儚い羊たちの祝宴

米澤作品

今日は以前私が読んでいた作品を紹介させてください。

「ボトルネック」「儚い羊たちの祝宴」
米澤穂信 著

米澤先生といえばアニメ化されたデビュー作の「氷菓」が有名ですよね!

初めは知人からの勧めで「ボトルネック」を拝読したのですが、物語が日常から非日常に転換していく中で主人公が最後に考え、行き着いた答えがとても衝撃的だったのを今でも覚えています。

それから米澤先生の他の作品もみたいなーと思い

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甘い毒~米沢穂信さん、『儚い羊たちの祝宴』読了(ネタバレなし)

果物を盛り付けた籠か。

 それとも、美しい石を連ねたネックレスかブレスレットか。

 米澤穂信さんの『儚い羊たちの祝宴』を、例えるならば後者の方が良いかもしれない。

 連作短編という形式を持つのが一つ。

 個々の話は独立して読むこともできるが、「バベルの会」という読書会が透明な糸(テグス)となって、緩やかに繋がっている。

 「バベルの会」とは、夢想家のお嬢様たちが集まる読書サークルだ。

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一日に一つ、短編小説を読もう

連作短編を書きたい、と思うなら、やはり「短編小説」というものについて、今一度見直したい。

 そう思い立って、本棚を見渡したが、見事なまでに分厚い文庫本ばかりが並んでいる。上下からなる二巻本はざら。四巻からなる深緑の背表紙の本は、宮城谷昌光さんの『楽毅』と『妟子』。

 そして、最近話題になった本、ベストセラーというものが見当たらない。

 単行本は高いから、あまり買いたくない。みんなが買うから、

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