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ビッチシリーズ

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#女性起業家

女の子と、キス

女の子と、キス

起業家という道を経て、今は二作目の出版を目指している橋本なずなです。

おはようございます!
きっとこれを朝に読むあなたは、立派な社会人なのでしょう。

朝から何を書いてんだ、と思われそうなタイトルですが、残念ながら私の中では今はまだ夜。
昨夜の酔いが抜けておらず、数時間眠った後にnote書きてぇとうずうずしたので書いています。

これを書き終わる頃には太陽はきっと顔を出しているけれど、私は再び眠

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グッバイ・ビッチ

グッバイ・ビッチ

起業家という道を経て、今は二作目の出版を目指している橋本なずなです。

やるせない心を抱えていた。
母の四十九日、法事を終えた私は電車に揺られていた。

いつもよりも少し濃いメイクで、身体のラインが浮き出るニットを選んで、ジルスチュアートの香水を纏っていた。

目的はお酒でも、食事でもない。後腐れのない身体の関係。
誰でも良かった。私の過去や現状を知らず、余計な情けをかけられない相手ならば誰でも。

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ビッチだった私を愛せる歌

ビッチだった私を愛せる歌

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代表の橋本なずなです。

ミュージシャン WANIMA さんの『いいから』という歌を知っていますか?

私が過去に書いたnote ビッチだった私のこと 、まさにこの当時よく聴いていた歌のひとつです。
歌詞を一部ご紹介させていただくと、、

ええ、お察しの通りこれはセックスを表現した歌なのでしょう。

18、19歳の当時、私

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セックスが好きだって、どうして言っちゃいけないの?

セックスが好きだって、どうして言っちゃいけないの?

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代表の橋本なずなです。

私の胸は小学四年生の頃には膨らみはじめていた。

高校に入学すると上級生の男子生徒が私を見てヒソヒソと話していた。
今年の一年生には巨乳ちゃんがいる、って。

走るだけで笑われた、だから体育は嫌いだった。
生徒はわざわざ男女別に分けられるのに、水泳の授業になぜ男性教員が立ち会うのかと疑問だった。

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男性が女性の“性”を消費するという無意識的バイアス

男性が女性の“性”を消費するという無意識的バイアス

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代表の橋本なずなです。

一ヶ月ほど前の話、ずっと気になっていた男性と食事に出掛けた。

それまで彼には “優しい” という言葉が似合う、柔らかい雰囲気を持つ人だと思っていた。
だけど食事をして思ったことは “この色男はなんだ?” という感じ。
もちろん優しいことに変わりはないが、なんというか色気がある。モテそうって思った

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私が童貞クンを好きな理由

私が童貞クンを好きな理由

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代表の橋本なずなです。

『性癖って、幼少期に決まるらしいですよ』

へぇ、興味深いですね!と相槌を打ちながら、ほんまかいなって半信半疑な自分もいた。
性に真摯な彼女の話は面白い。

今、時間もお金も体力も気力も、ありとあらゆるコストを掛けて取り組んでいることがある。
まだ公にはできないけれど、私にとっては 大きな作品 に

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人は鏡、私はもうビッチじゃない。

人は鏡、私はもうビッチじゃない。

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代表の橋本なずなです。

これは、先日の失恋の後日談です。
(失恋の記事はこちらから)

推し客さんのお手紙をもらった後、私は同じアルバイト先の女性二人に今回の一件を報告しました。
しかし事が事なだけに “フラれたこと” よりも “紳士的すぎる対応” に焦点が当たって、私たちは女三人で拍手喝采。
良い恋愛だったね、とひと時の

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脱ビッチの真髄

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代表の橋本なずなです。

先日、1年ぶりくらいに友人と会いました。
その友人は昔からの付き合いで、当然ビッチだった私のことも知っていて。
久しぶりに会った私は “脱ビッチ” したことを話しました。

「 脱ビッチしたの! 」
『 えー、ホントかなぁ?笑 』
そう言って友人は意地悪に笑っていたけれど、私は本当に自信を持って、

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※これはノンフィクションです。

※これはノンフィクションです。

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代表の橋本なずなです。

私は、嘘が嫌い。
嘘と、その類のモノが嫌い。

——— 19歳の頃、私はビッチだった。
好きでもない男性が相手でも、人の喜ぶ顔が見たくて。
何の長所もない私でも生きていていい、ここに居ていい、ただそう思いたくて身体を捧げていた。

当時の私はというと、
ダンサーを志して高校卒業後すぐにニューヨーク

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