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ステキノート

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noteに溢れる沢山の素敵。 その中に埋もれてしまわないように。 何度でも読み返せるように。 他の方の記事をまとめています。
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#本

乗り換えついでにささっと訪問。「駅図書館」に行こう!! ~全国の駅図書館コンプリートリスト~

乗り換えついでにささっと訪問。「駅図書館」に行こう!! ~全国の駅図書館コンプリートリスト~

「旅のついでに図書館へ」をテーマに、青森県津軽地方で発行されている新聞「陸奥新報」で「図書館ウォーカー」というエッセイを連載中です。

連載前からすでに訪問していた百数十館をはじめ、連載後もちょこちょこ全国の図書館を訪ね歩いております。

今まで計200館近く図書館に行ったのですが、ほんとうにバラエティに富んでいます。まさにダイヴァーシティ! 建物のデザインがカッコいい館、きつい坂の上に建っていて

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つながる読書:『名場面でわかる 刺さる小説の技術』

つながる読書:『名場面でわかる 刺さる小説の技術』

つながる読書、第2回。
第1回からだいぶ間が空いてしまいましたが、まだやります。
今回の本は、前回の『夜は短し歩けよ乙女』から京都つながりで、京大出身の三宅香帆さんの本をチョイスしました。

前回はこちら↓

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いつか書いてみたいもの。それが小説。
読むのは好きだけれど、書くのはなかなか手を出せていない。それには理由がある。

実は、小学生の

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ブックオフは本好きにとっての遊園地

ブックオフは本好きにとっての遊園地

私は月に30冊ほど本を買う。

すべて新刊だと破産してしまうので、割合としては古本が多い。

そんな私が足繁く通うのがブックオフだ。

家の近くのブックオフはもちろん制覇済み。

車で出かけたときに未知のブックオフが目に入るとついつい寄ってしまう。

本好きの間でも愛好者が多く、こんな本まで出ているくらいだ。

何がそこまで本好きを魅了するのか。

それは、ブックオフにレジャー性があるからではない

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積読の効能

積読の効能

書店員をやっていると、よくお客さんから言われるのが「でも家では積読をしちゃっててねえ」というものだ。
積読(つんどく)というのは文字通り本が積まれている様子で、買ったのに読んでいない本がたくさんあることを表す。
そんなふうに言うお客さんに私はいつも決まって「でも私は積読肯定派ですよ」と返す。

私には「積読をするから人は本を読む」という持論がある。
読書はタイミングである。読みたいときじゃなければ

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ChatGPTに戸惑っている人が読むべき「すごいSF本」名著4冊

ChatGPTに戸惑っている人が読むべき「すごいSF本」名著4冊

『「これから何が起こるのか」を知るための教養 SF超入門』著者・冬木糸一インタビュー

話題沸騰「ChatGPT」の先に見る未来――冬木さんが厳選してお勧めするSFをテーマ別に紹介していきたいと思います。まずは、「最新テクノロジーを考えるためのSF」というテーマで選んでいただけますか?

冬木糸一(以下、冬木):最新テクノロジーということでまず外せないのは、昨年末から話題沸騰中の「ChatGPT」

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おすすめ選書番組3選

おすすめ選書番組3選

自分で選んだ本だけを読んでいると、思考が広がっていかない気がするので、なるべく他の人がおすすめする本を読むようにしています。

とはいっても、周りにはあまり本の話ができる人がいません。職場でも、なぜか同僚とは本の話にはならない…。

そこで私は、「本の目利き」達による音声配信番組を聴いて、自力では出会えなかったであろう本との出会いを楽しんでいます。

今日はその中からおすすめの番組を3つ、ご紹介し

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あっちこっちと、渡り歩くから読書はたのしい

あっちこっちと、渡り歩くから読書はたのしい

ふと、僕のnoteにそっと現れたこちらの記事。おすすめに出てきました。

内容はとってもおもしろかった。最近はもっぱら読書がデジタル化している僕からすると、「紙の本もやっぱり捨てがたい」と図書館員なら忘れてはならない感情をおもいだすきっかけにもなった。

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「読書はRPGだ」

上記記事にもあるように、読書はつぎの読書を刺激するのが読書のいいところだとおもう。僕も人生初めての読書は、たぶん

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「オススメ本」「これから読む本」「読んだ本」「激推し!オススメ本」「読書のキロク」

「オススメ本」「これから読む本」「読んだ本」「激推し!オススメ本」「読書のキロク」

専門家じゃない個人が本を紹介するって、なんかハードル高め?、とか。そんな心配はご無用でございます。

本の内容とは違う部分のこと(文字が大きくて読みやすい、著者の写真うつりが良い、とか、)どんなことも記事になりますですー。

当記事では、noteにさくっと本の感想を書くイメージで画像を作りました。ぜひお気軽にー使ってねー。

ーー以下雑談でございますーー

近年「紙の本」という名詞が誕生したように

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読書が好きになるきっかけは?

読書が好きになるきっかけは?

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

先日、本を読むきっかけはなんだったかという話なった際、なかなか興味深い話を聞いた。私の場合は、中学時代に読んだ本が面白かったから、そのまま読書好きになったタイプである。

読書好きになるには3つのパターンがあると私は考える。

一つ目が、子供の頃から本に触れる環境に育った人。両親が本好き、家に本が沢山あった、地方出身の方だと家のテレビがNHKと地方のテレビ

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書店を始めます~好きなものを好きっていうのって怖いけど~

書店を始めます~好きなものを好きっていうのって怖いけど~

はじめまして。toki books 〔トキブックス〕と申します。
アドレスは本の街神保町、だけれどもWEB書店としてスタートします。

本屋開業はずっと夢だった…というわけではないのです。
ただずっと本(本と漫画と雑誌)とともに人生を歩んできました。
そしてこと本に関しては、とてもツイているのではないかと自負しています。

必要な時に、必要なタイミングで、まるで偶然のように出会ってくれた本たちは、

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紙の本大好きってみんなに言い隊/新しい本を買ったよ

紙の本大好きってみんなに言い隊/新しい本を買ったよ

こんにちは!
此島このもです。

きのう本屋さんに行って新しい本を買ってきました。

新しい本っていいですね☺️

私は紙の本大好きってみんなに言い隊に所属しているので、紙の本を所有する楽しみについて書かないわけにはいきません! さあ、みんなついてきてくれよな!!

本棚に置いておきたくなっちゃう本とは紙の本の醍醐味はやっぱりそのものを所有できるところ。

本棚に置いておきたくなっちゃう本、という

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新書を読んでみよう!

新書を読んでみよう!

こんにちは、Yukiです。

新型コロナウイルスの感染が拡大してから早くも2年が経ちました。その間、様々なことが起きましたが、その1つが独学に対する注目が高まったことだと思います。

そのきっかけは、読書猿氏の『独学大全 絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法』が発売されたことではないでしょうか。

現在では20万部を超え、電子版のみですが公式副読本も発売されています。この本の発

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新書はいいぞ、楽しいぞ

新書はいいぞ、楽しいぞ

大学生のころ、読書の時間はたっぷりあった。

電車で片道2時間半という通学は、毎日が小旅行。スマホやケータイもない時代だったので、通学のお伴は文庫本。小説ばかりを読んでいた。

「新書」というものがあるのは知っていたが、新書は「おじさん」が読む本だと決めつけていた(偏見極まりない)。

新書をはじめて読んだのは、最初の育休中。市の図書館で手にとった。

慣れない育児がスタートし、分からないことだら

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私は、本屋をつくりたい。

私は、本屋をつくりたい。

それはまだ、
誰にも見せたことの無い一冊のノート。

新しくページをめくり、
あらわれた真っ白な紙に
ようやく決定した店名を書き込みます。

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時 ノ 栞 書 店

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以前はカフェ機能を重視した計画だったけれど、
どちらかと言うと今は
「本屋」としての色を
つよく出したいと考えています。

あたたかい小説と

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