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感想 チーム 堂場 瞬一 箱根駅伝を描いた熱量の高いスポ根作品。前半は少しぼやけていたが、後半はキャラが立っていてかなり盛り上がった。
少し前に池井戸さんの駅伝の本を読んで楽しめたのを伝えるとSNS上で、本作を教えてもらいました。
箱根駅伝を描いた作品です。
池井戸作品は二巻ということもあり、満足度はどうしても本作は劣るのですが、怪我ということにポイントを置いた点で、とくにラストの二つの区の走者のところが熱量が高く面白かったです。
疑問に思ったのは、いくら本人の意思だとしても怪我がわかっていて、監督はその選手を出すかということです。その怪我が悪化し選手の未来を取り返しのつかないものにしかねないと思ったりします。
監督も勝つことが目的ですし、他の選手もそうです。
いくらキャプテンで貢献度の高い選手であっても、その意思を尊重するのは、やはり作り物という感じがします。
情に訴える=読者の琴線に触れるということであり、作為的にそういう演出をし涙の感動物語を演出しているのだと思いますが、冷静になると変です。
この言葉が好きです。
まわりを気にしてはいけない。レース中の競り合いは何度もあるがそういう時も自分のペースを守ることが一番大事なんだ。追いつかれる抜かれると意識した瞬間負けは決まったも同然だ。
何事も冷静さが大切なのだと感じました。
2024 5 25
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