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新入生自己紹介 石野日向

初めまして。長距離ブロック1年の石野日向です。今回から自分たち110代の世代もブログを更新していきます!新1年長距離ブロックの選手の中で1番最後に入部し、まだ合宿所にも入寮していない自分がトップバッターでいいのかと思いましたが、五十音順っぽいのでしょうがないですね。さて、例に倣って初回の自己紹介をさせていただきます。

名前 : 石野 日向 (イシノ ヒナタ)

学部 : 商学部

出身校 :  神奈川県立横浜国際高等学校

趣味 : スポーツ観戦 (特にサッカー)

僕が慶應義塾大学競走部長距離ブロックに入部することを決めた要因は大きく分けて2つあります。1つ目は、自分が陸上を始めたきっかけでもあり、最大の夢である箱根駅伝を走るためです。大学生になった今、ついに観る側だけではなく、走る側でも箱根駅伝に関われるようになります。箱根駅伝を走るという夢を叶えるための様々な要素がこの長距離ブロックには揃っていると感じ入部することを決めました。

2つ目は、不完全燃焼のような形で高校の陸上生活が終わってしまったからです。今回のブログではこの2つ目の理由について詳しく書かせていただこうと思います。自分の母校である、県立横浜国際高校は国際科専門学校であり、他の高校とは全く異なるカリキュラムでとてもユニークな高校でした。学校の校則で言語学習やボランティア活動などの時間確保のため、高校の部活動は平日3日と土曜の週4日間に制限されており、特に平日は放課後1時間練習できればよいほうという、部活よりも勉強や課外活動に力を入れている学校です。さらに、グラウンドもでこぼこであったり、人数も全ブロック合わせて10人程度で活動の幅も限られており、お世辞にも部活に適しているとは言えない環境下での練習でしたが、陸上部に入部する際に立てた高校3年間の目標である5000mで14分台を達成するために、ひたむきに練習していました。練習時間が限られている中でもどうすれば速くなれるのか試行錯誤したり、練習がない平日や日曜日にも自主練に取り組みました。その点で見れば、高校の部活の環境は自分に、あのグラウンドで練習したんだからトラックならもっといける、自主練やポイントも1人でこなしたんだから人と走れる大会ではもっと走れる、というふうな自信つけてくれ、自分を成長させてくれたと思います。

しかし、それは同時に自分の弱みでもあったと今では思います。試合で負けてしまった時、あのグラウンドだから仕方ない、1人で練習してるから無理というような言い訳にしてしまうことがありました。なぜ負けたのか、何が足りなかったのか考えずに、いつも通りの練習を続けていたのです。試合後、勝っても負けてもいつも最初に来るのはこの環境でよく頑張ったなでした。今思い返せば悔しい気持ちがあるのですが、もう遅いですね。笑特に引退試合になった高校3年の県総体決勝は強く印象に残っています。あの試合は、前述した自分の弱さが全面にでて、自分には先頭についていけないと最初から諦め、ただ後方で5000mを走っただけになってしまいました。当時はいつもと同じように悔しいという思いはなく、よくこの環境下でやったと思っていましたが、今ではもっと何かできたのではないかと感じます。確かに県トップの選手たちとは実力差があり、最後まで勝負できた可能性はほぼ0だったと思います。ですが、3000m、せめて2000mまででも死ぬ気で食らいつき、思いっきりタレたほうが、今その当時を悔やむことなく、高校での部活をやり切ったと思えたと感じます。それに加え、高校生で14分台を出すという目標も達成できなかったため、高校の陸上生活を振り返るとやり切ったとは言えないような高校3年間の陸上生活だったなと思います。そのため、この不甲斐なさを払拭し、引退する際にやり切ったといえるようになるために入部を決意したというのが2つ目の理由です。

大学ではやり切ったと思える4年間に必ずします!この慶應義塾大学競走部長距離ブロックは今までとは異なり、恵まれた環境で自分より格段にレベルの高い先輩方や同期たちと毎日練習できます。環境を言い訳にしてきた自分が変われる絶好の場所だと感じています。まだポイント練習にも参加できていませんが、自分の最大の目標である箱根駅伝出走に向けて日々精進し、完全燃焼できるように4年間走り切ります。

長々と拙い文章失礼しました。次回の新入生ブログは田口涼太君です。彼は、110代長距離ブロックだけでなく、110代競走部の親睦を深めようと計画してくれたり、動いてくれたりしています。そんな110代競走部の仕切り役になってくれそうな涼太のブログをお楽しみに!!

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