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サザヱのお気に入り

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特に印象に残ったnoterさんたちの記事を格納させていただきたいと思います。素晴らしい記事をありがとうございます!
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#人生

東京暮らしは人生の変化をもたらす

東京暮らしは人生の変化をもたらす

私は自分自身の経験から東京に対して批判的なスタンスの記事を書いていますが、それでも東京という場所は多くの人々、とりわけ地方出身者に良い影響をもたらす環境だと思っています。

東京と地方は当然ですが、経済的文化的な規模に差があります。
私は9年ほど東京で暮らし、現在は札幌で生活しているのですが、やはり東京はあらゆる点で最先端を行っていると思いました。
それは決して札幌が劣っているというわけではなく、

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Shimeji & Oyaki流、人事評価への挑み方

Shimeji & Oyaki流、人事評価への挑み方

基本メッセージ

「目標達成しているし、それよりも高いレベルを目指しているよ。
うまくやっているから余計な心配しないで任せておいてね。
課題?自分でわかっているし、解決して行くので大丈夫。
必要があれば声かけるから手伝ってね。
あ、そういう見方してくれてるのね、ありがとう、ためになるわ。」

いきなり何?と思われたかもしれませんが、上記が私の人事評価へ挑むスタンスです。

いくつかバリエーションは

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外資系企業では、部下が上司を「教育」する必要があるんです

外資系企業では、部下が上司を「教育」する必要があるんです

「え?何言ってんの?逆でしょ?」

と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし経験的にこれは必須です。

正確に言うと、「教育」した方が自分にとって有利に仕事を進めることができます。

どう言うことでしょうか?
まず外資系企業の特徴(と個人的に思っている)として、マネージャーは業務内容を知らないで他所から入ってくることがほとんど、と言う点があります。

ちなみになぜこれが起きるかと言うと、

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マネージャーは時間と身体を空けておこう

マネージャーは時間と身体を空けておこう

「私、人に自分の仕事を頼んだことがないので、押し付けるような感じがして気が引けます。」

産休に出たマネージャーの代わりに代理になった方にアドバイスした時に返ってきた返答です。

私がしたアドバイスは、
・自分のスケジュールは一週間のうち半分くらいが空くように仕事をチームに分けてください。

というものでした。
本来は具体的な方法論のアドバイスは避けたいところですが、マネージャー経験未経験の方には

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55歳の春にヘッセと出会う

55歳の春にヘッセと出会う

きっかけはFacebookに友人が卒業アルバムに載っていたヘッセの詩を投稿していたことでした。

耳を澄ます
やさしいひびき、新しい息吹が、
灰色の日を吹いていく、
小鳥の羽ばたきのようにおずおずと、
春のもやのように内気に。
人生の朝のころから
思い出が吹いてくる、
海の上に銀色のにわか雨が
ふるえて消えていくように。
今日から昨日へは遠いように思われる。
そして、とっくに忘れてしまったものへは

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「好きな人が、恋人になりました」

「好きな人が、恋人になりました」

やっと。終わることが、始まったなと思った。

朝食の形に見える。あなたからの言葉を、囁きと言いたい。冬の空気に紛れて、誰の目にも映らないくらいに澄んだ気持ち。透明なままで、ふたり。

壊れる瞬間がある。

卵の黄身が割れる、窓が裂ける、涙が千切れる、欲が遠退く。

混ざり合う時にわたしは胸に手を当てていた、本能のような仕草だ。自分自身が生きていることを確認している。そしてまた、誰かの心に手を伸ばし

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