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No.174 2024年7月 大学院でのゼミ、中野光著『大正自由教育の研究』(1968年)から2008年以降の著作に出会って
立教大学大学院の教育学専攻では多くの著名な先生方に指導して頂きました。前期課程の2年生の時、中野光先生が就任されました。当時、先生は毎日出版文化賞を受賞された『大正自由教育の研究』(1968年)の著者として有名でした。ですからゼミでは「大正自由教育」について学んだことを覚えています。 先生にはゼミだけではなく修士論文についてもお世話になりました。前回指導教授の濱田陽太郎先生の古希での出版について書かせて頂きましたが、その最後で私の修士論文について言及しています。私の研究テ
No.172 2024年7月4日 古希を迎えた日に『ある私立小学校教師 実践・研究の足跡―聖心女子学院初等科39年とその前後―』出版
2024年7月4日に古希を迎えました。唐の時代(618年~907年)の詩人杜甫(とほ)の詩の一節に「人生七十古来稀(じんせいしちじゅうこらいまれなり)とあり「人生を70歳まで生きるのは非常に稀(まれ)なこと」という意味です。「稀」が常用漢字ではないために現在では「古希」と書くのが一般的だそうです。古希は現代では満年齢で70歳を迎える年が一般的のようです。 人生100年時代、70歳では若造ですよね。現在私が通っているフィットネスクラブのプールで出会うお友だちは、90歳・89