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絵本は、対話型書物である~その効果的な問いについて~
絵本は、ひとり黙読することを前提として作られてはいない。あくまで、誰かが誰かに(例えば親が子に)、読んであげることを前提に作られているという考え方がある。絵本の活動をやりはじめて、この話を聞いたとき、思わずうなるくらい合点がいった。なるほど、だからよみきかせし、実際に声に出し、相手に聞いてもらうことで、その絵本の世界が広がって感じられるのだと。
絵本を使って、場作りをしているドンハマ★にとっては
FUTOKO(不登校)
気付くと 一頭のトンボが 運転席側の窓のパッキンにつかまっていた
クルマのスピードを少し上げると カラダを揺らしながら
そこにとどまろうとする
さらにスピードを上げると いっそうカラダを震わせ ふんばっている
時速40㎞に逆らうその手足を離せば いとも簡単に自由の身となり
秋空に飛んで行けるだろうに
しかし 彼の恐怖心は それを許さない
私は アクセルをゆるめ そのカラダの揺れに合わせな
by your side #1
大人になって、絵本にハマって、約15年。おそらく5,000冊位は読んでいて、最近は、with COVID-19もあって、自宅で独り読みすることも多い。
そして、ほっこりしたり、ほろっとしたり。ああこんな時間が多くの人にあったらなぁとつくづく思う。
by your sideというのは、和訳すると「あなたのそばに」という意味で、絵本をそばに置くそんなライフスタイルを提案したいという願いからつけた名