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---夏も君も---
ここ数日天気がいい。
やっと春を感じる。
通り過ぎて夏すら感じられる
そうだ。夏なのだ。
これから君とアイスを食べて、浴衣を着て花火を見るはずだった。
去年の花火大会は別の誰かと行ったな。下駄で靴擦れを起こして、沁みる親指を庇いながらお風呂に入ったっけ。
今年はウイルスってやつが私と君の邪魔をする。
イベント事は軒並み中止、ステイホーム、ソーシャルディスタンス。
くっついて屋台に並ぶのも密。
顔が可愛いとかスタイルがいいとか
女の子に生まれて辛い時がある。
顔が可愛いことで評価が上がったり、スタイルが良くて賞賛されたり、そういうのを見ているとき。
努力でどうにもならない容姿を批判されたとき。
私が見た目で誇れるのは、目と鼻と口の位置が顔らしい位置に着いていること、ただそれだけ。
人間と認識できる形であることだけだ。
二重の幅は狭くて、鼻は低い。口が小さくて、丸顔。たぬき顔。
背も中途半端だし、昔の病気の影響で
本当は今書く予定ではなかった。好きな歌詞に「武器や凶器を持たなくても人が人を殺せる世界」というのがあって、その歌詞について似た内容を書くつもりだった。
まだ自死と決まったわけではないみたいだが、いじめでその選択をする人も多くいる世の中についてだと思って欲しい。
泣かなきゃいけない夜
苦しくてたまらない夜が久しぶりに来た。
深夜だからと堪えて嗚咽を漏らしながら涙を流すしかない夜が来た。
泣かなきゃいけない夜が来た。
何が原因なのかわからない。
ただここに存在することだけで、もう限界だ。
泣くことは気持ちが軽くなる行為ではない。
我慢できる容量がいっぱいになってしまっただけ、コップから溢れてしまった物が涙なだけだ。
どれだけ泣いてもコップにはなみなみ苦しさや悲しさが注がれてい