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フリーランスマザー

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2016年3月に長男、2019年10月に次男を出産。 フリーランスライターという立場からみる、妊娠・出産・育児のこと。
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#育児

「自分がどう生きていきたいか?」という問いの中に、仕事も子育てもあった【#男性育休 インタビュー】

「自分がどう生きていきたいか?」という問いの中に、仕事も子育てもあった【#男性育休 インタビュー】

今回から、育休を取った男性への不定期インタビュー連載をはじめます。

これまで、フリーランスで働きながら子育てしている女性へのインタビューを通じて、キャリアと育児の両立を探ってきました。
でも、いろんなお話を伺っていると、ともに育児と向き合うパートナーの存在は無視できないと感じます。もし夫婦という単位で子育てをしているのなら、夫の協力は大きなカギ。この4月には改正育児介護休業法も施行され、男性の育

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夫がしてくれた3つめのこと【子どもと遊ぶ・闘う】

夫がしてくれた3つめのこと【子どもと遊ぶ・闘う】

「いい夫婦の日」まで、夫がしてくれたいろんなことを振り返ってみる企画。3本目です。

学生時代から付き合ってきて、一番大きく変化したことといえば、やはり子どもが生まれたこと。いまだに、お互いが二児の親であることにいまいち慣れず、ほんのり面白みを感じています。

■子どもの扱いがうまい単純に彼のパーソナリティといってしまえばそれまでなのですが、夫は子どもの扱いが上手です。子どもの下手な迷路やお絵描き

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わずか3年半でめっちゃ進化してる育児アイテムに感動しっぱなし

わずか3年半でめっちゃ進化してる育児アイテムに感動しっぱなし

もうすぐ次男が8ヶ月になります。驚くほど速い。「わたし本当に育ててるのかな?」と不安になるくらい、光速で乳児期が過ぎていきます。長男との年齢差は、3歳半。そのわずかな期間で進化した育児アイテムに、おもわず感動する日々です。

ムーニーマン(おすわり~ハイハイ)がすごい長男のときから、テープタイプはパンパース。パンツタイプはムーニーマンを愛用しています。テープは産院で渡されたメーカーをそのまま使い続

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子育てしながら働くために、考え続けている3つのこと

子育てしながら働くために、考え続けている3つのこと

子どもを産むとき、私がいちばん不安だったのは「子育てと仕事は両立できるのか?」でした。具体的な手段は、つねに試行錯誤。だけど3つだけ、明確に「意識しておいてよかった!」というポイントがあります。

「子どもを産んだらどうする?」という視点で考えたポイントだったけれど、意外と、私たち夫婦のワークを支える指針にもなっている気がします。

実際、コロナによって仕事が不安定になったり、登園自粛で在宅勤務&

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子育てマガジン、リニューアルします

子育てマガジン、リニューアルします

つらつらと「私の妊娠・出産・育児」について書いてきた、こちらのマガジン。この春からリニューアルしようと思います。

まずは、以前「フリーランスと子育てのリアル」というトークイベントでお話した内容を、note向けに再編集していきます。

<妊娠・出産編>
・妊娠しながら、どれくらい仕事ができるの?
・妊娠中も働くために心がけた「4つのポイント」
・フリーランスにも適用される公的支援から、資金繰りを考

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新生児のかわいさを突き詰めたら、亀梨くんと山Pを経由して、人類みなかわいかった

新生児は、経産婦ウケがやばい。赤ちゃんはみんな尊くてかわいいけど、なかでも「新生児」というワードは、経産婦にすごい威力を発揮する。ふにゃふにゃで、さらさらで、甘い匂いがして、むくんでいて、見えない湯気が立っていて。生まれているんだけどまだ完全には生まれていないような、独特の神々しさ……これはやっぱり、新生児ならでは。

うちの次男もあっという間に、そのすばらしい期間を終えました。しかし、2人目の子

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子どもに罪悪感を持たないで働くための3か条

子どもに罪悪感を持たないで働くための3か条

ワーママ向けのコンテンツでしょっちゅう目にするキーワード「罪悪感」。仕事でなかなか子どもとの時間がとれなかったり、忙しすぎてイライラしたりすると、親はつい、子どもに対して罪悪感を抱えてしまいがちです。

フリーのライターとして働きながら、子育てをして3年ちょっと。
そんな私は、あんまり罪悪感を抱いたことがありません。「親としてどうなの? 冷たい!」と言われればそうかもしれないけど、ちょっとした思考

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「お兄ちゃんになるんだから」って言われている息子を見ると、モヤモヤする

「お兄ちゃんになるんだから」って言われている息子を見ると、モヤモヤする

ただいま、第二子妊娠中です。順調にいけば10月に男の子を産みます。
弟が生まれたら、いま3歳の息子が“お兄ちゃん”になるのは、まぎれもない事実です。

でも、息子が周囲の大人たちに「お兄ちゃんになるんだよ」「お兄ちゃんになるんだから」と言われているのを見ると、どうにもモヤモヤする。100%ポジティブに言ってくださっているのはわかるのだけど、なんとなく。だから私は息子に「赤ちゃんが生まれるよ」とは言

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共働きで3歳児を育てる我が家の「家事効率化」

共働きで3歳児を育てる我が家の「家事効率化」

心すこやかに過ごすため、家事の効率化を心がけています。
31歳サラリーマン夫、3歳息子と3人暮らしで、わたしはフリーランスで働きながら第二子妊娠中。我が家ができるだけ快適に暮らしつつ、家族の負担を減らすために心がけていることを簡単にまとめてみました。

ポイントは「使いやすい収納・やらなくてもなんとかなることは極力やらない・便利な家電の活用」の3つ。いまのところは丁寧なライフスタイルとか、完璧な家

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赤い稲妻が走ったお腹で、これからも私を生きていく

赤い稲妻が走ったお腹で、これからも私を生きていく

妊娠してからいままで、何回「お母さんの顔になった」と言われただろうか。自分の顔がなにか変わったとは一切思わないけど、優しくなったとか、まるくなったとか、やっぱり言われる。妊娠初期はそれにすごく違和感をおぼえたものの、いまではもう慣れたし、勝手に優しく見えるならありがたいなと思うようになった。つんけんしてると思われるより何倍もいい、けど「妊娠しても(出産しても)全然変わらないね」のほうが、本当はうれ

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私と息子のおっぱい事情

私と息子のおっぱい事情

「おっぱい」という言葉を口にするのには、抵抗がある。自分のバストの女性性をすべて母性に置き換えられてしまうような感じが、どうしても受け入れられない。でも、母親の「おっぱい」を指す言葉に、ちょうどいい“代わり”がない。「胸」とか「バスト」では、母乳が出るものじゃないように聞こえる。いまもなるべくなら口にしたくないけれど、話がややこしくなるのは本意じゃないから、あきらめて言う。なんかいい言い方ありませ

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待機児童を抱えながら仕事を続けるために、大切なこと

待機児童を抱えながら仕事を続けるために、大切なこと

2016年3月に出産してから、2017年4月に息子が保育園に入るまでの1年ちょっと。子育てしながらも、出産前とさほど変わらない量の仕事をしていた。勤務時間は4割カットで案件のボリュームは3割減、収入は1.5割減というところ。実際にどんな暮らしをしていたか、振り返ってみる。

基本的に、平日の午前中は子どもと2人でのんびり過ごす。取材や打ち合わせなどの外出は、なるべく午後に固める。そして週1回はお義

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自分の人生に、どんなふうに“子ども”を登場させるか

自分の人生に、どんなふうに“子ども”を登場させるか

noteを始めて、わかったことがひとつある。たとえまだ結婚をしていなくても、なんなら付き合っているひとがいなくても。自分の人生に“子ども”というピースを、どんなふうに組み込むか。または、組み込まないか。同世代の女性のほとんどが、なんだか悩んでいる。

正直に言って、そんなにみんなが考えているとは、思っていなかった。特に、まだ産むことも産まないことも決めていない友達――いわば、子どもに関するさまざま

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仕事を休みたくないのに、早生まれは保育園に入れない

仕事を休みたくないのに、早生まれは保育園に入れない

noteではたびたび書いているけれど、私は産休・育休を取っていない(詳しくはこちらの記事で)。フリーランスだからもともと産休とか育休の制度がない、ということもあるけれど、単純に、楽しい仕事を休むのがいやだった。

だから、できるだけ早く、子どもを保育園に預けたいと思っていた。まずは都内の保育園について、わたし視点で簡単にまとめてみる。

認可保育園…いろいろと国の基準を満たした園で、世帯年収に応じ

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