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ステキなステキな

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何度でもリピートしちゃうてかマガジンまとめたらリピートしやすいのついに気付いた
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#エッセイ

「入院したからこそ!」の発見とステキな出逢い~私を救ってくれた一言~

「入院したからこそ!」の発見とステキな出逢い~私を救ってくれた一言~

一時期、膝のケガで入院していたことがあります。
人生初の入院&手術だったので、不安な気持ちでいっぱいでした。

人との出逢いが大好きだったのが幸いして、入院生活はとても楽しかったのですが、手術はとにかく怖くてたまりませんでした。
たまたま同じケガで手術をしたことがある友達がいて、その人とメールでやりとりすることが一番ホッとする時間でした。

手術の話をしていた時、友達が「全身麻酔で5秒起きているの

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私は雨の記憶

私は雨の記憶

朝からひっきりなしにかかってきていた職場の電話が鳴り止んだ。スマートフォンを手に取った私は、Facebookアプリをタップした。5年前の今日投稿した記事が画面に表示された。モノクロで撮った珈琲の写真だった。

写真をスマートフォンに保存して、記事の内容を確認した。

5年前の今日入力した言葉はそれだけだった。

イスから立ち上がった私は、スマートフォンをポケットに入れて窓の方に向かった。昨夜からの

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みずをのむ

かこのことをみずにながす

ろかしてちゅうしつしたおもひで

それはこころのひきだしにしまっておく

いつかひきだしからとりだしなつかしむ

みずをのむ

ためらいなくみずにながす

みずをのむ

あたらしいものがはいってくる

またあたらしいきょうがはじまる

シティポップが聴こえる

シティポップが聴こえる

 シティポップが好きだ。

 あの洗練された、コンクリートジャングルに生きるスタイリッシュな大人たちを彷彿とさせる歌詞、そして小洒落たサウンドは、マルイのロゴマークを「オイオイ」だと信じて疑わなかった根っからの田舎者の心をむずと鷲掴み、瞬く間に大都会東京への憧憬を抱かせた。

 もっとも、かく言う自分自身はまったくもってシティポップ世代ではない。シティポップ最盛期が八十年代だとして、僕が音楽に目覚

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「赦し」の伝聞+

「赦し」の伝聞+

冗長な前書き

むか~しむかしと云っても、たぶんミクシィの隆盛が落ち着きをみた頃くらいのむかしのこと、ってたぶんっていえ私、ミクシィはアカウントを作っておしまい、ヤフーブログの更新は二年ほどかつ内容繋がりの数深さから見てアクティブユーザー未満のままnoteに踏み入りようやくネットとかSNSとかこんなんなのねとちょっと知った気になった今思い返してみても、惜しみもなければ気負いもなく智慧をぽんと明け渡

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滅私

滅私

『滅私』とは私利私欲を捨て去ること。私心なくすこと。日常ではあまり使われない言葉。学校では習わない単語である。

「私を滅し、公に奉ずる」

戦国策の秦策に由来する『滅私奉公』という故事もあるが、現代では「会社や国の為に自分の私利私欲を消して自分の身を捧げて尽くす」というような意味合いで捉えられている。

決して自己犠牲的な意味合いではなく、良いことをすると「徳」を貯めることができる。そのような捉

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トカゲの尻尾

トカゲの尻尾

先日、ぺんぎんさんの記事を読んで、
子供の時に信じていた事を思い出した。

ペンギンさんは子供の頃に車で移動中、月を見た時に建物の影に隠れた後、再び月が見える事を月がついて来ていると思った事と雲に乗れると思っていた事を書いていた。
今から考えれば可愛らしい幼少期の思い出。
この記事にコメントをしようと自身の思い出を
遠い日の記憶から探って1番初めに思いついたのが、“蜥蜴の尻尾を育成していた事”だっ

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やる気のモデル

やる気のモデル

「やる気が出ない」という悩みへ、僕はいつもこう答える。

「何かするのにやる気なんていらない」

僕は、やる気を“後付けの産物”だと思っている。

“やる気がでた”というエネルギーが満ちた状態があって、そのやる気というエネルギーを消費して何か事をなす、というモデルが幻想だと。

やる気の出てる状態とは、脳が活発化している状態であると思う。

それは行為中に起こった状態であって、行為前に起こる状態で

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ピュアなnote

ピュアなnote

ピュアだな~と感じる素敵なnoteをご紹介したいと思います。
イラスト、詩、音声配信を一つずつ、エッセイを三つです。
ご覧いただけるとうれしいです。
ぜひぜひどうぞ♡゚*。☆ヾ(´∀`)ノ☆。*゚

💛まずはkonekoちゃんのイラスト。
母の日に描かれたもので、カーネーションつきです。

かわいい生きものに見つめられると、きゃ〜!こっち見ないで~!って思いませんか?
胸がぎゅーっとします。

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現代語俳句を詠むということ

現代語俳句を詠むということ

おはようございます、笹塚です。急に暑くなってきました。真冬生まれのせいか暑さは苦手で、さっそく扇風機が活躍しています。

さて、私は今「 #現代語俳句の会 」に参加しています。そこで今日は現代語で俳句を詠んでいく中で日頃感じていることを書いてみようと思います。

一瞬という点を収める俳句を始めてから、日常の風景を見る視点が変わった気がしています。格好つけていえば「花鳥風月にこころを傾ける時間が増え

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