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外資系企業では、部下が上司を「教育」する必要があるんです

「え?何言ってんの?逆でしょ?」

と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし経験的にこれは必須です。

正確に言うと、「教育」した方が自分にとって有利に仕事を進めることができます。

どう言うことでしょうか?
まず外資系企業の特徴(と個人的に思っている)として、マネージャーは業務内容を知らないで他所から入ってくることがほとんど、と言う点があります。


ちなみになぜこれが起きるかと言うと、業務的な知識がなくても、マネジメントの知識、経験があれば中長期的にマネージャーとしての仕事は成立してしまうためです。

普通の社員の目線だと、

「自分たちがやっている業務を知らずにどうやって業務を管理して行くの?」

と思われるかもしれません。
しかしマネージャーの目線で見ると、

「具体的な業務は多くの社員が熟知しているので、そこを頼ることができる」

と言う見方をしているはずです。

業務的なことは後から勉強して追いつけば良いのですが、マネージャーとしての職務能力の肝は別のところにあるので、具体的な業務内容を知らなくても成立します。


ともあれ前述の通り、外資系企業で働いていると、しょっちゅう上司が変わりますし、全くの別の部署から未経験で飛んでくることもあれば、別業界から転職してくることも普通です。


とはいえ、いくらマネジメントの知識、経験があったとしても、やはり業務内容を熟知していくことは必ず求められます。

しかしマネージャーの視点で見ると、

「全く新しい業務で、自分がどこまで深く理解する必要があるのかわからない」

という状況ですので、当然学習していく必要があるわけです。


実はここで部下の考え方と行動が試されます。

A: 上司なんだから自分で勉強して我々を導いてくれないと困る

B: 上司が取り急ぎ何を理解していないといけないのかを教える

皆さんはどちらの考え方をしますか?


私の経験では多くの人がAの考え方をします。
そこでお勧めしたいのがBのアプローチ。

上司が来たら大体個人面談などをすると思います。
いわゆる「お互いがどんな人かを知りましょう」の会です。

そこでしっかりとプレゼンテーションを作って、自分自身の説明とともに、大枠としての業務内容(いち早く新米上司が知っていた方が良いであろうこと)を教えてあげましょう。

部署内でどんな歴史があり、何を成し遂げてきており、何を課題としており、どこを目指しているのか。

情報量が多すぎると覚えきれないので、内容は薄くて構いません。大枠だけをお伝えしておくだけで良いです。


「なんでそこまでしなくてはならないの?」と思われるかもしれませんが、部下側にもメリットがあります。

「突っ込まれたら説明が面倒なことを、突っ込まないように先に予防しておける」

ということがあります。
例えば、
・明らかな改善点を現在改善中
・業務の特色として、状況の改善に時間がかかるもの(短期的な改善を求められても困る)

などがあれば、先に伝えておいた方が楽になります。

また、それをクリアに伝えてくれることによって、信頼関係の構築にも大変役立ちますよ。


いかがでしたでしょうか?
当たり前といえば当たり前ですが、私の知る限り周りの人は新しく上司が来ても、

「何か聞かれるまで答えない」

というスタンスの方が多いので、「もったいないな」と感じて記事にしてみました。

Shimeji & Oyaki

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