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波間を奏でる 気ままなスペインふたり旅

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#一度は行きたいあの場所

*DAY6 心は晴れる /  1月19日(Sun) ---1

*DAY6 心は晴れる / 1月19日(Sun) ---1

いよいよ帰る日が来てしまった。ついさっき着いたかのように思うのに、過ぎると本当に早いもの。
バルセロナの天気は今日から崩れる予報で、朝から小雨が降っていた。本当は朝食をホテルでとろうと思っていたのだけど、日曜日はビュッフェの開始時間が8時とゆっくりで、そこから食べると飛行機の時間に間に合わなかった。朝ごはんは空港で食べることにして、ホテルをチェックアウト。

あのコーヒーの味はあの日だけだったのか

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*DAY5 空を見上げてお腹を空かす /  1月18日(Sat) ---7

*DAY5 空を見上げてお腹を空かす / 1月18日(Sat) ---7

お腹が170%でお酒は入らないので、ここでもお水をオーダー。
mamiさんはレモンビールを頼んでいたので一口もらうと、レモンの風味があるおかげですごく飲みやすかった。普段ビールを飲まない私もおいしいなと思った。

シナモンロールを食べていないmamiさんもお腹は空いていないようなので、そんな私たちでも食べやすそうなものを考えてメニューを選ぶ。
と言っても、メニューは写真がなく英語表記なのでなんとな

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*DAY5 空を見上げてお腹を空かす /  1月18日(Sat) ---6

*DAY5 空を見上げてお腹を空かす / 1月18日(Sat) ---6

おお、ビーガンだからか生地は割とあっさり。もっちりせず、歯切れが良い。アイシングはレモンの風味がして、さっぱり。シナモンロールにしては重くなく、ビーガンにした意味はあったと思われる。
シナモンもアイシングも適量で王道のおいしさだ。シナモンラバーな私は、もうちょっとシナモン強くてもいいな〜って感じだけど、通りすがりで「バルセロナで一番のシナモンロール」を食べられた幸運に感謝したい。

頼んだからには

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*DAY5 空を見上げてお腹を空かす /  1月18日(Sat) ---4

*DAY5 空を見上げてお腹を空かす / 1月18日(Sat) ---4

行きたかったポルボロンのお店、「Caelum」へ。ここもとっても楽しみにしていた場所!

「ポルボロン」はスペインのアンダルシア地方で生まれた、スペインの伝統菓子のひとつ。砂糖や薄力粉とアーモンドプードルを固めて焼き上げたお菓子で、歯が当たる前にホロホロっと崩れて溶ける食感が特徴。

参考文献 >
cotta - スペインの伝統菓子、ポルボロンレシピ

ここ「Caelum」はガイドブックにも載って

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*DAY5 空を見上げてお腹を空かす /  1月18日(Sat) ---2

*DAY5 空を見上げてお腹を空かす / 1月18日(Sat) ---2

朝ごはんを外で食べると、必然的に1日の行動が早くなる。カフェの外に出るとやっと太陽が上に昇ったくらいで、まだ1日が長いんだと感じられた。

空を見上げると、まっさらな青にシュッと進む白い雲。滞在中1日に何回も飛行機雲を見るし、同じタイミングで何本も空にあるのを何度も見ている。単純に日本よりも飛んでいる飛行機の本数が多いのか、本当にいつ見上げても飛行機雲があった。

少しでも胃の中が消化されることを

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*DAY4 ダリ・トリップ /  1月17日(Fri) ---5

*DAY4 ダリ・トリップ / 1月17日(Fri) ---5

不安はなくなり、人の優しさに触れて再び元気に。さぁ、Bubó に向かおう!いつも通りにマップを開いてルート検索。
書いてある駅の路線を見て周りを探すと、改札外にその線は見当たらない。まさかと思い、先ほど出た改札の中を見ると……
やはり、その中にあるホーム。あんなに出たかったさっきの改札を、出ないままが正解だったことが判明。改札を出ずにそのまま電車に乗れたのだ。

「おお……。」2人で顔を見合わせる

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*DAY4 ダリ・トリップ /  1月17日(Fri) ---4

*DAY4 ダリ・トリップ / 1月17日(Fri) ---4

食べているとき、ふと思ったことがある。いまだにこっちに来て、「海外だ!」という緊張感がほとんどないな、ということ。
体感するものがあまり変わらないからだろうか。気温がそんなに変わらないし、街の音がうるさい、ということもなく、文化や方法は違っても、体で感じるものの差が少ない気がする。

あとはやっぱり、隣にmamiさんがいるという安心感が大きいんだろうな。東京で「次どこ行く?」と話しているのと同じよ

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*DAY4 ダリ・トリップ /  1月17日(Fri) ---3

*DAY4 ダリ・トリップ / 1月17日(Fri) ---3

好きだなぁと思う作品はたくさんあったけど、空間全体で好きだったのは後半にある紫の壁の部屋。天井、壁、作品……目に収まりきらないほどの独特なダリのセンスに囲まれ、魅了される空間だった。
展示の最後のゾーンはダリのポートレートが並んでいて、ここもすごく好きだった!おちゃめな表情だらけで、ダリのユーモアがたっぷり表れていた。

ふと最後のゾーンで時間を確認したら、もう15時半。入ってから2時間は経ってい

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*DAY4 ダリ・トリップ /  1月17日(Fri) ---2

*DAY4 ダリ・トリップ / 1月17日(Fri) ---2

もうこれは自分で考えていてもしょうがないな、と思ったので、券売機の近くにいた駅員のお姉さんに声をかけ、教えてもらうことにした。いつもなら話す前にできるだけ英訳を検索するものの、今は急いでいるので知っている単語を並べて英語を話す。結局こういう勢いが英会話には大事な気がする。

「フィゲラスに行きたいんです、どうやってチケットを買ったらいいですか?」と単語を並べて尋ねると、駅員のお姉さんは無表情。

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*DAY4 ダリ・トリップ /  1月17日(Fri) ---1

*DAY4 ダリ・トリップ / 1月17日(Fri) ---1

昨夜も快眠で、アラームが鳴ると同時に起きられた。到着した日からぐっすり眠れたおかげで時差ボケには全然なっていない。

昨日の教訓を生かし、時間のロスにならないように今日は朝ごはんを事前にリサーチ。私たちの探し方はグーグルマップで「朝食」「カフェ」などと入れて検索し、良さそうなお店があれば今度はインスタでお店の名前を入れアカウントを探す。タグ付けされた投稿を見ればお店や料理のリアルな写真を見ることが

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*DAY3 Sagrada Família /  1月16日(Thu) ---6

*DAY3 Sagrada Família / 1月16日(Thu) ---6

マップを開くと近くに「カサ・ビセンス」があったので寄ってみることにした。カサ・ビセンスもガウディ設計で、ガウディにとっては初期の作品。しかし長年住居として使われていたため、一般公開は2017年と最近(!)。

本当は中に入って見たかったのだが、カサ・ミラ同様こちらもお休み。
今まで見たガウディ作品とは少し違いデザインも直線的で、オレンジっぽい赤と緑が使われており、インパクトのある色合い。マリーゴー

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*DAY3 Sagrada Família /  1月16日(Thu) ---5

*DAY3 Sagrada Família / 1月16日(Thu) ---5

お土産のショップも見て、全部周った!
見切ったよね、とお互いに確認したが、ここでもし見切っていないとしても、もう見切ったとしたかった。

日の姿は見えなくなったものの、まだ空には光が残る。疲れていても旅行の時間は限られているので、頑張る私たち。
今度はグエル公園のすぐそばから出るバスに乗り、行きたかった古着屋さんへ向かうことにした。バスの中が束の間の休憩で、一瞬でも座れることがありがたい。
坂を下

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*DAY3 Sagrada Família /  1月16日(Thu) ---4

*DAY3 Sagrada Família / 1月16日(Thu) ---4

管理事務分館の窓からはサグラダ・ファミリアが見えて、ちょうど地図上でまっすぐの位置にあることが分かった。サグラダ・ファミリアの背が高いということもあるが、何も遮るものがなくしっかり見えるのがすごい。
今回は電車を使ったけど、サグラダ・ファミリアからサン・パウ病院までの距離は歩いて10分ほどらしいので、ここまで散歩してくるのもいいかもしれない(逆にその方が迷わないかも……)。

余韻に浸る間もなく、

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*DAY3 Sagrada Família /  1月16日(Thu) ---1

*DAY3 Sagrada Família / 1月16日(Thu) ---1

今朝は7時に起きた。1日動き回ってぐっすり寝て、健全な時間に起きるって素晴らしい。普段は目が覚めてからもすぐにベッドを出ず、ついうだうだと携帯をいじってしまうけど(それが楽しいんだけど)、旅ではアラームを止めたらすぐに目薬をさして、1曲音楽を聴いて終了と同時に起き上がる。この目薬&1曲習慣は、起きやすくするためのマイルール。

今日は10時半にサグラダ・ファミリアの予約をしている。なので朝食はその

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