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日本は大丈夫?

国って何なんだろう? 雀に餌をやっていて、ふとこんな疑問が湧きました。

ある学者は「国とは同じ言語を話す人々が集団で住んでいる地域」と定義しているようです。なるほど…我が日本国の構成員である日本人は「日本語という共通言語」で北から南まで結ばれていますね。ところで日本国憲法は「全ての国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と謳っています。人間は「衣食住」が足りて初めて最低限の生活がおくれます。翻って日本の食料自給率は37%(農水産省2020統計、カロリーベース)と主要国の中でも最低水準です。またエネルギー自給率は9.6%(2017年、エネルギー庁統計)とOECD加盟国の最下位です。この数字を知ってとっても不安になります。食料/エネルギーがグローバルに行き来をするようになったとはいえ、不測の事態が起きた場合日本は対応できるのでしょうか。「日本語を話す集団の私たちは生き残れるのでしょうか?」。ましてや「….健康で文化的な最低限度の生活を営むこと….」がこれからも保障されているのでしょうか? 第二次世界大戦はエネルギーをめぐる各国の争いが勃発の一原因でした。

日々の仕事だけ埋没せずに私たち「大人」がこのようなテーマについて関心を持って率直に意見を表明し合うことが必要だと思います。

雀は今朝も平和に餌を啄んでいます。


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