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No.117 2024年1月2日3日 第100回箱根駅伝で青山学院大学が優勝 原晋監督の「負けてたまるか!大作戦」
2024年の箱根駅伝は100回目を迎えました。1920年に始まった箱根駅伝ですが、第二次世界大戦の影響で1942年・1944年・1945年・1946年の4回は中止になっています。それで2024年が第100回の記念大会になったのです。1954年には本大会出場校が15校になり発展していったとされます(現在は20校の出場です。今年は記念大会で23校の出場でした)。エッセーNo.48で2023年の箱根駅伝について書きましたが、個人的には箱根駅伝との繋がりが結構あると思っています。箱
4周目:中学1年生で1500mが6分台の野球少年だった僕が野球部に所属しながら、2年間で陸上競技で日本一になり、2年9ヶ月で歴代最速の高校一年生になった物語。
野球部でレギュラーになるための登竜門、ノックに呼ばれるようになった9月、僕は順風満帆な日々を過ごしていた。 毎日、野球の練習着は土だらけ、もちろんグローブ、ソックス、スパイクは汗臭い。走塁練習のスライディング、フリーバッティング、ノック等、目の前の事に打ち込みまくった。全てはレギュラー獲得のために。 そんな中、運命の日がやってきた。 12月に行われる校内のマラソン大会だ。 3Kを走る。 10分30秒だった。 僕は学年で2番になった。1番になれないのは悔しかったが上出来だ
11周目:中学1年生で1500mが6分台の野球少年だった僕が野球部に所属しながら、2年間で陸上競技で日本一になり、2年9ヶ月で歴代最速の高校一年生になった物語。
2003年12月、 臨時の陸上部に入って11ヶ月後。 元1500mが6分台の野球少年だった僕は野球部に所属しながら、 3000mを、9分10秒で走った。 土トラックをスパイクで走った記録だ。 全国大会の標準記録は、9分6秒。 完全に射程圏内に入った。 相変わらず、 10年以上前のユニフォームとスパイクだ。 11ヶ月前、、、 1K×2本 レペティショントレーニング 3分25秒が精一杯だった。 なぜ、ここまで速くなれたのか考えてみる。 シンプルに練習した。 野球部
10周目:中学1年生で1500mが6分台の野球少年だった僕が野球部に所属しながら、2年間で陸上競技で日本一になり、2年9ヶ月で歴代最速の高校一年生になった物語。
臨時の陸上部は駅伝で躍進する。 その前に、1つ上の学年の先輩方をご紹介しなければなりません。 岡部先輩と吉本先輩だ。 この2人が、臨時の陸上部のエースである。 中でも、本業がバスケ部の岡部先輩は、愛知県内で3本の指に入る実力者で、バネのある伸びやかで大きな走りが特徴です。練習せずとも走り高跳び170cmを遊びで軽く越えてしまう。 はい、能力は平等ではありません。 吉本先輩は、愛知県内のランキングは6位以内と記憶しております。 後に、岡部先輩は2006年高校インターハイ
感想 俺たちの箱根駅伝 池井戸 潤 駅伝に興味がなくても、この物語の熱量の凄さには圧倒されると思う。池井戸作品の中でも珠玉の一つだと思う。
池井戸さんの小説は銀行や企業などのお仕事小説が多いのですが、スポーツを扱ったものにも優れた作品はあります。 本作は、恐らく、池井戸作品の中でもスポーツを描いたものの中では一番熱量がある作品だと思われます。何度も何度も読んでいて目頭が熱くなりました。 僕は箱根駅伝は見たことがない。興味すらない。ですが、これを読んで夢中になりました。 10人の走者みんなにドラマがあり、一瞬たりとも飽きさせない話しになっています。 描き方が秀逸でした。 箱根の代表校に選ばれなかった人たちから
感想 チーム 堂場 瞬一 箱根駅伝を描いた熱量の高いスポ根作品。前半は少しぼやけていたが、後半はキャラが立っていてかなり盛り上がった。
少し前に池井戸さんの駅伝の本を読んで楽しめたのを伝えるとSNS上で、本作を教えてもらいました。 箱根駅伝を描いた作品です。 池井戸作品は二巻ということもあり、満足度はどうしても本作は劣るのですが、怪我ということにポイントを置いた点で、とくにラストの二つの区の走者のところが熱量が高く面白かったです。 疑問に思ったのは、いくら本人の意思だとしても怪我がわかっていて、監督はその選手を出すかということです。その怪我が悪化し選手の未来を取り返しのつかないものにしかねないと思った
「強くなければ、勝てない。速くなければ、勝つ資格がない」。パリ五輪のマラソンは史上最難関のコース。男子は赤崎選手が自己ベストタイムで6位入賞。徹底した坂道対策が奏功
「強くなければ、勝てない。速くなければ、勝つ資格がない」。美しいパリの街はマラソンランナーに訴えているように思えた。パリ五輪のマラソンコースは史上最難関のコースとも言われている。そんな中で、男子マラソンの赤崎暁選手(九電工)が自己ベストタイムで6位入賞を果たした。徹底した坂道対策を積んだ賜物といえるだろう。 現地時間10日午前8時にスタート。気温は19度。3年前に行われた東京五輪は26度だったことを思うと、かなり涼しい中で始まった。 涼しい中でも今大会はタフな戦いとなった