マガジンのカバー画像

それ、幻想かもよ!

552
本当の自分とか幸せとか、そういうのって全部幻想かもしれないよ。
運営しているクリエイター

#結婚

「金がないと結婚できない」を否定する高齢・高収入・好環境者

「金がないと結婚できない」を否定する高齢・高収入・好環境者

これも飽きるほど何回も言ってることだけど、人間の本性なんてものは大昔の奈良時代だろうが現代だろうがたいして変わらない。

しかし、本性は変わらなくても、環境は変わる。環境が変われば当然そこにいる人間の行動は変わる。心の中で何を思っているかはわかりようがないので、目に見えるアウトプットとしての行動だけが見える化される。
しかし、行動は必ずしも「変わらない本性」通りではなく、時代時代の環境に応じて、定

もっとみる
実質賃金がたった1%プラスになっただけで「明るい動き」?

実質賃金がたった1%プラスになっただけで「明るい動き」?

林芳正官房長官が、8/6の記者会見で、6月の実質賃金が前年同月比1.1%増になったことに対して「賃上げの明るい動きが明確になってきた」と述べたらしい。

明るい動き?

確かに、6月の実質賃金は前年同月比プラスにはなったがそれまで27カ月連続でマイナス続きだったことを忘れてやいないか?

27か月ということは2年以上もずっとマイナス続きだったわけで、つまり2年連続マイナス。単に比較対象の2023年

もっとみる
お仲間集めて自分らの懐を潤すことだけ考えている人達

お仲間集めて自分らの懐を潤すことだけ考えている人達

少子化は婚姻減であるということを言い続けてきて、それはやっと政治の世界でも認識されてきたと思ったら、今度は「婚活支援だ」とか短絡的に言い出してるのは、ホントにどうしようもないとしか言いようがない。
とはいえ、官僚は頭がいいのですべてわかった上で「本気でやる気はないけどやった感だけ出す」ってことをさせられているのだろう。

この件について、以下のようなヤフーコメントを出した。

これには、1.2万以

もっとみる
親が子の結婚に奔走する時代への先祖返り

親が子の結婚に奔走する時代への先祖返り

子の就職に親が関与する時代へ。

まあ、今までも就職に関して「親のコネ」というものはあって、それこそテレビ局とか広告代理店なんかには、政治家や芸能人、財界人、由緒ある家柄の子どもが一定数コネ入社してきている。当然、会社はコネ入社ではないと言うだろうが、周りの人間は誰もが「コネだろ」と思っている。
相当数の実例を知っているが、いちいちここで名前をあげるといろいろ面倒なのでそれはしない。
コネが悪いこ

もっとみる
小池都政8年で滅茶苦茶減ってしまったもの

小池都政8年で滅茶苦茶減ってしまったもの

東京都知事選挙が近づいてきましたが、現職の小池都知事はまだ正式に出馬表明していない。一部では「出馬しないのでは?」という論もあるが、まあ出るだろうと思う。

というのも、もう小池氏の女性初の首相という目はないからだ。本来ならば、国政復帰して9月の総裁選に打って出るという戦略があったはずで、そのために八王子選挙の応援などもあったのだが、そもそも総裁選まで総選挙が行われない雲行きになった。首相になれな

もっとみる
「己を知る」ために必要な「ありがとう」の言葉

「己を知る」ために必要な「ありがとう」の言葉

社人研の2024年推計結果が発表されて、各メディアが以下のような記事をあげているんだが…

高齢者が増えるのは今に始まったことではないし(現に日本今世界一の高齢化率の国)、単身世帯が増えるって話も実際に世帯類型別で単身世帯が「夫婦と子」世帯を抜いてトップになったのは2010年の国勢調査段階だし、単身世帯が4割になるという推計も5年前の社人研の推計で発表していることであって、特に「急にふってわいた話

もっとみる
女性の高学歴化と社会進出が起こす「結婚と出産のインフレ」ジレンマ

女性の高学歴化と社会進出が起こす「結婚と出産のインフレ」ジレンマ

台湾の若者を取り巻く問題が日本や韓国に酷似(中国とも)していて、誰が考えても問題の本質は経済的な問題だと思うのだが…。

そんな中、久しぶりに支離滅裂な出鱈目な話を目にしたので言及したい。但し、これは厳密には少子化について言及したものではないが。

日本と韓国と台湾の年齢別の女性労働力率のデータを比較して、日韓でいわれているM字カーブが台湾には見られないことから、

そして、それは「小さな子どもの

もっとみる
「吾輩は猫である」にて予言されていた結婚滅亡

「吾輩は猫である」にて予言されていた結婚滅亡

夏目漱石の「吾輩は猫である」という有名な小説がある。題名なら誰しもが知るところだと思うが、あれに書かれている内容を今も覚えている人は少ないだろう。

覚えているのは大体、冒頭の「吾輩は猫である。名前はまだない」というところだけだ。

かくいう自分も、小学校あたりの読書感想文のために読んだ記憶があるが、覚えているのはなぜか主人公の先生(漱石がモデル)が、自分の鼻毛を原稿用紙に几帳面に並べていく様を猫

もっとみる
見せたくないモノを見えないようにする 

見せたくないモノを見えないようにする 

こちらの動画を見て、どのカップの中にモノがあるかをじっくり観察していただきたい。別に手品ではないのでちゃんと見ていれば100%当たるはず。時間のない人は1分15秒すぎくらいからみればいいと思う。

動画の中でネタバレしているが、ほとんどの人はここに出てくるアヒルの存在は見えなかっただろう(最初から知っていれば簡単にわかるのだが)。

元ネタは2004年にイグノーベル賞を受賞した有名な「見えないゴリ

もっとみる
ウガンダからの留学高校生に教えられたこと

ウガンダからの留学高校生に教えられたこと

テレ東でやってる「YOUは何しに日本へ?」をたまたま見たのですが、そこで密着取材されてたウガンダからの留学高校生ニコラスくん。

高校から留学してきたのに、日本語も堪能で、しかもちゃんと敬語も使い分けるし、日本人が書けないような漢字まで習得している。謙虚で礼儀正しくて、決してオラオラもせず、かといってウェーイでもなく、物静かでとても冷静。
高校では生徒会長もやるくらいだから、同級生からの人気もある

もっとみる
利権に群がる政治家と我利業者が少子化を加速させる

利権に群がる政治家と我利業者が少子化を加速させる

久しぶりに呆れたニュースを見た。

毎年のように「今年がラストチャンス」とか言っているんだが、閉店セールといいながらいつまでも閉店しない店みたいなことしている場合か?

出生数が増えないことは、1990年代後半からゼロ年代頭にかけて第三次ベビーブームが来なかった時点で確定している。一人当たりの母親が産む子ども数が減っていないのに、全体の出生数が減り続けているのは、そもそも産む母体の数の減少「少母

もっとみる
フィンランドを見習うのであれば、ありのままの現状を見よう

フィンランドを見習うのであれば、ありのままの現状を見よう

一時期「少子化対策は北欧を見習え」みたいな話がものすごく流行った時期があって、Xで界隈が叫んでいるだけならまだしも、大新聞やテレビまでがそれを言いだしてうんざりしたことがある。

まず、事実を正確に認識することが大事。

世界最高レベルの子育て支援と言われてきたフィンランドでさえ出生率は1.26にまで激減している。1.26は2022年の日本の数値と一緒で、その時は「過去最低の出生率」とかでマスコミ

もっとみる
構造を理解しないと無駄な負け戦をする

構造を理解しないと無駄な負け戦をする

恋愛なんて平等なものではありません。
そんなことはみんな薄々気付いていたでしょ。まあ、恋愛どころかこの世の中平等でなんかあるわけがないのだが、その辺は置いておいて恋愛の話をば。

男も女もモテる奴は一部。その一部の恋愛強者に集中する。よって、恋愛は1対1になんかならない。一部の強者総取り現象になります。わかりやすくいえば、浮気、二股三股ということです。

ただ、そうした状態も「若気の至り」で若い時

もっとみる
2023メディア出演まとめなど振り返り

2023メディア出演まとめなど振り返り

今年も間もなく終わろうとしています。
毎年恒例ですが、個人の備忘録としてまとめを載せておきます。ありがたいことに今年もなんだかんだたくさん仕事をいただきました。

特に、今年は本を2冊出しているのがトピックス。

個人的には、青森の三内丸山遺跡、鳥取砂丘、出雲大社という今まで行きたくて行けなかったところに行ったのがよかった。

三内丸山遺跡

鳥取砂丘

出雲大社

以下順にメディアなどに出た内容

もっとみる