24/4/29 道に迷ってるのではない
朝起きる、体が少し冷えている。バイクが長く止まっている音でふと外を見る。いつもの待ち合わせだった。
髪がかなり伸びたので、朝から髪を切りに行く。9時に予約をしている。
髪を切って、ロイホで5月を控えた新緑を眺める。贅沢な朝。気分がはずむ朝。斜め前の席に、後ろ姿が小鳥書房店主の落合さんにそっくりな人を見る。パソコンを開いて作業をしているのも、落合さんを思わせる。落合さんは今このまちにいない。このまちとまちの人の落合さんへの恋しさと、落合さんのこのまちへの恋しさが合わさった幻なのかもしれない。でも振り向いた顔は全然違う人だった。
家に帰ってふと鏡を見る。自分の顔の形が変だなと思う。こめかみの凹みが気になる。
夜はOMIYAGE TRACKS(みんなで順番に曲をかけて、プレイリストにしてお土産として持ち帰るという飲み会)。
回鍋肉を作る。前に作ったときは肉の水分が完全になくなるまで炒めようとした結果、肉が硬くなったけど、今回はうまくいった。美味しくできた。
OMIYAGE TRACKSでは、友達が自分の葬式のときではなく、生まれてくるときに聴きたかった曲というテーマで選曲していて、面白いテーマだと思った。その提案した友達か他の人かは忘れたけど、William Tellをかけていて、みんな爆笑していた。みんなといってもいい時間になっていたので、少ない人数になっていたけど。でもこの時間にも合うテーマだった。僕は生まれてくるときではないけど、自分のテーマソングをかけた。井上陽水の『スニーカーダンサー』。前に友達が歌詞がジマーマンっぽいと言って、確かにそうかもと思って気に入っている。
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