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組織開発〜6,000人って大人数か?

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「上の人たち(=経営幹部)は何を考えているのかよくわからない。」「あれだけ強調したのに部下が会社の方針を全然分かっていない。」こんな不満の言葉をあちこちの会社で聞きます。真面目に仕事をしてるのに職場の雰囲気がどよ〜んとしていて活気がない。その結果、社員が潜在能力を存分に発揮できずに業績が向上しない。こんな閉塞状態を打破するには誰が第一歩を踏み出すべきでしょうか?答えはもちろん「経営トップ」です。

6,000人の組織の社長が社員の末端までコミュニケーションをとるのにかかる時間を計算してみましょう。取締役が10名、部長が100名、課長以下6,000名の従業員がいるとします。

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① 社長は取締役全員と、毎週一回2時間のセッションで経営方針・経営課題についてじっくり話しあう。合計98時間(=2時間×49回/年)

② 社長は部長を50人ずつに分けて、毎月二回2時間ずつ①と同じセッションを行う。合計48時間(=2時間×2回×12ヶ月)

③ 社長は課長のうち希望者と、毎月二回2時間のセッションで直接考えを表明し質問に答える。合計48時間(=2時間×2回×12ヶ月)

④  社長は課長以下の従業員に、四半期毎に3時間のセッションで会社の状況を直接説明し質問に答える。合計12時間(=3時間×4回)

合計セッション時間 206時間/年
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労基法上の年間法定労働時間は2,080時間(40時間/週×52週=2,080時間)です。社長は法定労働時間の10%(=206時間÷2,080時間)を費やす計算になります。これは十分捻出できる時間ですね。

社長は各セッションでは、分かりやすいプレゼンテーションを作成し、自分の「言葉」で話しましょう。そして「質問」を傾聴して率直に答えましょう。当然ですが、各層のリーダーは日常業務を通してチーム員に経営方針・経営課題を伝えますね。これらの重層的なコミュニケーションに加えて、デジタルツールも駆使して、「ビデオメッセージ、社内報、掲示板、ラウンドテーブル、タウンホールミーティング」などを取り混ぜれば、職場が「どんより曇りから快晴に劇的に変化する」可能性があります。

貴方の会社の規模や組織形態に応じてこのような試算をしてみては如何ですか?

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いっしょに笑ったり、怒ったり、がんばったり・・・ 「らしくない」経営コンサルタント “フィフス・アロー"