挑戦するイメージですが、パートタイム起業は会社勤めしながら、ゆるやかに働くイメージ。

まずはパートタイム起業の定義から触れさせていただきます。

会社勤めしながらゆるやかに起業起業家とパートタイム起業家の違いは、事業に充てる時間の長さです。

日本政策金融公庫の基準では、週あたり事

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社員が“成長し続ける会社”を築きたい

社員が“成長し続ける会社”を築きたい

column vol.822

当社では昨日、今日と上期の評価会が行われました。

良かった悪かっただけではなく、社員一人一人の次の成長をどう考えるのか?

そこが一番の命題になっています。

マーケター、クリエイターは自分のアイデアや戦略、センスが売り物。だからこそ、さまざまな個性(特長)が集まった方が良い。

そんなわけで、当社は多様な顔ぶれが揃っている会社なのですが、さまざまなタイプの人が揃

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経営者の仕事とは、、、

経営者の仕事とは、、、

こんにちは!あいでんです。

東京で合同ゼミをした時に創Pの振り返りプレゼンをしました。
せっかく?なので今回はその内容を書き起こしておこうと思います。

それでは、、、いってみよっ!

経営者の仕事とは今回いただいたテーマは『経営者として何を学んだか』でした。

創Pを通して、また経営者の立場として学んだことは多くありました。

しかし、今回は1つに絞ることにしました。

それは『経営者の仕事』

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「起業大国」のつくり方

「起業大国」のつくり方

column vol.712

本日は朝いちで選挙に行って参りました。

今回は、特に経済政策(賃上げ・減税)、改憲(防衛)について、大きな争点となりました。

日本の新しい政治体制に期待しつつ、一方で政治だけでは国(社会)は変わらない。

民間の努力も同時に必要だと考えております。

賃上げ1つとっても、政治家の努力と同様に企業経営陣の努力も求められる。

経営を司る者としては、政治に期待するな

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図解!インボイス入門①

図解!インボイス入門①

「2023年10月1日から、消費税法が大改正があるらしいよ。」
「えーっ?!そしたら、また税率は10%から上がるの?」
「いや、税率は変わらないよ。」
「なーんだ・・・じゃあ、大したことないじゃん。」
「そうでもないよ。事業やっている人全員に影響あるみたい。」
「・・・ということは、私たちフリーランスにも・・・どう変わるの?」

 今回から、シリーズ『図解!インボイス入門』をお届けします。2023

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「ドローン起業」がアツくなる??

「ドローン起業」がアツくなる??

column vol.666

ドローンがアツいのは皆さんもご存知かと思います。

実際、国土交通省のデータによると、ドローンの飛行申請件数は2016年度は1万3535件だったのですが、年々増え、2021年度は7万5049件と急激に拡大。

最近では、専業主婦がドローンの仕事を始めて稼いでいるなんてことがニュースにもなっています。

しかし、今年はさらにアツくなりそうのです。

その理由は、12月

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「イーロン・マスク」に成る方法

「イーロン・マスク」に成る方法

column vol.614

写真:CNN

本日は休日ですが、某商業施設でトークショーイベントを行いまして、無事イベント自体は終了したのですが、施設が閉店するまで撤収作業ができず、その間でnoteを書いています。

こうして毎日小さな努力を積み重ねているので、人生が少しずつでも好転して欲しいのですが(笑)、イーロン・マスクさんの「成功習慣」の記事を読んでいると、若干慎重な見方が必要な気持ちにな

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「消費者」に対する大切な着眼点

「消費者」に対する大切な着眼点

column vol.577

モノではなくコト、「体験」が重要な時代と言われて久しいですが、これは小売業のみならず、全ての企業に当てはまると思います。

例えば、「よなよなエール」で有名な酒造メーカー「ヤッホーブルーイング」がコミュニティマーケティングを実践して、コトを通じて、商品価値の体験を提供しますね。

そんな中、体験時代における重要な着眼点として、『小売の未来 新しい時代を生き残る10の

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内定取り消されたので起業します。

内定取り消されたので起業します。

「ごめん 君の内定やっぱりなしで」2020年3月下旬、就職先で世界がモノクロに見えた。よっぽどセンスがなかったのかコロナの影響なのかはわからないが、とにかく取り消され誰にも所属しない無知の状態で社会に放り出された。僕の人生ってのは、神様は私を殺したいのかと思うぐらい上手くいかない。あー詰んだとしか思えなかった。 改めましてこんにちはWataです。今回はクリスマス前ではありますが、動画投稿サイトのテ

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「事業承継」に光を当てるエトセトラ

「事業承継」に光を当てるエトセトラ

column vol.530

落語家、桂文枝さんが、テレビ朝日系トーク番組「新婚さんいらっしゃい!」から勇退されるそうです。

〈サンスポ / 2022年1月8日〉

1971年1月にスタートし、3月27日の放送回までで何と…51年2ヵ月…。私の人生よりも長く同番組で司会を務めてこられました。

しかし、78歳の年齢に鑑みて、残念ながらの卒業となりました。

この記事を読んで、日本の「事業承継」

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