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ワーママ、パパの家庭内出世を願って1年。パパは出世したのか?

最近秋めいて涼しくなってきた。

たまには出勤するのもいいな、今日は出勤しようかな、出勤したらやっぱり捗るよなあ、と優雅に考えていたが…

(出勤日数に義務のない勤務形態なのです)

小学生と保育園児を送り出し、朝にとっ散らかった家を片付けて、出発直前に鼻血を出して着替えた小学生の服を洗って、パンパンのゴミ箱のゴミを出してゴミ箱の袋を交換したらもう、朝から疲れ果ててパワーゼロ。もう一度言います、出勤前にパワーゼロ。

「出社しなきゃ行けない日」じゃないと、出社はできないと悟った。

(ちなみに、昼に上司に声をかけられ出勤を決めた)

パワーゼロデーは、朝イチの会議がスッピンで、昼過ぎの会議から顔に化粧が施されているのがデフォルト。

こんな危機的な状況でも仕事を続ける私って、すごくないだろうか?すごいんです、自分で自分をほめたい。

さて、そんな朝からパワーゼロの私を尻目に出勤して行った我が夫。

我が家の運営において、スタープレイヤー(こんなへっぽこ主婦なのにまじで?)兼社長!を務める私に対して、彼は平社員をうたっていた。更に、いっとき降格して「パートタイム勤務」すら主張していた。

1年が経ち、パパは家庭内で出世したのだろうか?

結論から言うと出世はしていない。
というか、やってくれることは多少増えてはいるのだが、本人が出世する気がないとのこと。

課長や部長、いや係長でもいいのだが、私から責任を引き継ぐ予定がないとのことである。

なるほど、私は悟った。

彼の輝ける場所で、肩書きに関係なく、その力を発揮してくれればよいだろう、と。

楽しく家族みんなで暮らそうや。

そんな私は、自らにのしかかる責任を引き継ぐ先もなく、更に今後、ローンを組んだり新たな責任も背負うかもしれないことを鑑みて自分の地位に対して自分で積極的な評価をしていくことに決めたのである。

そして、この度私はよくがんばっている自分に対して「ある資格」を与えることにした。

それは…

憧れのクレドポーボーテのル・セラムを買う資格を取得したことを夫に宣言した!

美容家の先生方も愛用する名品、一本3万円近くする憧れの美容液を買う資格を自分に与えたのである。

資格を与えずに自分でさっさと買えばええやんという話もあるかもしれない。

しかし、私は、この、なんだかすごい人たちがこぞって使っていそうなラグジュアリーな美容液を買う資格を自分に与えることによって自分の頑張りをちゃんと評価することにしたのである。

そして、そのことを夫に高らかに宣言した。

これは、今後もこの資格に見合う仕事をする覚悟の現れということで…ちなみにまだ美容液を買っていない。

資格保持者って響きに酔っている。

とりあえず、この酔いのさめないうちに今日の仕事と家庭をがんばることにする。

自分で自分を認めるって案外大切なことなのかも?

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