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メモ・あやのん(さん)論・続
あやのんさんの記事は印字してあって、「あやのん(さん)論」を書くにあたって、一部が机の上に載ってゐた。
妻が、それを何気なく取り上げて読んでたので、
「文才、あるやろ?」
と尋ねたら、
「あるわね。私、上手いでしょって感じがなくて、でも、上手い」
と応へたので、我が意を得たりって思ってゐると、さらに、
「軽い感じで読みやすいけど、薄っぺらくない」
これは、以前も、わたしと同意見だと思ったこと。
そ
メモ・あやのん(さん)論
といふことで、わたしの記事のことを紹介してもらった。
感謝のコメントも書き込まないまま、今日まで来たのは、嬉しいのだが当惑もしたからだ。
あやのんさんがわたしの記事を読んでくれたのは、わたしがあやのんさんの記事を熱心に読んだからだ。わたしの記事には人に読んでもらふ力が無い。自室に閉じ籠って呟く独り言だ。わたしの妻はわたしの記事の査読者だが、結果として告げられるのは「誰も興味を持たない」でなければ
言論の自由なんて言はなければよかったのに
日本は「言論の自由といっても、『人の心を傷つける言論』はダメ」といふ社会になってゐて、SNSでも誹謗中傷はダメどころか法律で罰せられることになった。
何を言ってもいいけど、誹謗中傷はダメ。
なるほど、けっこうですね、世の中が暮らしやすくなりますよ、ってみんな思ふらしいが、わたしは、誹謗中傷はダメだと言ひ出した時点で、言論の自由は死んだと思ふ。
ヒトがなんで自由にものを言ひたいかといふと、ヒトの悪
オカマとは誰のことなのか
オカマは差別用語であるさうです。
では、どう呼ぶのが政治的に正しいかといふと、
オネエ
らしいです。
あら、わたし、知らなかったわ。
わたしはオネエ言葉を使ひますが、この記事ではこの
オネエ言葉と、
その使ひ手(オネエ話者)
について考へてみたいです。
先ず、オカマといふ言葉に関しては、いはゆる「当事者」でも、これをひどく嫌ふ人と平気な人、それから偽悪的に言はないでもいいときでも人に言ふ人な
誰ひとり取り残されない世界―案外と近いかも
わたしは、人工知能が発達して人工実存になるんぢゃないかと思ってゐます。
人工とされるものも、実は、自然の模倣にすぎない。数学にしろ、音楽にしろ、人間は何も創造してゐない。元々、宇宙に存在してゐるものごとを発見しただけ。
だから、人間の科学技術、その科学技術から生まれた現代の都市も、すべて、自然の進化の過程であると思ってゐます。
コンピューターは炭素によらない生物を生み出すために、人間が「発見」
愛の冷蔵保存と魂の存在
母の姿を追って水に飛び込むことを1年、2年、3年……と続けていくうちに深く潜れるようになり、とうとう水底に眠る母親と再会を果たす。そこは水温が低いうえ塩分濃度も高いため、母の遺体は生前そのままに保存されていたのだ。
『ワタリ』の中で、主人公が殺された恋人の亡骸(なきがら)を湖の底に置いて冷蔵保存してゐる場面があった。
主人公は少年で、恋人も、女の子。
ほんとにまだ幼気な女の子が、丈の短い・ふくら