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自然の神々―その織りなす時空
自然の神々―その織りなす時空
世界各国の、さまざまな神々を紹介した本です。
国や地域ごとではなく、機能ごとに紹介しているのが、特色です。天の神、海の神、鳥の神、山の神、石の神、といった具合です。
題名にあるとおり、自然の中にある物や、自然現象の神ばかりが載っています。
地域的には、非常に広い範囲の神々を取り上げています。
日本、朝鮮半島、中国、モンゴル、インド、メソポタミア、
衝撃の古代アマゾン文明―第五の大河文明が世界史を書きかえる
衝撃の古代アマゾン文明―第五の大河文明が世界史を書きかえる
少し前までの世界史の教科書には、必ず、「世界の四大文明」が、載っていましたね。
ナイル川のほとりのエジプト文明、チグリス・ユーフラテス川のほとりのメソポタミア文明、インダス川のほとりのインダス文明、黄河のほとりの中国文明です。
「古代文明は、大河のほとりに生まれる」という定説が、あったんですね。
が、じつは、この定説は、
人魚 (ものと人間の文化史 143)
人魚 (ものと人間の文化史 143)
人魚について、古今東西の情報を集めた本です。
人魚について知りたいなら、一読して、損はないでしょう。
ただし、あまり体系だった書き方がされていません。そのために、必要な情報がどこにあるのか、わかりにくいです。同じ情報が、重複して出てくることもあります。
また、一部の情報については、正確性に疑問があります。ギリシア神話の、有名な登場人物の名前
チョウチョウウオ・ガイドブック
チョウチョウウオ・ガイドブック
チョウチョウウオ科の魚ばかりを集めた図鑑です。
現代の日本に住んでいる人ならば、必ず、どこかの写真や、水族館で、チョウチョウウオ科の魚を見ているでしょう。サンゴ礁の海を代表する生き物だからです。
サンゴ礁の海のイメージを出すのに、これほど良い被写体は、ありません。色鮮やかな魚が、ひらひらとサンゴの間を泳ぐ様子を見ていると、竜宮城へ来たかと思います。
アジア遊学 (No.59) 鬼とデーモン
アジア遊学 (No.59) 鬼とデーモン
勉誠【べんせい】出版から出ているムック『アジア遊学』シリーズの59号です。
「鬼とデーモン」の特集号です。
日本には、古来、鬼【おに】と呼ばれる霊的存在がいますね。日本人なら、誰でも知っているでしょう。
ところが、いざ、鬼について説明しようとすると、誰もが、はたと困るのではないでしょうか。
日本のたくさんの民話や伝説に、鬼が登場しま
アリの巣をめぐる冒険―未踏の調査地は足下に (フィールドの生物学)
アリの巣をめぐる冒険―未踏の調査地は足下に (フィールドの生物学)
昆虫の研究者さんが書いた本です。
著者の丸山さんは、好蟻性【こうぎせい】昆虫というものを、研究してらっしゃいます。
好蟻性昆虫って?
アリ(蟻)の類ではないのに、アリの巣に同居する昆虫のことです。
そんな昆虫が、いるんですね。
普通の人は、ほとんど知らない世界でしょう。
本書は、未知の昆虫世界を、私
世界のラン―不思議な魅力 (NHK趣味の園芸)
世界のラン―不思議な魅力 (NHK趣味の園芸)
植物のラン(蘭)を紹介した本です。
ほぼすべてのページが、カラーです。ランの美しい写真が載っています。文章を読まずに、ページをめくって眺めるだけで、楽しいです(^^)
本書には、いわゆる「洋ラン」の類が載っています。日本や中国が原産ではないランですね。華やかな色合いの種が、多いです。
日本や中国が原産の「東洋ラン」を知りたい方は、本