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人と組織をつくる哲学 ―マネジメントと教育の「共通解」―

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マネジメント=管理とは「兵站(生産・物流・調達部門)を通じて限りある資源(ヒト・モノ・カネ・トキ)を把握・分配し、適時適切に適所で活かす」ことである。古来より兵站を軽んじ、人材や…
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2020年11月の記事一覧

「心理的安全性」の本質を第一人者に学ぶ(篠田真貴子)

「心理的安全性」の本質を第一人者に学ぶ(篠田真貴子)

「篠田真貴子が選ぶすごい洋書!」第16回
"The Fearless Organization: Creating Psychological Safety in the Workplace for Learning, Innovation, and Growth" by Amy C. Edmondson 
Wiley 2018年11月出版

本書は、「心理的安全性」(psychological

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上司は育て方を知らない

上司は育て方を知らない

あんたはどんな部下育成をする上司が良いか知っていますか?

上司も時代背景、個人差、会社の規模など
常に変化があり、最善を模索しています。
正直育て方で、これをすれば100点みたいなものないと思います。
ですが今回は普遍的な部分を書かせていただきますので、
是非参考にして下さい。

もしかしたら上司はすごくよい育て方をしているのに、
部下のあなたは好き嫌いでダメな上司と思っていませんか?
そもそも

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ジョブ型への転換は、一日して成らず

ジョブ型への転換は、一日して成らず

今、ジョブ型への移行が色々と取り沙汰されるようになってきていますが、はっきりいうと移行は大変な作業になるだろうと私は思っています。

そんな取り組みを3年前から進めているという三菱ケミカルの取り組みが特集されていたのでご紹介します。色々とヒントがありそうです。

この記事は以下のように始まります。

三菱ケミカルは2020年10月、全管理職を対象としたジョブ型の人事制度を刷新した。社内公募による異

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あなたは説明できる?! 「カウンセリング」 を正しく理解しよう!

あなたは説明できる?! 「カウンセリング」 を正しく理解しよう!

みなさん こんばんは!
本日は 90's Being Homeより発信です!
実は、90s Being Homeがリリースされてから、もう1カ月以上が経ちました…!はやっ!w

そんな今回は、サービスの中にもある 「カウンセリング」について、わかりやすく説明させて頂きます!

「カウンセリング」って、何なの?カウンセリングとは、クライエント(相談者)が
困っている事や、悩んでいる事の「解決」を、専

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マネージャーのなんちゃってコーチング問題

マネージャーのなんちゃってコーチング問題

しゅんしゅしゅんです。

マネージャーとメンバーのコミュニケーションにはコーチングが必要。

これ、マネージャーになった人ならよく聞く話ではないです?だからコーチング的な感じで向き合っとるつもりなんですが、なんちゃってコーチングになってるなあとふと思うときがあります。

コーチングはあくまでも、問いを2人の間に置き、一緒に探索しながら、相手の発見をうながしていくというアプローチをとります。

改訂

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「やり切る」と「固執」のちがい、あるいは「手放し」て「生きる」働き方 〜Tokyo Work Design Week追記

「やり切る」と「固執」のちがい、あるいは「手放し」て「生きる」働き方 〜Tokyo Work Design Week追記

お疲れさまです。uni'que若宮です。

勤労感謝の日に、横石崇さんが主催する働き方の祭典・Tokyo Work Design Weekでお話をさせていただきました。

澤円さんに始まる豪華ゲスト陣にまぜていただき、リレー形式でお友達のメディアアーティスト・市原えつこさんからバトンをもらって2020年の演劇界の事件・劇団ノーミーツの広屋さんにバトンをつなぐ、というとても楽しいイベントでした。

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チームについて考えたこと

チームについて考えたこと

コーチングセミナーを受講して得た気づきのメモ

■チームとは? ▼特定の目的や目標を達成するために集まったヒトの集合体
 ▼目的や目標を達成するために、対話することを大切にしている
 ▼対話では、肯定も否定も許容できる人間関係を大切にしている

■チームになっているかのチェックポイント ▼お互いのチーム像について、話し合い、伝えることができているか?
 ▼お互いの間に、気持ちのつながりがあり、お互

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手抜きが生まれる集団心理

手抜きが生まれる集団心理

「ある課題をたった1人で行うよりも
 みんなで力を合わせて取り組んだほうがうまくいく」

そんなふうに考えている人は少なくないでしょう。ところが、集団で作業すると個人の努力がおろそかになって手抜きが発生しやすくなることがあります。このような現象を「社会的手抜き」といったり、あるいはこれを最初に発見したリンゲルマンという心理学者にちなんで「リンゲルマン効果」といいます。

ところで、なぜ社会的手抜き

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