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二人しかいないはず〜後編〜
私は入り口に背を向けた形で、相変わらずうつ伏せでスマホを見ている。
振り返ればいいだけなのだが…心臓の音がうるさい。
流石に5分。
ずっと足元に立ち尽くしたまま動かない夫に不気味さを覚えるが、もう何見てもいい!と「なにしてんの!!?」と怒鳴りながら振り返る。
私は一瞬で言葉を失う。
過去に一瞬よぎったり、背中にゾクッとするものを感じたりしたことはあるが、『それ』は初めてだった…
視線の先に
私は入り口に背を向けた形で、相変わらずうつ伏せでスマホを見ている。
振り返ればいいだけなのだが…心臓の音がうるさい。
流石に5分。
ずっと足元に立ち尽くしたまま動かない夫に不気味さを覚えるが、もう何見てもいい!と「なにしてんの!!?」と怒鳴りながら振り返る。
私は一瞬で言葉を失う。
過去に一瞬よぎったり、背中にゾクッとするものを感じたりしたことはあるが、『それ』は初めてだった…
視線の先に