中西 千種

70歳を超えても日々「ま!」と驚き発見することが多い。書き留めてゆきたい、一人でもいい…

中西 千種

70歳を超えても日々「ま!」と驚き発見することが多い。書き留めてゆきたい、一人でもいいから目に止めていただけたら嬉しい。

マガジン

  • 薦められて

    noterさんや娘のお薦め本を少しずつ読んでいます。

  • 夫の記録簿

    2024年11月に十三回忌を迎える夫のお話です、本人は自分ほど苦労を重ねた人間はいないと思っていたのでしょうが、果たして如何?

  • シルバーハンター

    書き下ろし

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note創作大賞2023カテゴリー部門に応募して

200字詰原稿用紙79枚の手書きの原稿が出てきた。 「小説家になって直木賞をとりたい」 そのために仕事を休んで本を書く時間が欲しいと30数年前に夫から言われ私も承諾して、夫が書き上げたものだ。 書いたはいいがどうすれば良いのか分からず、当時テレビドラマの編集をしていた友人に頼み局に持ち込んでもらったが、そのままどうなったかは分からずじまい。 元々フリーの映画作家だったが、段々と映像の仕事も無くなり、子どもたちを育てるために夫婦二人でそれぞれ、特に夫は慣れない仕事もして懸

    • トリセツ(取扱説明書)を読みましょう! およそ1年ほど前に圧力でご飯を炊く、という電気炊飯器を購入。 ずっと美味しく炊けず?でしたが、なんとお米を洗って水加減をしたらすぐスイッチオンとの説明。 昔ながらの30分ほど水につけるのが間違いでした、トリセツ通りに炊いたらOK でした。

      • 大活字本を読んで

        社会福祉法人 埼玉福祉会さんの発行・印刷・製本による 吉村昭さんの「間宮林蔵」を読みました。 1行31字、1頁11行、<上>306頁・<中>347頁・<下>286頁からなる、とてもきれいな本でした。 おかげさまで気持ちよくスラスラと読み進められました。 1807年千島エトロフ島のオホーツク海沿岸から物語は始まります。 間宮林蔵は農家の子として生まれ、利発な子と言われていた。少年時代強い興味を示したのは家の近くの川の堰止め、堰切りの工事だったそうだ。 頭を働かせ工夫をするこ

        • noterさんがお薦めくださった本

          どのnoterさんの記事もあらすじや自分の考えが的確にわかりやすく書かれているのに、私は読み終えて何か書こうにも「わあすごいこんな世界もあるんだ!」くらいのことしか思い浮かばず、引用ばかりになり恥ずかしい限りです。 自分用の記録としてなのでお許しください。 「転がる検事に苔むさず」 直島翔・作 超一流と言われる弁護士事務所にスカウトされる久我検事がそれを断る場面。 「罪の声」 塩田武士・作 未解決事件の総括を年末特集に組む新聞社の記者さんの奮闘ぶりです。 「グリコ・森永

        • 固定された記事

        note創作大賞2023カテゴリー部門に応募して

        • トリセツ(取扱説明書)を読みましょう! およそ1年ほど前に圧力でご飯を炊く、という電気炊飯器を購入。 ずっと美味しく炊けず?でしたが、なんとお米を洗って水加減をしたらすぐスイッチオンとの説明。 昔ながらの30分ほど水につけるのが間違いでした、トリセツ通りに炊いたらOK でした。

        • 大活字本を読んで

        • noterさんがお薦めくださった本

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        • 薦められて
          31本
        • 夫の記録簿
          29本
        • シルバーハンター
          1本

        記事

          エンジ・薄ピンク・白と小さなポットに3色、6個ほどの花(ホウというんだそうです)がついたスーパーの生花コーナーの隅で見つけた千日紅。 白から段々色がついていくものだとばかり思っていたら、いつまで経っても3色のまま。 一つの株から3色のお花だったようです、得したような気分です。

          エンジ・薄ピンク・白と小さなポットに3色、6個ほどの花(ホウというんだそうです)がついたスーパーの生花コーナーの隅で見つけた千日紅。 白から段々色がついていくものだとばかり思っていたら、いつまで経っても3色のまま。 一つの株から3色のお花だったようです、得したような気分です。

          全国の書店員さん絶賛、柚月裕子さんの本

          検事の死命  二十数年前夫の運転する車で交通事故に遭いました。直線の幹線道路の交差点を青信号に従い直進していた私たちの車が、横から入ってきた車に追突され(勿論加害車輌から見る信号は赤信号のはず)、助手席に座っていた私は救急搬送。  検査の結果、幸いに打撲だけということでタクシーで帰宅、大したことはなくその後2、3回受診しただけで完治。  但し車は全損、相手の保険会社とのやり取りがうまくいかず紛争センターにまで持ち込まれました。  センター室内の皆さんが裁判官のような口調で

          全国の書店員さん絶賛、柚月裕子さんの本

          的確なお返事

          10年以上前からこれのおかげでお風呂場のピンクぬめり知らずでした。 1室に1個使用ということで、洗面所にもいいかも知れないと勝手に思い込み1回に浴室と洗面所で2個使用していました。 しかし価格が高いのもあり、最近買いづらく、数ヶ月何もしないでいたところ、出るんです、ピンクのぬめりが(個人の見解です)。 浴室と洗面所はつながっているので、間の仕切りを開けて1室とみなして使えば1回1個で済むかもしれないと思い、浴室+洗面所のサイズを測り相談室にフリーダイヤルで電話をしてみまし

          的確なお返事

          びっくり仰天! こんな本の感想を書いても誰も読み手はいないだろうと思っていたのに、アルアル投稿、表紙を画像にしている方も多く、みくのしんさんを知らなかったのは私だけ? 皆さんの感想はカッコよくて、少し恥ずかしくなりましたが、『ま、いいか』流で書きましたので読んでください。

          びっくり仰天! こんな本の感想を書いても誰も読み手はいないだろうと思っていたのに、アルアル投稿、表紙を画像にしている方も多く、みくのしんさんを知らなかったのは私だけ? 皆さんの感想はカッコよくて、少し恥ずかしくなりましたが、『ま、いいか』流で書きましたので読んでください。

          みくのしん

           表紙だけ見るとコミック本のようですが、これは実に不思議な本でした。  「本を読んだことがない32歳が初めて本を読む」というタイトルで、いきなり太宰治「走れメロス」有島武郎「一房の葡萄」芥川龍之介「杜子春」などの古典名作と、webライター雨穴「本棚」を読み進めていくお話し。  どれも国語の授業で読んだことがあるものばかりですが、正直にいうと私もあらすじをおぼろげに覚えているだけでした。  ところがみくのしん(webライター・本名高杉未来之進)さんの読むこれらの名作の登場

          みくのしん

          スカーレット・オハラにかぶれています

          若い頃、映画「風と共に去りぬ」を観てレットバトラーの皮肉ぽい口元にただただうっとりしたことを覚えています。 そう言えばマーガレット・ミッチェルの名前も知っていながら原作を読んでいないと思い、図書館で借り6巻夢中で読みました。 このような館で大農園主の美しい娘スカーレット・オハラは溢れんばかりの魅力を振りまいていたようです。 農園主は綿花で財をなし、それらの労働は全て畑奴隷たちの仕事で、 奴隷にも階級があったそうです。 恋愛小説を読むような気分で読んでいましたが、南北戦

          スカーレット・オハラにかぶれています

          書店員さんのお薦めを青空文庫で読んでしまい申し訳ない気がしましたが、面白い短編集でした。 太宰治の「逆行」です、noterの皆さんは本当にたくさんの本をご存知で、全てのあゆみがスローになっている今の私は、家事の合間に読んでいることもあり、追いつくのが大変ですが、毎日楽しいです。

          書店員さんのお薦めを青空文庫で読んでしまい申し訳ない気がしましたが、面白い短編集でした。 太宰治の「逆行」です、noterの皆さんは本当にたくさんの本をご存知で、全てのあゆみがスローになっている今の私は、家事の合間に読んでいることもあり、追いつくのが大変ですが、毎日楽しいです。

          『ハッピー75!  お誕生日おめでとうございます  美味しいもの楽しいことに囲まれてお過ごしください』 と娘からLINEが届きました プラン75ではなくハッピー75を目指します

          『ハッピー75!  お誕生日おめでとうございます  美味しいもの楽しいことに囲まれてお過ごしください』 と娘からLINEが届きました プラン75ではなくハッピー75を目指します

          スーパーの棚にお米がなくてももち米があったので、今日は山菜おこわにすることにしました。

          スーパーの棚にお米がなくてももち米があったので、今日は山菜おこわにすることにしました。

          蟻の菜園ーアントガーデンー

          著者 柚月裕子さんによると、南米に「蟻の菜園」と呼ばれる、蟻と植物の共依存という事象があるそうです。 蟻は樹木の上に巣を作り、巣にできた着生植物の果実を食糧にし、植物は蟻の廃棄物を栄養源にして生きているそうで、どちらが欠けても生きていけないそうです。 この物語は虐待されて育った姉と妹が罪を犯し、それを追っていたライターが、国も、自治体も、福祉も、身近にいた人間も彼女たちを救えず殺人犯になってしまったがーどうすれば彼女たちを救えたのだろうかと考え、姉妹の半生をたどりながら、児

          蟻の菜園ーアントガーデンー

          今年の初めに86歳の伴侶を亡くされたご近所さんにお使いはないか伺ったら玄関に立派な碁盤が出されていた。粗大ゴミで出すとの事で 「リサイクルセンターに出したら?」 「倉庫に一杯あって売れないからと断られた」 せめて木材としてでも再生できたらいいのに・・。 庭の青柚子を1個頂いた、

          今年の初めに86歳の伴侶を亡くされたご近所さんにお使いはないか伺ったら玄関に立派な碁盤が出されていた。粗大ゴミで出すとの事で 「リサイクルセンターに出したら?」 「倉庫に一杯あって売れないからと断られた」 せめて木材としてでも再生できたらいいのに・・。 庭の青柚子を1個頂いた、

          竹の炭

          近くのスーパーの店先に朝早く近隣の若い農家さんが持ち寄る野菜コーナーがあり、ふと目についた竹炭。 消臭・乾燥など使い方は色々というのはよく聞いていて、下駄箱に入れてみたこともありました。 どなたかが電磁波も吸収する作用があるなんて書かれていたので、早速小袋に入れて枕元に吊るしてみました。 以前から非常時のためにと枕元に携帯電話を置いて寝んでいましたが、電磁波は大丈夫なのかなと少し心配していたので、いいタイミングでした。