長屋 正隆

1996年生まれ。京都から東京へ。「より少なく、だからより深く」をモットーに。朝7時を…

長屋 正隆

1996年生まれ。京都から東京へ。「より少なく、だからより深く」をモットーに。朝7時をめやすに、日常の思考や学びを千文字ほどの文章にして綴る。 | 心地よく働く・京都と歴史を愉しむ・丁寧に暮らす |お仕事のご依頼等のご連絡は、ma.nagaya1043@gmail.comまで。

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profile | 長屋 正隆

どうも、長屋ともうします。 はじめましての方は、ご覧いただきありがとうございます。いつも読んでくださっている方は、改めてよろしくお願いします。 本記事は、固定用プロフィールです。 (2024年 4月 5日更新) ◆◆◆ 名前長屋 正隆 Masataka Nagaya 本名ではなく、いわゆるペンネームというやつです。由来は、日本の古代史にでてくる「|長屋王」から。小学生ぐらいの歴史の授業で、彼の邸宅跡の写真をみてから歴史に興味をもちました。そのことが僕が歴史や本を好

    • “目標”のない人生をめざして

      僕がめざすべき理想の生き方のひとつに、「丁寧に、好きなことをして暮らしたい」というものがある。我ながら使い古されていて、誰もが「そりゃそうだろ」と思いそうな生き方だと思う。 だけど、それでもけっこう本気で「これを叶えたい」と日々心のなかで繰り返しながら生きているのも事実だ。お恥ずかしながら。 こういったときに思い出すのが、 「人生に、理想や目標は必要なのか」 これである。 忙しい現代人にとって、多かれ少なかれ誰もが一度ぐらいは頭を悩ませたことがある、にがい問いではな

      • 500km離れて暮らしたことが、「いい経験だった」と笑い合える日まで

        僕はいま、毎日スーツを着て走り回っている、というほど慌ただしくはないのだけれど、建築関係の会社へと転職をするためにせっせと活動をしている。 昨日も面接だった。今日もこれから面接がある。ちなみにどちらも、本社が23区内にある「木造住宅」がメインの会社である。 僕のnoteをふだんから読んでくれている方はもしかしたら、「いつまで転職やってんねん」と思われたかもしれない。僕自身もそう思うのだけれど、GWと重なっていたり、活動拠点を関西から関東に移したりしていたので仕方がないなと

        • 1200年の京都の歴史は、実はちっぽけで些細なできごとの繰り返し

          みなさん、今年のGWはいかがお過ごしですか? 僕はと言うと、 図書館でのしごとが無事に終了し、5月は自宅で過ごす時間ばかりになってきている。そんななかYouTubeを眺めていたら、これらの動画が目に入り、つい観入ってしまったりもした。 「クイズノック」と呼ばれる彼らは、東京大学を中心とした高学歴な人たちで集まり、テレビやYouTubeなどで学びの楽しさをつたえる活動をしている。僕も、けっこう初期の頃からチェックしていて、わりと好きなYouTuberだ。それほど頻繁に観て

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        記事

          どれだけ世界がデジタル化しても、図書館のような「学び」を創れる大人でありたい

          この4月末をもって、僕の図書館での勤務が終了する。厳密には4月30日に最後の出勤日がひかえているため、まだ終わったわけではない。ちなみに、29日の昭和の日は休みだ。ただ、30日は「蔵書点検日」のため、カウンターを挟んで利用者と向かい合ってしごとをすることはもうない。 図書館が職場になってからというもの、1年と5か月ほどの月日が経過した。やめる決断をしてから、とくに最近は、図書館についてこう思うようになった。 ほんとうにありがたい環境だったな、と。 僕が勤めていたのは、大

          どれだけ世界がデジタル化しても、図書館のような「学び」を創れる大人でありたい

          『アイシールド21』から、かっこいい生き方を学んだ

          子どもの頃から大好きだった漫画、『アイシールド21』を読み返してみた。 全部読み返したわけではないのだけれど、当時の雰囲気に浸ってみたことで、子どもの頃には気がつかなかった発見がたくさんあって、noteに書けると思ったのだ。 知らない方のために書くと、まずあらすじはこう。 僕自身、アメリカンフットボールをやったことはないし、生どころか動画ですら試合をフルで観たことがない。つまり、ルールもなにもかもを知らないまま子どもだった僕はもくもくと読んでいた。だが、読むだけでたいて

          『アイシールド21』から、かっこいい生き方を学んだ

          「京都らしさ」を、考える

          このたびいろいろと訳あって、5年以上も暮らしてきた京都を離れることになった。こう書くと、いかにも被害者みたいに聞こえるかもしれないけれど、もちろん決めたのは僕自身だ。 僕が考えて彼女に提案をし、時間はかかったが受け入れてくれたので、僕の転職と彼女のしごとの異動願いが叶いしだい、ふたりで僕の実家にちかい関東に居をうつすことにした。そのため、彼女が来られるまでは僕は実家暮らしにもどることになる(そこだけが不安)。 詳しい内容は、後日また別の記事に書けたらと思う。焦らすつもりは

          「京都らしさ」を、考える

          僕とnoteと、五月病

          五月病、というものだろうか。 ここ最近、noteにたいして消極的な感情になることが多い。まったく書く気が起こらなくなったし、書くことがめんどくさいと思う日も少なくない。いまもそれらのきもちがないわけではないのだけれど、多少はやる気になってきたのでパソコンを開いてみている。 なんでだろう、と考えてみた結果、あるひとつの結論に思い至った。 「いい記事を書きたい」 このきもちだけが先行してしまっていて、書くハードルがそびえ立っているのだと思う。実力もないくせに、これはよくな

          僕とnoteと、五月病

          知識より、「経験と熟考」が大切

          noteでも有名な、野本響子さんのこのVoicyを聴いた。この方の放送については、僕は最近になってから聴き始めた。noteもまったく読んだことがなかったし(こんなに有名な方だということも知らなかった)、聴く前は自分にも他人にも厳しそうな印象が勝手に僕のなかであったのだけれど、声を聴いて「意外と優しそうな方だ」と安心した。 さて、肝心の放送について。この「ChatGPTのコピーになっても仕方がない」という話は、いたるところで耳にする。AIに仕事を奪われるから、AIにはできなく

          知識より、「経験と熟考」が大切

          山がある、川がある、それでも京都人は、「植物園」に行きたいと言う

          昨晩は、冬物の寝具に後悔をした。「さすがに毛布は今晩で片付けるかな」と決意をしながら、僕は半袖半ズボンの少年みたいな格好で寝ることにした。 朝起きて、さすがにまだ朝は冷えるな、と昨夜の考えを改めることになった。毛布にくるまりながら、なかなかベッドから出られなかったのだ。 4月のなかば、数日前まであんなに堂々としていた桜が散り、かわりに緑の葉が風にゆられる日曜日の朝。僕も彼女も仕事が休みだったのだけれど、とくに予定もないので家で資格試験の勉強でもしようかな、と話をしていた。

          山がある、川がある、それでも京都人は、「植物園」に行きたいと言う

          ありがとう、半沢直樹

          相も変わらず、読書をしている。転職で忙しかろうと、結婚の準備?で忙しかろうと、資格の勉強をやっていようと、相もかわらず、読書をしている。 いまもどっぷり、「半沢直樹」にハマっている途中だ。 いまは3巻目の『ロスジェネの逆襲』というタイトルがもう少しで読み終わるところ。 ロスジェネとは、つまり、ロストジェネレーションのこと。1巻目と2巻目が、「バブル期」に大手銀行へ就職した半沢たちを中心に描いているのにたいして、3巻目は、「就職氷河期」に新卒で就職活動をしていた「ロスジェ

          ありがとう、半沢直樹

          時間にも“住所”を与えたい

          物の住所、つまり定位置を定めておくとあとがラクだ。探し物をする際にもムダな時間が減るし、つねに片付ける習慣ができるために部屋がスッキリとした印象になる。 お金も、給料が入った段階で、先に貯金として一定額をまわしておくほうがいい。逆に、「余裕ができたら貯金をしよう」と思ってできている人を僕は見たことがない。 話は変わるが、忙しい、時間がない、そうやって最近の僕は、本当にやるべきことが目に見えていなかった気がする。同時に、本当はやらなくてもいいことを頑張ってやろうとしていた。

          時間にも“住所”を与えたい

          書きたいことはちゃんと溜まっているんですけど、転職がいよいよ大詰めで、資格の勉強も本気でやりたいので、noteの毎日投稿は諦めます! 書きたいときにコツコツとやる、が僕にはやっぱり合っているようです。 これからも、朝7時をめやすに月20記事ほどのペースで投稿していきます!

          書きたいことはちゃんと溜まっているんですけど、転職がいよいよ大詰めで、資格の勉強も本気でやりたいので、noteの毎日投稿は諦めます! 書きたいときにコツコツとやる、が僕にはやっぱり合っているようです。 これからも、朝7時をめやすに月20記事ほどのペースで投稿していきます!

          面接における、「緊張感」

          この「転職で思ったことシリーズ」も、もう少しで終わるのだろうか。現実的には終わらせたいものの、ふだんの生活では気がつかないことまでわかったりするので、すこし名残惜しいきもちもある。 当たり前なのだが、企業というのは、企業の数だけ“色”がある。個性とも言い換えられるが、企業の個性といっても、よく考えると奇妙に聞こえる。本来、企業じたいに意思や表情はない。どんな企業にも最初は創業者がいて、その人物の理想や想いが、いつかだれかの共感を生んで大きくなっていく。だから、そこで働いてい

          面接における、「緊張感」

          求められている記事と、書きたい記事の狭間で揺れ動くための春

          最近、じぶんのnoteのホーム画面に手を入れた。プロフィールなどは、これまでにもけっこう頻繁に気にかけていたのだけれど、今回、マガジンを3つ新しく追加してみた。 宣伝をしたいわけではない。全くないことはないのだけれど(笑)、そうではなくて、「じぶんのnoteでマガジンにまとめたくなるぐらい書いてきた、あるいはこれからも書き続けていきたいのが、これら4つのテーマだった、ということだ。ちなみに、ベスト・エッセイはテーマに縛りを設けていない。 ほんとうは、ひとつのマガジンにはひ

          求められている記事と、書きたい記事の狭間で揺れ動くための春

          積み重ねてきたものを壊して、また積み重ねていくということ

          noteを日々、運営している。運営っていうけどそれほどたいそうなことをしているのかい、と言われたとしたら、記事を書いてたまにプロフィールに手を入れるぐらいです、と卑屈になるのだがそれでもいい。 もはやここ数年、noteのために生きているのか、生きているからnoteを書くのか、手段と目的の境界がかぎりなく曖昧になってきている。 ただ、つらいこともある。いや、つらいというと大袈裟だけれど、フォロワーが減ったときはやはり気にする。時間をかけて書いた渾身の記事に、思っていたよりも

          積み重ねてきたものを壊して、また積み重ねていくということ