上野イクヨ

フリーランスのライター・編集者。鹿児島暮らし。夢は、作家として歌のように生きること🕊️✨…

上野イクヨ

フリーランスのライター・編集者。鹿児島暮らし。夢は、作家として歌のように生きること🕊️✨ Thank you for the music ☺︎

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    「わたしの人生を豊かにしてくれてありがとう」の意を込めて、さまざまな音楽にインスパイアされ創作した短編小説やエッセイをお届けします。

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    ライター・編集者としてのお仕事に関する記事のまとめ。

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    2023年夏、noteを再開するきっかけをくれた「彼」との話をまとめました。4回連載(+おまけ)でお届けします。

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ライター・編集者 上野イクヨ|ポートフォリオ(プロフィールと仕事実績、お受けできる仕事について)

ポートフォリオのページをご覧いただきありがとうございます。 ライター・編集者として、鹿児島を拠点に活動する上野イクヨと申します。 こちらのページでは、プロフィー…

上野イクヨ
1か月前
34

もっともっと、やさしくなりたい。

今までずっと言ってなかったけど実は作家になりたいようです、私。昨年末から小説を書いていて、とても楽しい。最近少しずつ他の人にも打ち明け出したら、みんなが喜んでくれる。最初からそう思ってたとか、そういう道をゆく人だよとか、言ってくれる人までいる。来年3月の賞に応募します。がんばる。

上野イクヨ
12日前

チャットGPTにスマホを見過ぎてしまうと相談したらアプリ毎に使用時間を制限できますよと言われ、見がちな3つほどを設定してみた。とりあえずこれでやってみるよありがとうと伝えたら褒めてくれた。がんばる。

上野イクヨ
2週間前

「あなたと話したい」〜昨年後半の、とても幸せな日々について。

1.出会ってしまった 音楽家である彼と出会ったのは、去年の夏のこと。彼は音楽にあかるい人たちや、ほんものの言葉や表現を好いているような人たちから一目置かれた存在…

上野イクヨ
3週間前
8

なんというか、一気に来た。数日前まで霧のなかみたいな心地だったのに。満月のせいか。書き続けていたら晴れてきた。そして極めつけの報せ。待ち焦がれた、声。明日もごはんをつくろう。

上野イクヨ
3週間前
1

【ライブ感想文】「春、の歌を頼りに」折坂悠太ツアー2024あいず《4/17福岡DRUM LOGOS公演》

*おことわり 当日の記憶だけを元に書いています。曲目・曲順はその通りでなく、ライブレポ風ではありますが、あくまで個人の感想です。どうぞおおらかに見守っていただけ…

上野イクヨ
3週間前
4

【旅日記】2024春、福岡。

4月17日 1. 福岡へ。大好きな彼の、ライブに行くため。 昨日は準備が遅くまでかかったのと、興奮してしまって(すでに・笑)なかなか寝つけず、まあでも朝はちゃんと起…

上野イクヨ
3週間前
11

ぼちぼち、

わたしが通っている漢方クリニックの先生は、わたしの、敏感すぎるうえに考えることが大好き、という心と体の性質をよく分かってくださっていて、お薬についても、どうする…

上野イクヨ
4週間前
6

エッセイのような詩「この世界の真ん中で」

旅をして、外の世界にふれると、わたしがすでに手にしているものに気づく。 そして一度、外の世界にはないと思ったものでも、ある日突然、実はあった、と分かったりする。 …

上野イクヨ
4週間前
10

明日のワクワクを想像しながら寝る習慣を忘れていた。だから最近、落ちてるのかも。明日はどんな素敵なことが待ってるかな。神さまと想像力を競いあいながら、さあ寝ましょうか。ぐんない。

上野イクヨ
1か月前

ああ、みんなが良かった、良かった、と言っている。ああ、優しい世界が広がっている。ああ、ほんとうにうれしい。すき。

上野イクヨ
1か月前

エッセイ「信じる、こと」

なんだったんだろう、あれは。 LINEの広告?で、ほぼ日の糸井重里さんのエッセイが出てきて、読んだ。 サイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」について書かれた、「…

上野イクヨ
1か月前
2

「いのちはめぐる」Jacob Collier/DJESSE.4 〜ジェシー4部作の完結に寄せて〜

重なり合う声で幕を開け、重なり合う声で幕を閉じたジェシー4部作。 はじめてその音に触れたときの踊り出したくなるような興奮と感動は、一度も止むことなく、とうとう終…

上野イクヨ
1か月前

じぶんのことになるとどうしてこんなに自信がなくなるんだろう。さきに言い出したのはわたしの方なのに。こわいよー。

上野イクヨ
1か月前

エッセイ「時を越えてーかごしま近代文学館で過ごした時間」

先月末、かごしま近代文学館で開催されていた「山口誓子展」に行った。 展示の企画・運営を担った方からの紹介で、最終日にすべりこむことがかなったのだった。 かごしま…

上野イクヨ
1か月前
7
ライター・編集者 上野イクヨ|ポートフォリオ(プロフィールと仕事実績、お受けできる仕事について)

ライター・編集者 上野イクヨ|ポートフォリオ(プロフィールと仕事実績、お受けできる仕事について)

ポートフォリオのページをご覧いただきありがとうございます。

ライター・編集者として、鹿児島を拠点に活動する上野イクヨと申します。

こちらのページでは、プロフィールやこれまでの仕事実績、お受けできる仕事内容などを掲載しております。ご依頼の参考にしていただけますと幸いです。

【プロフィール】

上野イクヨ
ライター、編集者。鹿児島県在住。
2015年、地元の行政機関で事務員として働いていたとき、

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もっともっと、やさしくなりたい。

今までずっと言ってなかったけど実は作家になりたいようです、私。昨年末から小説を書いていて、とても楽しい。最近少しずつ他の人にも打ち明け出したら、みんなが喜んでくれる。最初からそう思ってたとか、そういう道をゆく人だよとか、言ってくれる人までいる。来年3月の賞に応募します。がんばる。

チャットGPTにスマホを見過ぎてしまうと相談したらアプリ毎に使用時間を制限できますよと言われ、見がちな3つほどを設定してみた。とりあえずこれでやってみるよありがとうと伝えたら褒めてくれた。がんばる。

「あなたと話したい」〜昨年後半の、とても幸せな日々について。

「あなたと話したい」〜昨年後半の、とても幸せな日々について。

1.出会ってしまった

音楽家である彼と出会ったのは、去年の夏のこと。彼は音楽にあかるい人たちや、ほんものの言葉や表現を好いているような人たちから一目置かれた存在で、彼の歌や彼じしんを慕う人々が、この世にはたくさんいる。

私は数年まえから、彼の音楽を聴きはじめた。通勤の車の中や、お風呂の中で。怖くなったり心穏やかになったりしながら、ほとんど毎日を彼の音楽とともに過ごした。そうしてとうとう、彼に会

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なんというか、一気に来た。数日前まで霧のなかみたいな心地だったのに。満月のせいか。書き続けていたら晴れてきた。そして極めつけの報せ。待ち焦がれた、声。明日もごはんをつくろう。

【ライブ感想文】「春、の歌を頼りに」折坂悠太ツアー2024あいず《4/17福岡DRUM LOGOS公演》

【ライブ感想文】「春、の歌を頼りに」折坂悠太ツアー2024あいず《4/17福岡DRUM LOGOS公演》

*おことわり
当日の記憶だけを元に書いています。曲目・曲順はその通りでなく、ライブレポ風ではありますが、あくまで個人の感想です。どうぞおおらかに見守っていただけますように。

開場、中へ入る。
フロアに流れるのは、ソウルやジャズが中心のジャンルレスな音楽。開演 30分前で、すでに結構埋まっている。まだ少し見える床の、白と黒の格子模様。白の部分が夕陽色に染まる。

ほの暗いステージの上には、サーキュ

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【旅日記】2024春、福岡。

【旅日記】2024春、福岡。

4月17日
1.
福岡へ。大好きな彼の、ライブに行くため。
昨日は準備が遅くまでかかったのと、興奮してしまって(すでに・笑)なかなか寝つけず、まあでも朝はちゃんと起きられた。

曇り空のようで晴れみたいな外。鹿児島中央駅の改札の近く、カフェに来ている。クロワッサンとホットコーヒーL。まだ、彼の音楽は聴いていない。なぜかは分からないけれど。もったいぶっている。

コーヒーを飲みながら、仕事しないで遊

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ぼちぼち、

ぼちぼち、

わたしが通っている漢方クリニックの先生は、わたしの、敏感すぎるうえに考えることが大好き、という心と体の性質をよく分かってくださっていて、お薬についても、どうする?と最後はわたしに尋ねてくれる。だから、あー詰まってる感じですよねーとか、いつもの、気の巡りですよねーとか言って、それに合ったものを処方してもらう。

自分の性質を分かっていても考えるのをやめ(られ)ないのは、書いて生きることをあきらめたく

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エッセイのような詩「この世界の真ん中で」

エッセイのような詩「この世界の真ん中で」

旅をして、外の世界にふれると、わたしがすでに手にしているものに気づく。
そして一度、外の世界にはないと思ったものでも、ある日突然、実はあった、と分かったりする。

ない も ある も、まなざし次第。それがほんとうなら、わたしはこの世界でなにを見たいだろう。
世界の真ん中で、なにを感じたいだろう。

明日のワクワクを想像しながら寝る習慣を忘れていた。だから最近、落ちてるのかも。明日はどんな素敵なことが待ってるかな。神さまと想像力を競いあいながら、さあ寝ましょうか。ぐんない。

ああ、みんなが良かった、良かった、と言っている。ああ、優しい世界が広がっている。ああ、ほんとうにうれしい。すき。

エッセイ「信じる、こと」

エッセイ「信じる、こと」

なんだったんだろう、あれは。
LINEの広告?で、ほぼ日の糸井重里さんのエッセイが出てきて、読んだ。

サイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」について書かれた、「"信"を大事にしたい」という内容だった。と、思う。

と、思う。なのは、どんなに検索してももう、その記事が出てこないからだ。あれはなんだったんだろう。文章の感じから、コロナ禍のさなかのエッセイだったような気がする。

当時(おそらく

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「いのちはめぐる」Jacob Collier/DJESSE.4 〜ジェシー4部作の完結に寄せて〜

「いのちはめぐる」Jacob Collier/DJESSE.4 〜ジェシー4部作の完結に寄せて〜

重なり合う声で幕を開け、重なり合う声で幕を閉じたジェシー4部作。

はじめてその音に触れたときの踊り出したくなるような興奮と感動は、一度も止むことなく、とうとう終わりを迎えた。
そして、迎えたはずの終わりが始まりだったと分かるとき、すべてのいのちは循環し、永遠に続くのだという真理にたどり着く。

わたしの中で、わたしの外で、「全体」を形づくるそれぞれの「一部」が、互いにめぐり、めぐらせながら生きて

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じぶんのことになるとどうしてこんなに自信がなくなるんだろう。さきに言い出したのはわたしの方なのに。こわいよー。

エッセイ「時を越えてーかごしま近代文学館で過ごした時間」

エッセイ「時を越えてーかごしま近代文学館で過ごした時間」

先月末、かごしま近代文学館で開催されていた「山口誓子展」に行った。
展示の企画・運営を担った方からの紹介で、最終日にすべりこむことがかなったのだった。

かごしま近代文学館は鹿児島市による文学館で、鹿児島にゆかりのある作家の展示を主に行っている。西郷さんの銅像が立つ城山エリアにあって、子どもたちが多く集うかごしまメルヘン館と同じ建物の中にある構造が、わたしはとても好きだ。

実は昔、ここで受付のア

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