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研究迷子にならないようにシナリオを描こう(ダウンロード可)
ある日、研究室の後輩から相談がありました。
「研究テーマは決まっていて、先行研究を整理したりと、なんとなく作業は進めているんですが、どこへ向かっているのかわからなくなってきました…問題意識ってなんですか??」
うんうん、研究迷子になるよね。
いろいろと話を聞いていても、
研究テーマに対して
どういう背景があって
何が課題となっていて
どういうアプローチから
何を明らかにしようとしているのか
「何にもしない」から何かが生まれる ~静岡県裾野市の地域づくり~
先日のこと、「何にもしない合宿」へ行ってきました。
え?「何にもしない」って文字通り何もしないってこと?
私の頭のなかには坐禅を組む人たちの姿がうかんでいました。今流行りのリトリートかな?と思ったりしたのですが・・・
全然ちがったー(笑)
小学校の体育館に続々とやってくる子どもたち。受付を済ませるなり縦横無尽に走り出す。あふれんばかりのエネルギー。どうして子どもってこんなに元気なんでしょう。
学問には感動があることを思い出した話
こんにちは。7月になりました。今年は意外と涼しくてまだ生きていけるなーという感じです。
さて、6月最終週は、妹の高校の恩師といっしょに飲む機会があったのですが(なかなかないシチュエーション笑)、まさかの北海道浦幌町の話で盛り上がりました。うれしかったです。また行きたいな~。
3年ほど前におとずれたときのブログがあるので載せちゃいます。
今週はやっと光がみえたなーという感覚があって、やっと、や
農村型地域運営組織(農村RMO)とは ~地域の「共」を考える#3~
地域のつながりが弱くなっているといわれるなかで、公(行政、公助)と私(個人、自助)のあいだにある「共」をどう育んでいったらよいのだろう?
この問いに向き合う<地域の「共」を考えるシリーズ>です。
前回は、公助のパートナーとして地域の多様な主体が協働し地域課題を解決する「地域運営組織」についてまとめました。
今回は、地域運営組織の一形態として、とくに人口減少や高齢化が深刻化する中山間地域での形成
地域おこし協力隊 思ったのと違った!リアリティショックにどう対応するか
みなさんの周りには地域おこし協力隊の方はいらっしゃいますか?
2009年に制度化され、初年度31自治体89名でスタートしてから2021年度では1,085自治体6,015人まで広まっています。政府は2026年度までに10,000人に増やすという目標を掲げ、さらに事業を拡充していく方針です[1]。
任期修了後、そのまま活動していた地域または近隣市町村に定住する隊員は約65%と報告されていますが、一