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大切なもの

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#働き方

「どうせ幸せになってしまう」メカニズム

「どうせ幸せになってしまう」メカニズム

カズレーザーさんの「人間どうせ幸せになる」論が好きだ。

私は何を好きになるのか
私は誰を好きになるのか
私にとっての幸せとは何なのか

ということを、我々は自分では決められない。

どういう遺伝子で
どういう体つきで
どういう家庭に生まれ
どういう学校で育つか

そんな自分にはどうしようもないところで、「私」の生きる土台はほとんど固まってしまう。

この考え方を突き詰めると、これから私がどんな仕

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何かに打ち込んで「色んな問題」から逃げたかった

何かに打ち込んで「色んな問題」から逃げたかった

「何かひとつのことに打ち込みたい。夢中になれるものがほしい」と強く思い続けてきた。

僕はそういう人生に憧れているのだと思っていたのだが、もしかしたら違うのかもしれない、とふと気づいた。

もしかして、じぶんはたんに

「複雑なことを考えたくない」

だけだったんじゃないだろうか。

夢中になれるものがある人の、人間関係を省みず没頭する姿をカッコいいと思っていた。部活に没頭しすぎてテストの成績がわ

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「お金」は好きだけど「お金を稼ぐこと」にはそこまで興味が持てないあなたへ

「お金」は好きだけど「お金を稼ぐこと」にはそこまで興味が持てないあなたへ

「お金が欲しいと思っているのに稼げていないなら、お金を稼ぐのが下手なだけだよ」

とある事業家っぽい人がそんなふうに言っているのを聞いて、私はすこしムッとした反面、じわじわと、ああ、なるほど…なるほどなぁ……と、自分のこれまでの色々なことが腑に落ちたのであった。

自分のこれまでの仕事の選び方を振り返ってみると、できるだけ沢山お金が欲しい、と思いながらも、給料や報酬だけではなく、やりがいとか、自分

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欠乏感を埋めないまま生きるというゲーム

欠乏感を埋めないまま生きるというゲーム

欠乏感。

もっとお金が欲しいとか
もっといい人間関係が欲しいとか

こういう欠乏感を、埋めようとしないという発想。
こういう欠乏感を、動機づけとして利用しないという発想。

欠乏感を抱えたままでいるのはしんどい。埋めたくなる。それが行動のモチベーションになったりもする。だから頑張れるし、努力もできる。

しかし欠乏感は、食欲や睡眠欲とは違う。

欠乏感は、完全に満たされるということがない。

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「自分の心を守れる」働き方がしたい。

「自分の心を守れる」働き方がしたい。

仕事をしていく上で何がいちばん大切か? 人によって答えは違うだろうが、私は「自分の心を守ること」だと思う。

とくに、フリーランスや個人事業主、起業して自分で会社を興したりしていたら、自分の精神状態を守れるのは、自分しかいない。

「疲れた」「もういやだ」と思うことはあったとしても、立て直して頑張ろうと思える状態でないと、仕事でパフォーマンスを上げ続けることはできないだろう。

誰かのためにがんば

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道がなければ、つくればいい。子ども3人とつくってきた「私の働き方」。

道がなければ、つくればいい。子ども3人とつくってきた「私の働き方」。

10年前。長男が1歳半の時に会社をクビ同然でやめた。1年間の育休をとって復帰した後、会社に通えなくなってしまったためだ。

会社を辞めたけど、仕事はやめたくない。

そこからどうやって自分で仕事をつくってきたか。

今、10年前に描いた理想よりも「少し先」に来た実感があるので、この10年間でやったことと当時の気持ちを振り返ってみたい。

子育てと仕事の両立に悩む方や、独立して仕事がしたいと思う方の

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「素人革命」を起こせる人と起こせない人の違いは何か?

「素人革命」を起こせる人と起こせない人の違いは何か?

昨日のMonthly HARES COLLEGEは『革命のファンファーレ』を上梓されたばかりのキングコング西野さんとのコラボイベントでした。

ニシノさんとは、ちょうど一年前くらい、ワオミーの記者発表イベントでご一緒して、楽屋でトークして以来。1on1での対談、トークライブはもちろんはじめてでした。

月に10〜20本はトークセッションのモデレーターをやっていて、個人的にはどんな仕事よりも天職だと

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「将来、何になりたいの?」という質問はなくした方がいい

「将来、何になりたいの?」という質問はなくした方がいい

大学時代、私が人から訊かれて一番苦痛だったのが「将来、何になりたいの?」という質問だった。
その問いに爽やかに即答できる人たちのことが心底羨ましかった。

私とは何か ー「個人」から「分人」へー より抜粋

今日読んでいた本にこんな一節があった。やっぱりそうだよな、とすごく考えさせられた。

理由は2つある。

1つ目は、僕自身、つい先日投稿した記事でもまさに同様のことを書いていたということ。

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僕が「副業解禁」の先に見すえる「2030年ビジョン」とは

僕が「副業解禁」の先に見すえる「2030年ビジョン」とは

なぜ「副業解禁」を実現したいと思っているのか。
「副業解禁」の「その先」に何を見ているのかーー。

複業研究家として活動してきて、今まで書こう、書こうと思っていたものの、なかなか書けていなかったことがあります。

それは「なぜ、僕が企業の副業解禁に向けて活動をしているのか?その先に何を見据えているのか?」ということです。

叶えたい未来は、子どもたちが「はたらく」ことにワクワクできる世の中僕の中に

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