- 運営しているクリエイター
記事一覧
5月29日(運動場で遊ぼうvol.7)
思わぬ炎天下の中、役に立つのは水鉄砲。チーム分けをしてゲリラ戦。水を浴びれば一気に涼しくなる。一番勇ましいのが4歳の年少の女の子だった。ひと段落したところでミニサッカー。ちょっと本気を出して子どもたちを蹴散らす。水を一浴びすると案外動けるのだということが実感。
5月22日(みんなでお散歩@リニモテラス)
ウォーキングにシャボン玉に和紙染め、謎解き、吹奏楽団、テニス、ボードゲーム、風船遊び、消防団。盛りだくさんのイベント。子どもがたくさんあそびにきてくれて、手伝ってくれた大学生と子どもたちで輪が出来上がる。座談会はできなかったけどそれはまたのお楽しみ。イベント全体で数百人は来場してくれたのではないか。
『子どもの心のコーチング』でABD
『子どもの心のコーチング』(菅原裕子著)を題材に、母性と父性、それぞれの重要性について話し合いました。無条件にかわいがり、甘えを受け入れ、子どもの行動の原動力を支える母性、そして責任や枠組みを身に付けさせ、子どもの社会科を支える父性の二つのバランスがとても大切であることが改めて再確認できました。一方で印象的だったのは、「親の問題も解決されるべきである」という筆者の言葉。私たち自身が自らの問題に向き
もっとみる『子育てで一番大切なこと 愛着形成と発達障害』でABD
『子育てで一番大切なこと 愛着形成と発達障害』(杉山登志郎著)を題材に対話しました。今回は若手の小学校教諭2名と妻。少人数でしたが、その分密な対話ができたと思います。話題になるのはやはり学級で行動面が気になる子ども。そういった子どもたちに背景には、どんなことが起こっているのか、想像するよい機会となりました。「発達障害」に対して最近よく使われるようになった「愛着障害」。じつは、こちらのほうが子どもを
もっとみる『オキシトシン 私たちのからだがつくる安らぎの物質』でABD
『オキシトシン 私たちのからだがつくる安らぎの物質』(シャスティン・ウヴネース モベリ著)を題材に対話しました。「闘争と逃走」に対して「安らぎと結びつき」の研究例はまだ少ない。それは、現代社会が目標達成のプロセスが重視されるからである。しかし、学習、創造性、成長、問題解決に対して、「オキシトシン」はとても重要な役割を果たす。
医師、教師、言語聴覚士という異色の組み合わせの参加者がそれぞれの専門分野
夫婦で本を薦め合うABD
妻が夫に『ベストパートナーになるために』(ジョン・グレイ)
夫が妻に『弱者の居場所がない社会』(阿部彩)
を薦め、それぞれが読んでABDを行いました。サマライズは目次から気になる箇所を部分的に行い、それぞれの本について対話をしました。
『ベストパートナーになるために』では、男女の特性から、互いにどのような声掛けをしていくとうまくやっていけるのかという視点を中心に対話しました。男性と女性の違い
『子どもの脳を傷つけない子育て』でABD
勤務先の同僚(教諭)と、『子どもの脳を傷つけない子育て』(友田明美)で、子どもへのアプローチや学校でできることをテーマに対話しました。
「教員として学習したいことが多いのにも関わらず、時間がない人が多い」「学習したい内容は多岐に渡るが、授業づくりや児童理解について学習したいという意見が多い」
というアンケート結果を基に行ったABD。子どもの心が養育者の働きかけでどのように変わっていくのかという視
『0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書』でABD
これからの子育てや教育にはとても難しさを感じるママ友でABDを行いました。読んだ本は、『0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書』(落合陽一著)。子育てや教育は、どうしても自分の経験に頼りがちで、自分が親や教師にしてもらったことをたよりに行うことが多い一方で、時代は大きく変わりつつあります。この本をきっかけに、時代の変化やこれからの子どもがどのような
もっとみる『世界史の針が巻き戻るとき』でABD①
『世界史の針が巻き戻るとき』(マルクス・ガブリエル著)で、オンラインのABDを行いました。はじめての哲学書のABDでしたが、本書は古典に比べて読みやすく、また社会学的な要素も強いように感じました。
本書でまず特徴的に思えたのは、トランプと習近平を例に挙げてポストモダンの問題点を論じているところでした。
このことを発端にして、ニーチェの想定した「超人」と「トランプ」「習近平」が深くかかわって
『世界史の針が巻き戻るとき』でABD②
マルクスガブリエル読書会二回目、今回は三章、『価値の危機』について読み解き、対話しました。はじめに出た問いは、「なぜ、ヒューマニティは認識できないのか」。私たちたちが生きる時代では、SNSや差別主義によって絶えず私たちのヒューマニティ(人間性)が覆い隠されています。ヒューマニティをきちんと見つめ、相手と向き合うことを、なぜわたしたちはできないのか。とても重い問いによって対話がスタートしました。
Abdで対話する「こころの世界」①~男・女・こども・家族・社会~
「男」「女」「こども」「家族」「社会」に関する書籍をテーマに、「こころ」について考える、読書会を行いました。
ファシリテーターからの方法と書籍の紹介をし、参加者が読みたい本を選び、電子版の試し読みをサマライズするところから会が始まりました。今回は、4つの本のイントロ部分だけを読んで「こころ」をテーマに対話しました。使用した書籍 「空気と世間(鴻上尚史著)」「子育てで一番大切なこと 愛着形成と
Abdで対話する「こころの世界」②〜家族・哲学・自己〜
アクティブブックダイアログで読み解く「こころの世界」、第二回も多元的に「こころの世界」について考えました。今回は家族、哲学、自己をテーマに、第一回を振り返りながら対話しました。
脳科学を発展することで、私(自己意識-こころ)を知ることができるという神経中心主義を批判するガブリエルの本(「私」は脳ではない 21世紀のための精神の哲学/マルクス・ガブリエル)を読んだ参加者が脳科学学会員だった(!?)
オンライン読書会「きょうだいコンプレックス」①
この日は『きょうだいコンプレックス』でオンラインABDをしました。この本は個人的にはとても思い入れのある本で、このイベントはしばらく続けていこうと考えています。
さて、今回読んだ章では、養育者(特に母)と子の愛着がどのようにつくられ、それがきょうだい間にどのように影響を及ぼすかという内容が、具体的な例を踏まえて書かれていました。特に、自己愛の強い親と子どもとの関係はうまくいかないことが多く、子