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エログロナンセンス―表現の行く末は何処(いずこ)へ
阿佐ヶ谷のとある古本屋にて、一際目立つ表紙の漫画を見つけた。
中身を見ずとも、キッチュで悪趣味な内容であることは、自明である。一般的にこうした著書は、露悪的なものとして、忌み嫌われるが、私にとっては、精神安定剤みたいなものだ。本質的にソリチュードな人間でしかなし得ないカタルシスである。
久しぶりに、所謂「ジャケ買い」を行い、自然と気持ちは高揚した。
作者の「宮谷一彦」に見覚えがある。今は便利
2022私的ステートメント
私は此処から、表現者たる宣言をする。
昨年末、阿佐ヶ谷某所にて、「君は演者である自覚を持たなければならない」と言われ、凡ゆる未熟な強迫観念から解放された。これがnoteを始める発端となった契機である。リスナー体質といったくだらない言葉に胡座をかき、何かを始める前からできないと決めつけていた自分は、この言葉によって、パースペクティヴが開かれたのだ。