オリエント急行の殺人事件

あらすじ
イギリスへの帰路につくためにイスタンブール発カレー行きのオリエント急行に乗ったポアロ。
電車には多種多様な人物が乗っていた。そんな中、大雪で電車が止まってしまった。次の日の朝、ラチェットが部屋で数十箇所刺されて殺されているのが発見されてしまう。犯人は誰なのか?なぜ?どのように?ポアロは推理する。

感想
普段からミステリ系をよく読むが、アガサクリスティーの作品は「そして、誰もいなくなった」に続いて2作品目である。これでミステリ好きと言えるのかは分からないが感想を書いていこうと思う。

読み終わった後は、これは有名なはずだそりゃ映画化も何度もされるわけだと思った。話の大筋は分かりやすく、トリックの一つ一つが分からなくてもポアロが医者や旧友と推理するシーンの会話が面白かった。読んだことがない人や初めてミステリを読む人にお勧めしたいと感じた。
しかし、率直に言うと、この展開かぁーとなった。何故なら「全員が犯人」となるミステリは東野圭吾の「仮面山荘殺人事件」で読んでしまったからだ。私は推理する頭がないので、季節外れの寝台列車という情報とラチェットが過去の事件の犯人と分かった瞬間にビビッときてしまった。

読む順番を間違えたのかもしれない。

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