読んだ本を紹介しますその3｢ブラック部活動 子どもと先生の苦しみに向き合う｣
こんばんは！
本日は上記リンクにある｢ブラック部活動 子どもと先生の苦しみに向き合う｣を読んだので感想を書いてみたいと思います
まず学校でおなじみの部活動ですが、実は｢教育課程外｣の活動なんですよね。つまり｢生徒の自主的、自発的な参加により行われる｣もののはずなんですけど中学の時は基本的に部活は強制参加だった気がします。
皆さんはどうだったのでしょうか？
この本では子供だけでは無く先生方の部活動に関しての苦しみについて書いてあります。
まず部活動は自主的な活動なのに、基本的に顧問は強制的にやらなければならない状況で、しかも自分がやったこと無いスポーツなどの顧問をしなければならない可能性があるので精神的負担は相当大きいですよね‥
※もちろん法律上は先生方は部活動の顧問をやる必要はありません
しかもちゃんとした指導が出来なければそれで保護者からクレームが来てしまいます。
なのでそのスポーツの本などを買って勉強するのですがその本や道具などは全部自腹で買わないといけないみたいです。
それに特にやりたくも無い部活の顧問に時間をとられ肝心の教育課程内の授業の内容を充実させることが出来ないという苦しみもあるみたいです。
そして教師は基本的に残業代や休日出勤手当が出ない代わりに｢教職員給与特別措置法｣で月給の４％が支給させる制度がありますが、これが部活の影響で｢定額働かせ放題｣と揶揄させている現状もあります。
なんせ土日は部活の練習試合で1日潰れたりするので基本的に過労死ラインの残業80時間は余裕で超えます。
※この本の中に残業時間のデータがあります
なのでそれで月給の4％しか貰えなかったら一般社会ならブラック企業確定ですよね笑
そもそも過労死ラインの残業80時間を超えている時点でブラックですけど笑
とにかく教員は大変なのはこれを見ればわかると思いますが、最近なんかは部活動についての考え方が変わってきているみたいですね。
昔なんかより部活をどうにかしようと発言されている先生方が増えているみたいです。
ではもし部活が縮小されたり、部活制度が無くなったら本気でスポーツに取り組みたい子供はどうするのか？という問題も発生すると思うのですが、民間のクラブチームでやればいいとこの本に書いてあります。
しかし現場の人間から言わせると今現在陸上競技ではほぼ不可能です
まず仮に週に5回クラブチームで活動するなら普通に働きながらコーチをするのは絶対不可能です。
もちろん平日は仕事があるし、決まった時間に仕事を終えるのはなかなか出来ないので平日は練習なんか見れません。
なのでプロのコーチとして雇われないと週に5回練習を見ることが出来ないのですが、収入源があんまりとれないと思うのでコーチだけの収入だけでは生きていくことは不可能だと思われます。
ちなみに日立陸上クラブの年間費は今現在土日のみの活動で12,000円と破格の安さになっています。
なら企業スポンサーをつけられればと思うかもしれませんが、中学生はクラブ対抗の大会は陸上競技には存在しないので目立つ機会がありません。
なのでがっつり支援しようという企業がなかなか現れないと思います。
正直企業側としては金をドブに捨てるぐらいの覚悟がないと支援できないと思うので笑
しかし茨城県内の陸上クラブチームでは成功例もあります。
阿見アスリートクラブさんは何人かをコーチ件職員として人を雇って部活のように活動が出来ているようです。
阿見アスリートクラブの理事長さんとは現役時代から付き合いがあるので試合等でお会いするとたまに話すのですが、相当すごいことをやっているなと思いました。
まず阿見アスリートさんは小さい子供から大人までの陸上クラブなのでうちとは規模が違います。
それに今年から始まった｢AMI AC SHARKS｣という中距離選手のプロチームを作ることが出来たということ、これに関しては中距離選手の活躍の場を作りたいという長年の夢がスタート出来たとおっしゃっていましたが、実際プロ選手を3人阿見アスリート所属で契約して活動させるにはお金が当然必要で、そのお金は様々なスポンサーのおかげで上手く出来ているという事です。
つまり言えば陸上クラブが民間でやっていくには幅広い活動をして沢山の収入源を得ることが出来ないと正直やっていけないのが現状です。
後は市や県や国の支援があればもしかしたら出来るかもってレベルですね。
正直これからどういう方向に進んでいくかわかりませんが、指導者で飯が食べれる、生活が出来る人間が増えていけば先生方の働き方改革も大きく進むかもしれませんね。
本当にどうなるかわかりませんが笑
逆に働き方改革が上手くいかないと学校の先生になる人が減っていって日本の教育が廃れて国が崩壊するかもしれませんんね。
では今回はこの辺で。
#日記 #毎日note #note #ダイエット #健康 #マラソン #練習 #陸上競技 #応援したいスポーツ #ジョギング #箱根駅伝 #走る #陸上 #running #朝練 #run #ハーフマラソン #陸上部 #note紹介 #怪我予防 #jogging #中長距離 #ハーツ #Jog #HEARTZ #朝ラン #駅伝 #周波数 #市民ランナー #自己紹介 #関東インカレ #ガーミン #コーチ #指導者 #箱根予選会 #箱根駅伝予選会 #合宿 #後書き #競技人生 #Twitter #Instagram #陸上クラブ #これからの仕事術
#陸上競技場 #茨城 #茨城県 #日常生活 #カフェイン #ワークマン
#勉強 #読書 #コーヒー #コロナ #コロナウィルス #新型コロナウィルス
#フォローおねがいします #健康診断 #部活 #クラブチーム #読書感想文
#読書 #情報 #勉強 #先生 #部活動 #働き方改革 #働く #労働
よろしければサポートおねがいします。 サポートしていただけると更に頑張れます！