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パーキングエリアにて
月と朝焼けが向かい合っている
パーキングエリアは真っ二つになっていた
僕はきっとその継ぎ目に立っている
そういえば冷たさが肌を包んでいた
静けさは
無音の上に立っていた
世界はパノラマに囲まれている
こちらからあちらへ
たぶん
あと一時間
僕は眠れるだろうか
どちらとも言えないところで
24/4/18 買い過ぎた珈琲
カツ丼の蓋を開ける。湯気が膨らんで散っていく。ふと今日で団地に引越して1年が経ったことを思い出した。
卵と衣、さらに言えば蓋もか。三重に閉じ込められた肉は、肉のたんぱくな味を残しているように思う。周りは全てタレのしょっぱい味にひたっている。細切りの玉ねぎが少しとがった食感。タレで少しとろけそうな感じと、ご飯と肉のしっかりとした味わい。力強さとまどろみのような。
おつりは200円だったけど、20