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仕事にまつわるエトセトラ

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キャリアのこと、仕事のこと、仕事の中のあんなことやこんなことを、語ってしまいます
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#仕事と育児の両立

ワーママの、「子育てに悩んだ時、仕事が救いを与えてくれる」は本当か?

ワーママの、「子育てに悩んだ時、仕事が救いを与えてくれる」は本当か?

ワーママでよかったことあるあるで、子育てで悩んだ時、仕事が救いになるというのがある。

救いになる、というほど大それでなくても気分転換になるというニュアンスの場合もあるし、気晴らしになるということもあるだろうし、仕事で気が紛れるとか、やることに追われて悩みが深まらなくて済むとか、いろいろ解釈がありそう。

かく言う私も絶賛子育て悩み中だ。

乳幼児のときは、体力面でしんどいことが多かったけど、7歳

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「からまる本」のすすめと、1年前の記事を振り返って自分を定点観測。

「からまる本」のすすめと、1年前の記事を振り返って自分を定点観測。

ちょうど昨年11月に転職活動をした。

正しくは、2年前に下の子が生まれた頃にエージェントから声をかけてもらってさすが育休中ゆえ断った珍しいポジションが再び開いたと連絡が来てそこからトントン拍子で転職が決まった。

その少し前、私は揺れ動いていた。

今の仕事、続けていていいのかな。
続けられるのかな。
子育てがこれからどうなるのかな。

ちょうど1年前の今日にこんな記事を書いていた。限界を感じる

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ワーママ、パパの家庭内出世を願って1年。パパは出世したのか?

ワーママ、パパの家庭内出世を願って1年。パパは出世したのか?

最近秋めいて涼しくなってきた。

たまには出勤するのもいいな、今日は出勤しようかな、出勤したらやっぱり捗るよなあ、と優雅に考えていたが…

(出勤日数に義務のない勤務形態なのです)

小学生と保育園児を送り出し、朝にとっ散らかった家を片付けて、出発直前に鼻血を出して着替えた小学生の服を洗って、パンパンのゴミ箱のゴミを出してゴミ箱の袋を交換したらもう、朝から疲れ果ててパワーゼロ。もう一度言います、出

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すり減っていくワーママ論。私は2度とハリの戻らない伸びたゴム?

すり減っていくワーママ論。私は2度とハリの戻らない伸びたゴム?

「シナぷしゅ」という赤ちゃん向けのキャラがいる。かわいいし、おもしろいし、癒される。

と、思っていた。

しかし、最近、このキャラが発する「ぷしゅ」という可愛い発言を聞くのが辛い。

まるで、タイヤの空気が抜ける音のように聞こえてくるからだ。

空気の抜けるタイヤとは?そう私。

空気の抜けたタイヤでは車は走れない。

2度の産休育休を経て、キャリアもなんとか繋がってきたし、まだまだこの先もがん

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ワーママの難題。何かを手に入れるには何かを手放さないといけないの意味。

ワーママの難題。何かを手に入れるには何かを手放さないといけないの意味。

働きながら子育てをする上で一番苦しいのはトレードオフだと、長いこと、多くの人から聞いている。

例えば、仕事で成果を出そうとすると家族に皺寄せがいく、とか仕事と家庭をうまく回そうとすると自分の体調が崩れる、と言うように。

その一方で「私はなにもあきらめない!」そんな頼もしいキャッチフレーズも聞く。何も犠牲にしないと豪語する強者もいるということだ。

前者と後者の違いはなんだろう?

すごく雑に解

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今日の振り返り。雨の日の思い出。仕事vs子ども問題と仕事への向き合い方など。

今日の振り返り。雨の日の思い出。仕事vs子ども問題と仕事への向き合い方など。

雨女は辛いよ。
今日はとんでもない大雨。

今日は徒然日記をお届け。

雨の日の頼れる相棒たち普段ならびしょ濡れのところ、レインコートと撥水パンツとレインブーツで安心安全に1日を終えた。この↓買い物は大成功だったと証明された。雨の日に頼れるグッズがある心強さよ!梅雨よ、カモン。

雨の日に実感!子どもの成長今月2度目の夫の出張につき、またも連日のワンオペ。

大雨で、か弱い小学2年生の息子の帰りが

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育児と仕事の両立をはかれるよう法改正のニュースをワーママはどう見た?

育児と仕事の両立をはかれるよう法改正のニュースをワーママはどう見た?

何やらラインニュースにこんな記事が。

改正両立支援法が成立 育児と仕事、複数選択肢(共同通信)

これによれば…

仕事と育児の両立をしやすくなるように、働き方に幅を持たせるということのよう。

これで、両立がしやすくなる家庭が増えるといいと思う。

女性だけでなく男性もテレワークや時差勤務を駆使して(もちろん、育休や時短勤務も)、歪みのない持続可能な家庭が築かれるとよいなぁ、と未来に思いを馳せ

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ワーママの考える、停滞感を感じる時の仕事のコツ。成長の仕組み化。

ワーママの考える、停滞感を感じる時の仕事のコツ。成長の仕組み化。

多くの人は、仕事のテクニックは本を読んだりセミナーで勉強してきっとお腹いっぱいだ。

それでも、なんだか仕事が捗らないと感じるとすれば、それはなぜなんだろうか?

私は仕事ができる人なわけではない。
けど、仕事ができてもなんだか閉塞感のある人、仕事の評判はそこそこでも周囲から愛される人、仕事もでき尊敬される人…様々な人たちを見てきた。

ポジションが上がっていくと、見えてくるものがある、と人は言う

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ワーママの、もやっと。自分と同じとかむしろ低い収入の男性の配偶者が専業主婦の場合もある。

ワーママの、もやっと。自分と同じとかむしろ低い収入の男性の配偶者が専業主婦の場合もある。

今日はちょっと苦手な人もいるかもしれない口にするのはタブーかな、と思うような話。

(この「思っちゃいけない、言っちゃいけない」空気に、日本の少子化議論の停滞感のエッセンスがあるかも?)

かつて自分の職場の女性が子持ちで離婚した時、ひとり親の恩恵は金銭面では受けられないと言っていた。

確かに、会社は外資系で業界最大手、勤続年数もそこそことあれば、彼女は母子家庭の貧困と無縁かもしれない。

課長

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ワーママだけが家庭と仕事の両立に悩む時代は終わるのか?

ワーママだけが家庭と仕事の両立に悩む時代は終わるのか?

春が来ると思い出す。
「今年度の枠はいっぱいです」
春からの育業開け職場復帰に備えて某病児保育の会員登録をしようとしたらウェイティングになっていた。
もう7年前の話。 

それでもどうにか夫と二人三脚でここまできた。

どちらかが仕事を休んだり在宅勤務で乗り切ったり、2人で在宅して順番に子守したり。
もはや「クビにならない」が目標。

異次元の少子化対策が世間で話題になったとき私は「独身の女友達と

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共働き2人子育てで限界突破な日のリアルすぎる昼までの実況レポ

共働き2人子育てで限界突破な日のリアルすぎる昼までの実況レポ

今日は午後、小学生の息子を発達検査をしてもらう医療機関に連れていくことになっている。

教室で先生から書類(学校での様子を記したもの)を受け取り息子をそのまま連れて電車で行く予定。

むむむ。我が家は小学生を抱えて就労のハードルがガンッと上がった。

そして、午前中は偉い人が東京オフィスに来るので顔を出すように言われていた。

…下の子は当然に保育園で楽しく遊んでいる、はずだった。

しかし、朝、

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42歳ワーママが思う、子育て中のキャリアアップの悩ましい点とどうにかなってるぽい人のタイプ

42歳ワーママが思う、子育て中のキャリアアップの悩ましい点とどうにかなってるぽい人のタイプ

まず、キャリアアップって言葉にひっかかるけど極めて感覚的な感想だけど、最近はワーママ界(?)では、キャリアアップという言葉も廃れているように思う。

アップ、というと、平社員が主任になり係長になり課長になり部長になり、と一つの会社でベルトコンベアに乗って競争しながらみんなが上へ上がる世界では、まぁ、意味をなすなぁ、と思うけど、ここ最近は護送船団方式とか終身雇用なんてワードは聞かなくなってきた。

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ワーママとキャリア。両立のためにしてきた選択を41歳にして振り返る。

ワーママとキャリア。両立のためにしてきた選択を41歳にして振り返る。

仕事と家事育児でパツパツの生活に限界を感じる。

それなのに、こんにちまで生き延びてきたポイントを探ってみたい。

独身の頃の思考〜市場価値独身時代に勤めた日系企業では、目の前の仕事以外のことはあまり考えていなかった。これがいけなかった。

新卒の会社で8年働きかろうじて外資系企業に転職するあたりで「市場価値」とか「雇用される能力」を考えるようになった。

ポイントとしては、求人が絶えずある専門領

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ワーママ。長年働くモチベーションとしてきたことが破綻してたので、改めて何のために働くのか考えてみた。

ワーママ。長年働くモチベーションとしてきたことが破綻してたので、改めて何のために働くのか考えてみた。

よくもまあ、40を過ぎてなお自分の生き様に悩めると思う。

最近、子どものことで悩みが多く、脳のキャパシティがキツくて仕事をする上で辛みを感じる。

もっと心や頭を、なんなら時間も使わずに働けないか…

もはやマジメに働けてるというレベルかも怪しいのに、情けない考えが脳裏をかすめる。

そもそもなぜ私は働きたかったのか。
世の中のため?誰かのため?お金のため?

皮を剥いでいくと一つの真理に辿り着

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