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企業経営~有形・無形資産の「棚卸し」
多くの企業の新年度が始まって2ヶ月が過ぎました。気が早い人は桜の花が散るともう今年度の業績見通しが気になり始めますね。でも、ここで「一呼吸」置きましょう。じっくり時間をかけて経営幹部を中心に会社の現状を「棚卸し」しましょう。日常業務を中断する必要は全くありません。現在の商品やサービスの競争力、新規開発計画の進捗状況など、「棚卸し」は業務全般にわたって行いましょう。勿論人材の棚卸しも必要です。社内の
もっとみる組織開発〜6,000人って大人数か?
「上の人たち(=経営幹部)は何を考えているのかよくわからない。」「あれだけ強調したのに部下が会社の方針を全然分かっていない。」こんな不満の言葉をあちこちの会社で聞きます。真面目に仕事をしてるのに職場の雰囲気がどよ〜んとしていて活気がない。その結果、社員が潜在能力を存分に発揮できずに業績が向上しない。こんな閉塞状態を打破するには誰が第一歩を踏み出すべきでしょうか?答えはもちろん「経営トップ」です。
スピーチ力、プレゼン力
組織のリーダー*は人前で「喋る」ことが避けられません。正に「初めに言葉ありき」。「言葉で自分の考えを伝え仲間に共感してもらう力」が統率力の切り札になります。
*3人以上のグループを率いる人を指します。
ネットで検索すればこのテーマの指南が山ほど出てきます。それらを参考にするのはとても良いと思いますが、ここではとかく見落とされがちな3つの点について「つぶやき」ます。
【その1】 間投詞を
Span of Control~注意が及ぶ範囲~
1人のリーダーが十分にコミュニケーションがとれる部下の人数は5~8人程度と言われていますね。これを横文字で“Span of Control(注意が及ぶ範囲)“と呼ぶそうです。実際にはこの人数は業種や役割によっても異なります。
いまやSNSを駆使すればもっと多くの部下とコミュニケーションが可能になりました。重要なのは部下の数ではなく、リーダーに良いも悪いも正確な情報がリアルタイムで伝えられて、その