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by your side #2

大人になって、絵本にハマって、約15年。
おそらく5,000冊位は読んでいて、
最近は、with COVID-19もあって、
自宅で独り読みすることも多い。

そして、ほっこりしたり、ほろっとしたり。
ああこんな時間が多くの人にあったらなぁと
つくづく思う。

by your sideというのは、和訳すると
「あなたのそばに」という意味で、
絵本をそばに置くそんなライフスタイルを
提案したいという願いからつけた名前。

ときどき、そうやって絵本を紹介できたらなぁと思う。

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『うちのねこ』

うちにもねこがいる。保護ねこだ。愛護センターから3ヶ月前に来た。最初は体重550gの極小ねこ。それがみるみる大きくなって、今では体重約5倍。

朝は「ごはんちょうーだい」と甘えてくる。

放って置かれるの嫌で、スマホをいじっていると「自分にもかまえ」と絡んでくる。(※絡む=噛む・ひっかくなど)

遊んでやると今度は気まぐれにどこかに行ってしまう。

音や人の気配には敏感。一日の大半は寝ているが、ガサガサと音をたてるといきなり近くに来ている。

夜は、ケージに入るのが嫌で、逃げて、抵抗する(※抵抗=噛む、ひっかくなど)。しかし最後は観念する。

家人の手足には、無数の傷跡。いつかそういう日もなくなるのかなと思うとちょっとね…と思う。

『うちのねこ』
高橋和枝 作

アリス館
2021/7発行

作者のところにやってきた一匹の保護ねこ。日常を通して、その距離感が、徐々に狭まって行く様子が描かれる。

繰り返される信頼と裏切り。

そのひとつひとつの葛藤が、切なく愛くるしい。《共感》

ボクに、こんな気持ちは起きるとは、ねこを飼うまで、想像できなかったなぁ〜。

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ライバル視? 絵本に歯形つきました。(;^_^A

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