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#教育

大卒も共働きも、「当たり前」になると苦しい

大学の存在意義や奨学金、働く女性と子育てなど、社会にまつわるあれこれを考察する続きの記事です。先日書いた、奨学金が「就職するための借金」になっているという記事でも触れましたが、大学全入時代と言われて久しい現代において、大学に進学する理由として一番大きいのは「みんな行ってるから」「就職に大卒の肩書が必要だから」ということではないかと思っています。私も何も考えずに大学に進学した一人ですが、大学に高等教

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テクノロジーから学ぶ「STEM教育」が注目されるわけとは?

テクノロジーから学ぶ「STEM教育」が注目されるわけとは?

今日は世界で今注目の「STEM教育」について書いていこうと思います!

STEM教育とは、一言でいうと「現代のグローバル社会において、科学技術の発展に貢献できる人を育てる」教育のことです。

今の現代の情報社会では、テクノロジーの知識と知恵が生活に必要不可欠となっています。画期的なSTEM教育の体制が学校や企業などに取り入られていることで近年注目を集めているんです。

調べるまでは全く知らなかった

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経済効果をもたらす「女性教育」の可能性

経済効果をもたらす「女性教育」の可能性

今回はタイトルの通り、「女性教育」に対する考え方について書いていこうと思います!教育に恵まれない発展途上国の女性の取り巻く環境について気になり、『国際教育協力論集』に寄稿されている黒田一雄先生の文献を参考に書いています。

未だ男尊女卑が根づく日本でもぜひ理解しておきたい話。。ぜひ多くの方に読んでいただけると嬉しいです!

「女性教育」が男性と比べて重要視されていないのはなぜか?女性教育が男性教育

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【考察】ゲームも勉強も好きな私が、ゲームの良さについて考えてみた。「知的隠し要素」に気づけたら楽しい。

【考察】ゲームも勉強も好きな私が、ゲームの良さについて考えてみた。「知的隠し要素」に気づけたら楽しい。

こんにちは、ゆうです。

「ゲームばかりしていないで、勉強しなさい!」

世のお母さん方は、あたかもゲームが勉強の敵であるかのように言います。でも本当は違うんです。勉強はゲームを支えていて、ゲームも勉強を支えているんです。そんな2者のあるべき姿を3つのポイントに絞ってお話していきます。

1.教養があれば、ゲームの知的隠し要素を味わえる。
建築物、日用品、ゲーム、これら全ては創作物なわけですが、知

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【中高生のみんなへ】受験英語を勉強している自分に誇りを持ってください。

【中高生のみんなへ】受験英語を勉強している自分に誇りを持ってください。

こんにちは、語学の裏設定のゆうです。

今日は受験英語の忘れられている価値についてお話しようと思います。

今、中学生だったり高校生だったりするみんなは、
学校で英語を勉強していてあまり良い気分ではないと思います。

なぜなら、

受験英語は会話につながらないから意味がない、
という大人たちの主張が世の多数派になっていて、
そんな批判の的になっている受験英語を必死に勉強しなくてはならないのですから

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「ズルイ」という気持ちをどうコントロールするか

「ズルイ」という気持ちをどうコントロールするか

このツイートが、結構読まれました。

ズルイと言う感情はなぜ起きるか?

なんで自分と他人をいちいち比較するのか。
おそらく、皆平等じゃなくていけないとどこかで思ってるからなんじゃないかな。

今日はそんな仮説を紹介しましょう。

日本の学校で教わる価値観のうち、令和の時代に私たちがアップデートしたいこと。それは、世の中は全然平等じゃないってことだと思います。

みんな違ってみんないい、実際にそう

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清潔で静かな国からは子供が減っていく

清潔で静かな国からは子供が減っていく

このツイートが、びっくりするほど拡散されました。

今日は、行き過ぎた清潔や静けさを求めると、子連れには辛いよってお話です。

マレーシアから帰ると、東京ってつくづく「健康な会社員の男性」のための街だなーと思います。人々の歩くスピードとか、電車の中の静けさとか、中吊り広告とかが、なんというか、企業で働く男性に最適化されてる感じがします。

本来、人間にはいろんな人がいて多様性があります。男女があり

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他人に判断を委ねないということ

他人に判断を委ねないということ

災害時にいつも思うのは、重要な局面は自分で判断しないといけないってコトです。

現場の状況を一番わかってるのは自分です。
お役所や学校は、もはやそこまで頼れない。
周囲がなんと言おうが、自分の判断で動かないといけないときがあります。

マレーシアでは毎年ヘイズという公害があり、ひどいときには視界が真っ白になるほどの大気汚染が起きます。
こうしたとき、マレーシア人の親は親自身の判断で子供を学校に行か

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