west_pentan

大学3年生です。 読んだ本を忘れないために記録していきます。

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最近の記事

ふたりの距離の概算

本作は古典部シリーズの第5弾の作品です。 ふたりの距離というのが誰と誰のことを示しているのかが注目ポイントだと思う。 古典部シリーズを読んでいると、何故か古畑任三郎を思い出すのは私だけだろうか。恐らく解けそうで解けない感覚が似ているのだと思う。 あらすじ 新入生の大日向友子が古典部に仮入部する。すぐに千反田達とも打ち解けるが、突然入部はしないと告げる。入部したくない原因は何だったのか。 その謎を奉太郎はマラソン大会で走りながら解決していく。 感想 結局、大日向は千反田が

    • 成瀬クリアファイル買えました!!

      成瀬シリーズを読んで、成瀬推しになった私ですがついにクリアファイルを買うことができました!! 本屋さんをいくつか回ったのですが、なかなか見つからずメルカリで買うのもあれだし今月末の滋賀旅行の時にあればラッキーだなと思っていました、、、 しかし! なんと大学近くの本屋さんに売ってるじゃないですが!この前見にきた時はなかったのに( ̄▽ ̄) 友達と行ったのですが見つけた瞬間友達を置いてけぼりにした気がします やはり、願い事は常日頃思い続けることが大事なのでしょうか?成瀬に聞き

      • 遠まわりする雛

        本作は米澤穂信さんの「古典部」の第4作目です!1〜3とは違い短編集になっており隙間時間にはピッタリでした!! 好きな章は「あきましておめでとう」と「手作りチョコレート事件」です! それぞれあらすじを紹介します。(ネタバレ有) あきましておめでとう お正月に千反田とホータローで初詣に行くとろから始まります。千反田は顔が広く神社の人とも顔見知りでありお酒をプレゼントする代わりに建物の中に案内されますが、中は大忙し。そこで千反田達は酒粕を取りに行くお手伝いをすることに、、そ

        • 成瀬は信じた道をいく

          きっかけ 私がこの本を読んだきっかけは成瀬史をもっと知りたいと感じたからだ。前作の「成瀬は天下を取りにいく」で私は成瀬に夢中になった。他人が予想できない行動力と100挑戦して1でも成功したら成功という考え方に惹かれた。また成瀬史を見れるとウキウキしながらページを開いた。 あらすじ 「成瀬は信じた道をいく」では成瀬の弟子となる小学生との出会い、成瀬の父親である義彦の話、クレーマーを辞めたいクレーマー、びわ湖大津市観光大使になる話、周りが成瀬に振り回される(本人は自覚なし)話の

        ふたりの距離の概算

          母性/湊かなえ

          きっかけ この本を知ったのは「湊かなえ作品オススメランキング」なるサイトである。まず一位に紹介されていたのが「告白」これはすでに読んだ。続いて二位が「母性」であった。 あらすじ 母親に愛されたい「私」と「私」の娘である「わたし」の関係をある事件を通してどうなっていくのか、どこですれ違ったのかをみていく物語である。 感想 正直、私はこんな家族はいないのではと考えたが、その答えに自信はない。何故なら私の家族と登場人物達の境遇があまりにも違いすぎて想像が出来ないと考えたか

          母性/湊かなえ

          成瀬は天下を取りにいく/宮島未奈

          どうも、ぺんたんです。今日で記念すべき初ノートします。ツイートではないですね。 なぜこの本の紹介を初ノートに持ってきたと言うと、今読んでいるからです。まだ読み終わってないです。読み終わってないのに紹介なんてできるか!という声が聞こえてきます。 紹介できる理由は2つあります。1つはこの本は6章で構成されており、今のところ各章はほとんど独立しているので紹介できるという点。2つ目は私が成瀬に心が惹かれたからです。つまり、物語の内容ではなく、成瀬あかりについて話したいと思ったから

          成瀬は天下を取りにいく/宮島未奈