2021年2月の記事一覧
ーOver The Rainbow🌈 にじさんじへの「モヤモヤ」を超えるため、学問から考えてみた
にじさんじとの自分自身の距離感を考えるため、「#にじさんじ」の記事で、いいねを集めているものをざっくり検索して読んでみた。中々強烈なものも多くあったが、その中でも初期のにじさんじと今のにじさんじを比較して、その現在地を描く記事もあり、大変な賛否を読んでいた。(以下、この記事のことを「箱無理」と呼ぶ)。
今回は、自分なりのにじさんじの困難を解決するため、使えそうな思考の道具(経営学、人類学、ゲーム
月ノ美兎なら、宇宙138億光年の果てから、俺らの頭をAK-47で狙ってるよ
この記事は書こうかどうか迷った。でも、力一さんの筋肉少女帯枠の曲が7割わかってしまった人間だから、英才教育のようにテレビブロスをいつも読まされていた人間だから書かざるを得ないんだろう。ここで書く解釈は、虹色🌈に輝く、今のキラキラのVtuber世界からは遠いものであるのは承知いただきたい。また、私の文章の性質でもあるが、私はあまりVtuberというカテゴリにこだわりすぎない。あと、月ノ美兎に読んで
もっとみるFrom Scratch ー「0から」つくる創造の方法論
ここのところ、noteを書く目的をなんとなく取り違えていたかもなあと感じる。面白いことがあれば、それをとりとめなく書いてみるのが楽しい。
このnoteでは、どちらかというと「オリジナル」の表現を目指す人向けに使える道具を、読書猿さんの『アイデア大全』を基軸にまとめてみた。100%オリジナルの物はそうそう存在はしない。しかし「独創」の概念を掲げた任天堂のような会社が、第一線で活躍し続けているのも事
にじさんじで学んでみる、1からの経営学ー流行を超えたエンタメ経済圏のための文献・概念まとめ(ver1.1)🌈
某所で偶然知り合った、國學院大學の尾田基先生が、経営学の初心者向けの本のブックリストを作成されていた。今回は、その本や関連する記事の中から、現状のにじさんじをみる時に、使えそうな概念や本をピックアップしてみた。またその前段階として、いちから株式会社の方のプロフィールや考え方を知ることが出来る記事をまとめた。
(※あくまでリアル世界での勉強のための、一個人の備忘録です。情報が雑然としているのは、お
*/Kai_Mayuzumi.System.Inspected./* Mayuzumi.Configuration.Represent()
今度4月に、応用情報技術者試験を受けようと、一週間前に出願を済ませた。その時に、にじさんじ所属Vtuberの黛灰くんのファンの方から、「黛くんのストーリーについてどう思うか?」と尋ねられた。ITや精神医学についてやたらツイートしていたから、この謎めいた男を調べてほしいらしい。
今回のnoteは、黛くんの物語を自分がどう見たかを書いてみたい。しかし、黛君の物語自体には、この記事やこの記事など、先駆
西迫大祐『感染症と法の社会史—病がつくる社会』読み始めました
昨年のいつだったか誰かがおすすめしていたこの本をようやく読み始めたのである。
社会がどのように感染症を扱ってきたか、フーコー研究者でもある著者が古代ギリシャから中世ヨーロッパ、近代フランスを中心にたどっていくという内容のようだ。
とりあえず序文から読み始めたところ衝撃を受けてしまった。
感染症が社会的に問題になり、予防の必要性が叫ばれるとき、参照されるのは「これこれが感染症の原因であり、予防
最近読んで面白かった本
わたしが、大人になってできなくなったことの一つに「泣けなくなった」があります。子供の頃は転んだだけでも泣き喚いていたのに、今は泣けません。いや、むしろ転んだだけで泣く27歳を想像したらゾッとするでしょう。ですが、重い気持ちを流す為に、やっぱり涙が必要な時ってありますよね。そんな時、もう大人になったわたしは、本の力を借りて泣きます。今日は、そんな大人になっても泣ける本をご用意しました。かなり、心抉ら
もっとみる低賃金カルテルと一般意志らしきもの
先日すこしばかりEvilなTweetをしたくなる記事を目撃したが自重したのである。
佐々木希をゲットできる男は元々がモテるのだし、佐々木希が妻というプレミアムがついてしまったら浮気しないでいるのは難しいなどということが言いたいのではない。また佐々木希でも飽きてしまうのか、と言いたいのでも勿論ない。
というわけで先日のこのエントリの続きです。
豊洲市場という物流の現場でのハードワークが禊とみな