マガジンのカバー画像

雑記

116
運営しているクリエイター

記事一覧

「ヘレディタリー」2回観たった

「ヘレディタリー」2回観たった

※ヘレディタリーとミッドサマーとボーはおそれているのネタバレあり

ホラー耐性がつく前に観てたら泣いてたと思う。

私はかなりホラーとグロに慣れてる方なので「ギャー!」みたいな怖がり方はしなかったけど、ずっと「すぅーごい嫌だなあ」と思いながら観てた。
良い意味でね。
良い意味だけど、すぅーごい嫌だったわぁ。

アリ・アスターの作品は、最初に劇場で「ミッドサマー」を観て、次にこの夏にアマプラで「ボー

もっとみる
不採用の回が増えてきたことに関して、ひとつ気づいたことがある

不採用の回が増えてきたことに関して、ひとつ気づいたことがある

私はここ3~4年くらいジョー・力一さんという方のラジオにお便りを書き続けていて、今現在でもう採用数が110を超えたくらいになってる。

結構長い期間、毎回必ず一通は採用されるという状態を続けてきたのだけど、最近お便りが採用されない回が増えてきた。

不採用になってる理由は自分の中ではハッキリしている。
まず、いざ書こうと思っても上手くスイッチが入らないことが増えてること。
そして、明らかに自分の引

もっとみる
文字読みと文字書きの集まりのはじまり

文字読みと文字書きの集まりのはじまり

少し前からノートに関する記事を三本ほど書いてたんだけど、どれも私の記事にしては妙に反応が多く、そのほとんどが知らない人から反応だった。

へぇ、ノートの記事って需要あるんだなぁ。YouTubeとかにもあるだろうに…と思ってたんだけど、よく考えたらそれはそうだ。

文字を書く人間は、文字を読みたがるからnoteを使うし、文字に慣れてる人間は、動画より文字の方が情報を得やすいから、noteに来るんだよ

もっとみる
「ボーはおそれている」を予備知識ナシで観た

「ボーはおそれている」を予備知識ナシで観た

※ネタバレほぼ無し

アマプラで公開になったということで、タイトルと「アリ・アスターとホアキン・フェニックスですぜ」ということくらいしか知らない状態で気軽に観始めてしまい、開始15分ぐらいでめちゃくちゃ後悔し始めたんだけど、最後まで観た結果「最高やんけ」となった。

あらすじを説明しにくい作品だけど、ザックリいうと「ボーが母親に会うために飛行機で旅立とうとするんだけど、ずっととんでもないトラブルに

もっとみる
スケジュールとタスク管理と思考整理を1冊のノートにまとめる【ノートと手帳の一元化っぽいやつ】

スケジュールとタスク管理と思考整理を1冊のノートにまとめる【ノートと手帳の一元化っぽいやつ】

以前、コモンプレイスノートについて記事を書いたことがあるのだけど、コモンプレイスの親分的な存在として”毎日ノート”というのも書いている。

毎日ノートという名前は今考えたけど、とにかく、毎日書くためのノートである。

何を書くかと言うと、スケジュール  タイムスケジュール タスク メモ 思いつきのアイディアなど何でも。
とにかく手元にノートを置いておいて、朝に今日のことを書いて、1日中ちょくちょく

もっとみる
本という引き出しを探ってみると見つかることがある

本という引き出しを探ってみると見つかることがある

作り始めの頃は日に5本とか作ってた短歌。
最近どうも創作意欲が湧かないなぁと思ってたところだったので、ふと思い出して、さっき本を引っ張り出してきた。

「短歌の作り方 水野昌雄さん著 」
多分1980年代に出版された本だと思う。

短歌始めてすぐの時、これを古本で買って読んだ。
今年の春頃だったかな。
他にも最近出た短歌の作り方的な本も読んだけど、これが一番ガツっと来た。
買った時すでにボロボロに

もっとみる
記憶する為に記録を引き継ぐ【コモンプレイスノートのすすめ】

記憶する為に記録を引き継ぐ【コモンプレイスノートのすすめ】

コモンプレイスノートというものをご存じだろうか。

コモンプレイスノートとは簡単に言うと、自分専用の手書き百科事典である。

もう少し説明すると「気になったこと、調べたこと、大事なこと、覚えておきたいことなどを全部書いたノートのこと。

心が動いたこととか、知らなかった言葉、忘れたくない場所や作者の名前や作品名ことわざ…なんでも書いていく。
すると「あれなんだっけ」となったらとりあえず開けばいい便

もっとみる
リュック・ベッソンの「ドッグマン」は最高に好きな映画だった

リュック・ベッソンの「ドッグマン」は最高に好きな映画だった

※ネタバレあり

結論から言うと、とっっっっても素晴らしかった。
個人的にはここ5年くらいで見た映画の中でベスト5に入るくらい好きだった。

リュック・ベッソン監督の作品は元々好きだったけど、WASABI以降の作品は観ていなかった。
今回久しぶりに観て、「えー!最高を更新してる!…じゃあちょっと遡って他のも観てみよ」ってなった。
あの独特の気持ちいいテンポ感とか、舞台の場面や夜の感じは確かにリュッ

もっとみる
ノートを持て 旅に出よう【旅ノートのススメ】

ノートを持て 旅に出よう【旅ノートのススメ】

私は旅行に行くとき、なるべく新しいノートを一冊持って出るようにしている。
旅の全てを詰め込んだ「旅ノート」を作るためだ。

【旅ノートのススメ】まずは、旅ノートを作る利点から書いていこう。
なぜ作るのか。

楽しいからである。

楽しいのは、作ってる時よりも、作った後。
特に、何年か経ってから見返す時が楽しい。

「旅の思い出なんか、普段と違う出来事だから何年経っても覚えてるもんだろう」なんて思う

もっとみる
「儚い羊たちの祝宴」を読んで「なんでこんなおもろいん?」てなった

「儚い羊たちの祝宴」を読んで「なんでこんなおもろいん?」てなった

SNSで「面白かった」て言ってる人がいたから読んだ「儚い羊たちの祝宴」が、べらぼうに面白かった。

人が「面白かった」てストレートに言うものは大体本当に面白いよね。
それはそう。

米澤穂信さんの作品を初めて読んだんだけど、まず読み始めてすぐに「え、なんでこんな読みやすいの?」てなった。
ミステリーって大体、内容も文章も捏ねくり回されてて読みにくいことが多いって印象があるし、そういう思考回路の人が

もっとみる
酒の話

酒の話

私は成人してから今まで、酒を飲んでない日より飲んでる日の方が多かったタイプの人間である。

飲む量もめちゃくちゃで、基本的に「飲めなくなるまで飲む」が当たり前の時期が長くあった。
その頃は「毎日体調わるいなぁ、大人ってこんなもんか」と思っていたが、今思うと単にずっと二日酔いなだけだったんだな。

5年ほど前に勤め人をやめて自分で仕事をするようになった時期から「酒を飲まない日」を作り始めたのだが、き

もっとみる
おまえは「尿意を誤魔化すために観たいエヴァンゲリオンを観ない」という選択ができるかという話だ

おまえは「尿意を誤魔化すために観たいエヴァンゲリオンを観ない」という選択ができるかという話だ

今「映画がつまらなかったらすぐに映画館を出る 損切り力」みたいなのが話題になってるけど、それ見て昔に見かけたtweetを思い出した。

音楽がCDからデータになり始めた頃のtweetで、
「今どきの子は、CDを買ったら機械に取り込んで、直ぐにCDをゴミ箱に捨てるんだよ。ビックリしたけど、そのうちそれが当たり前になるんだよね」
みたいな感じの内容だった。

モノで買って、データという「飛んだら終わり

もっとみる
「ムーミン谷の夏まつり」〜初めてムーミンの本を読んだ人の感想文

「ムーミン谷の夏まつり」〜初めてムーミンの本を読んだ人の感想文

* ネタバレ少々

最近発売されたスナフキンのゲームの実況を見てミイのことが好きになったので、生まれて初めてムーミンの本を読んでみた。

ムーミンは、アニメの再放送を見たことがあるくらいで、ほぼ何も知らなかった。
昔ムーミンの原作本が大好きな友達がいた、という記憶はある。
やたらグッズが人気で、ムーミン好きすぎてフィンランドに行く人までいるとか、その程度の知識。

そんなあたしが、何も知らないまま

もっとみる
錦鯉 長谷川さんとムーディー勝山さんとジョー・力一さんは、白以外の全ての色をしたスーツを着ている

錦鯉 長谷川さんとムーディー勝山さんとジョー・力一さんは、白以外の全ての色をしたスーツを着ている

最近読んだ本に「この世にある物はみな、そのもの自体の色を吸収し、それ以外の色を反射している」と書いてあった。

どういうことかと言うと、まず、それぞれの物には固有の色があると。
ここまではいいよね。
で、物ってのは、自分自身の色は吸収してしまうのよ。
吸収された色は、我々は認識できない。
見ることが出来ないわけ。
で、自分の色じゃない色は反射するわけね。

我々はその”反射した色”を見ているという

もっとみる