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(番外編3)《有料・冒頭試読》【マリーンズ略史 92~05/-82- 2007年 ベテランと新戦力かみ合い2位へ】


(82)ベテランと新戦力かみ合い2位へ

 【2007年スローガン『All Hands to The Flag! 〜結束、フラッグのために〜』】

 【開幕前評価】

 3年目を迎える交流戦が試合減少する。各球団とホーム・ロード3試合だったが今シーズンから2試合となり、総試合数が36試合から24試合となる。

 日本一から4位に転落した前年だったが、WBCの影響やケガ人が続出したことを挙げ、戦力的には充実度は高いという評価は多かった。特にベニーの離脱で課題となった長距離砲に、2005年にソフトバンクで43本塁打を記録したフリオ・ズレータを獲得したことは大きかった。
 先発陣はエース清水直行を中心に昨シーズンは出遅れた小林宏之、ケガで離脱した小野晋吾、投打のかみ合わせが悪く勝ち星に見放された渡辺俊介らがキャンプでは順調に調整を行い、久保康友、先シーズン後半に一軍に定着した成瀬善久らが揃って開幕を迎えた。
 打線はズレータとベニー・アグバヤニ、2年目となるマット・ワトソンの助っ人を主軸に据え、福浦和也、今江敏晃、昨シーズン規定打席に到達した里崎智也に加え、昨シーズンは不振に陥ったサブローも順調な調整ぶりを見せ、登録名をTSUYOSHIに変更した西岡剛も3年連続盗塁王に意欲を見せるなど、2007年はリーグ1位からの日本一に期待を抱かせた。

◆オープン戦成績 15試合6勝8敗1分

 【3・4月 14勝11敗3分】

 日本ハムとの開幕戦(千葉マリン)でいきなりズレータ砲がチームを救う。0-4とリードされた6回裏二死満塁からズレータが同点満塁弾。直後の7回表二死で降雨コールドとなり引き分けに持ち込んだ。2回戦では小林宏‐薮田‐藤田‐小林雅が12回を零封。打線が得点を奪えなかったが33年ぶりの2試合連続引分発進となった。
 4月に入ると順調に白星を積み重ねる。打線ではオリックスから移籍した早川大輔が1番・TSUYOSHIとともに打線をけん引。2番に座り3割を超える打率でかき回した。4月中旬に一度は借金生活に陥ったものの、19日のオリックス5回戦(千葉マリン)から5連勝して2日間ながら首位に立つ。しかし、直後の28日からの西武3連戦(グッドウィルD)では小野が離脱。小林宏も打ち込まれ1勝2敗と負け越す。結局、一時は5まで伸びた借金を3に減らして4月を終えたが、ソフトバンク、西武と首位争いを繰り広げた。

 【5月 10勝5敗1分/24勝16敗4分】

 5月に入り五分ペースだったが、10日のオリックス8回戦(スカイマーク)から1分を挟んで4連勝。15日からの西武3連戦(千葉マリン)、18日からの楽天3連戦(フルキャスト)と2勝1敗と勝ち越し、24勝16敗で首位ソフトバンクに1.0ゲーム差の2位とピタリとつけて交流戦に突入した。
 勝ち越しに貢献したのは昨シーズン勝ち星に見放された渡辺俊と4年目の成瀬だった。渡辺俊は5月に入り1完封を含む3連勝で4勝1敗、防御率1.83。成瀬は開幕から4連勝、特に4勝のうち12得点、9得点、13得点と打線の援護に恵まれたが、崩れることなく2.20と好投で好調チームを支えた。

 【交流戦 13勝10敗1分/37勝26敗5分】

 2連覇と相性の良い交流戦に好調のまま突入する。初戦の中日2連戦(千葉マリン)こそ1勝1敗だったものの、横浜1回戦(千葉マリン)に勝利して、一気にリーグ順位首位に躍り出る。ここから阪神2連戦(甲子園)、広島2連戦(広島、尾道)と連勝して5連勝。ヤクルト2連戦(千葉マリン)、を1勝1敗としたものの、続く巨人2連戦(千葉マリン)に連勝、。ここで交流戦前半を終えたが、9勝2敗と交流戦も単独首位に立ち、リーグ順位も2位のソフトバンクに3.0ゲーム差をつける。
 ところが、後半は一転する。横浜2連戦(横浜)の初戦は勝利したものの。2戦目に敗れると中日2連戦(ナゴヤD)に連敗。続く広島2連戦(千葉マリン)は連勝したが、続く阪神2連戦の初戦(2戦目は引分)から、巨人2連戦(東京D)に連敗、続くヤクルト2連戦(神宮)の初戦に敗れて4連敗を喫する。2戦目を勝利したものの、最後の横浜戦(ヤクルト)に敗れて後半は4勝8敗1分と前半の貯金を吐き出して交流戦は終了。前半のリードで交流戦の優勝争いには加わったが、最後は日本ハム、巨人、横浜に抜かれて交流戦は3連覇ならず4位に終わった。
 リーグ順位も首位を明け渡す。交流戦を制した日本ハムが西武に代わって3位に浮上。ソフトバンクも抜き2位に迫っていたが、最終戦に敗れて日本ハムに首位の座を奪われた。

 【6・7月 7勝13敗2分/44勝39敗7分】

 交流戦期間中に痛手を被った。4番に座りチームトップの10本塁打を放っていたズレータだったが、開幕直後の4月15日の西武戦で死球を受け小指を骨折していた。状態を見ながら試合に出場していたが、悪化したために6月3日に手術のために米国へ緊急帰国した。また、交流戦3連勝と好投していた久保だったが、横浜最終戦で左手甲に打球を受け骨折(この試合に敗戦投手となり交流戦は3勝1敗)。全治1ヶ月と診断され離脱した。チームは前年2006年、交流戦後に大きく失速しただけに、嫌な雰囲気が漂った中でレギュラーシーズンに戻った。
 そんな中で明るい材料はサブローだった。前年.216と大不振に陥ったサブローだったが5月から徐々に状態を上げ、ズレータ離脱後に「つなぎの4番」として復活。6月は74打数29安打、打率.392で自身初の月間MVPに選出された。

 レギュラーシーズン再開後、ソフトバンクに1勝1敗1分、オリックスに2勝1敗と勝ち越して首位を奪還。0.5ゲーム差で迫る日本ハムと7月6日から首位決戦3連戦(札幌D)を迎える。しかし、渡辺俊、小林宏、渡辺俊を立てたが3連敗を喫して首位陥落。さらに10日からの西武3連戦(グッドウィルD)に1勝2敗、ソフトバンク13回戦(千葉マリン)にも敗れ、レギュラーシーズン再開後は3勝8敗と黒星先行。16日からのオリックス3連戦(千葉マリン)に2勝1分として取り返したものの、前半は43勝34敗でオールスター期間に突入した。
 オールスター後の後半はソフトバンク3連戦(ヤフーD)から。しかし、渡辺俊、清水直、小林宏で3連敗スタート。その後も敗れて最大16あった貯金も5まで減らす。結局、7勝13敗と負け越して7月を終えた。
 負け越したものの、前年のように大きな失速はせずに踏み止まったのは成瀬の成長だった。7月は4試合に登板して負けなしの3勝0敗、2度3連敗をストップした。3完投1完封、防御率は1.09で7月度月間MVPを初受賞した。

◆6月度月間MVP…野手/サブロー
◆7月度月間MVP…投手/成瀬 善久

 【8月 14勝11敗/58勝50敗7分】

 自慢のリリーフ陣「YFK」が不調に陥っていた。薮田が7月は防御率5.63、藤田はシーズン通じて10点台、小林雅も3.60と精彩を欠いていた。バレンタイン監督は「信頼している。起用法は変えない」と話していたが、起用を考えざるを得なくなった。薮田、藤田、小林雅に加え、神田義英、2年目の川崎雄介、ルーキーの荻野忠寛らを固定せず起用していく。
 そんな中で先発陣で踏ん張ったのが小林宏と成瀬だった。小林宏は2完封、成瀬は1完封を含む、ともに3勝0敗と白星を手繰り寄せ、前年のような夏場の失速を防いだ。
 打線も6月下旬に離脱していた今江が7月下旬に復帰、ズレータも22日に復帰し、体制を整えていく。大型連勝は無いものの、大型連敗も喫しない。4連勝と2度の3連勝、連敗は3連敗が一度だけと14勝11敗と貯金を増やして踏ん張りを見せる。
 順位は3位ながら、首位の日本ハムとは3.5ゲーム、2位のソフトバンクとは0.5ゲームと3チーム混戦模様で9月に突入した。

 【9・10月 18勝11敗/76勝61敗7分】

 9月に入っても、3チームとも抜け出せない。ロッテは4日から3連勝するも3連敗。10日から2.0ゲーム差で追いかける首位日本ハムと4連戦(千葉マリン)の首位決戦を迎える。しかし、勝利したのは成瀬だけ。小林宏、清水直、小野を立てながら1勝3敗と負け越し一歩後退。ゲーム差は4.0と広がる。この間にソフトバンクは7勝4敗と勝ち越し、日本ハムに肉迫する。15日から日本ハムとソフトバンクが直接対決し、ソフトバンクが2勝1敗として1.0ゲーム差に詰め、ロッテは3位確定かと思われた。
 ところが、ここから最終盤まで怒涛の追い込み。残り13試合となった21日から1つ負けて2連勝、1つ負けて27日からのソフトバンク2連戦(ヤフーD)に連勝する。ソフトバンクは首位決戦を終えた後4連敗を喫し、ロッテが2位に再浮上する。この間に日本ハムを3連勝して逃げ切りを図る。そして、残りロッテ6試合、日本ハム4試合で迎えた29日からの日本ハム2連戦(千葉マリン)。初戦は久保を立てたが日本ハム打線に捕まり、1-9で敗れて日本ハムの胴上げとなった。
 そしてラスト5試合。5連勝と最後を締めてシーズン終了。終わってみれば日本ハムとは2.0ゲーム、3位西武とは4.0ゲーム差、76勝61敗7分の2位だった。
 成瀬は6月9日の横浜戦で黒星を喫して以降、負けなしの10連勝。9月は4勝0敗で7月に続き、今シーズン2度目の月間MVPを獲得した。

◆9月度月間MVP…投手/成瀬 善久

 【2007(平成19)年 パ・リーグ最終順位】

チーム 試合 勝 敗 分 勝率  差
日本ハム 144 79 60  5 .568  -
ロッテ  144 76 61  7 .555  2.0
ソフバン 144 73 65  2 .472 13.5
西 武  144 66 76  2 .465 14.5
オリクス 144 62 77  5 .446 17.0
 序盤から西武、ソフトバンク、ロッテが三つ巴の展開。交流戦前半を大きく勝ちこしたロッテが手に立つ。しかし、日本ハムが5月からの14連勝などで猛追を見せて首位に立ち、後半はソフトバンク、ロッテとの接戦となった。得点力はリーグ最下位ながら層の厚い投手力の日本ハムが逃げ切り、2連覇を達成した。

 【2007(平成19)年 プレーオフ・第1ステージ】

◆第1ステージ
《第1戦》(10月8日 千葉マリンスタジアム 30,010人)1勝0敗
ソフトバンク 003 100 000 = 4 ●斉藤和(0-1 0S)
ロッテ    003 211 01X = 8 〇渡辺俊(1-0 0S)
本塁打:ロッテ/オーティズ1号(柳瀬)
ソフトバンク3点先制も斉藤和を打線が打ち込んで逆転に成功。中盤から終盤には小刻みに加点。渡辺俊が完投勝利で王手。

《第2戦》(10月9日 千葉マリンスタジアム 29,411人)1勝1敗
ソフトバンク 240 110 000 = 8 ○杉内(1-0 0S)
ロッテ    001 000 200 = 3 ●小林宏(0-1 0S)
本塁打:ソフトバンク/松中1号(小宮山)、ブキャナン1号(小宮山) ロッテ/福浦1号(杉内)
 序盤に小林宏が捕まり2回途中6失点KO。打線も追い上げも届かず黒星で逆王手。

《第3戦》(10月10日 千葉マリンスタジアム 30,011人)2勝1敗
ソフトバンク 000 000 000 = 0 ●スタンドリッジ(0-1 0S)
ロッテ    000 004 00X = 4 〇成瀬(1-0 0S)
本塁打:なし
 成瀬とスタンドリッジの投げ合い。6回裏にサブローの満塁一掃三塁打で均衡破る。成瀬は無四球完封で勝利。
 ※ロッテが第2ステージに進出

 【2007(平成19)年 プレーオフ・第2ステージ】

◆第2ステージ
《第1戦》(10月13日 札幌ドーム 42,222人)0勝2敗(アドバンテージ日本ハム1勝)
ロッテ  011 000 000 = 2 ●久保(0-1 0S)
日本ハム 040 010 00X = 5 ○ダルビッシュ(1-0 0S)
本塁打:なし
 初戦先発は久保。2回に先行をするも、その裏に捕まり4失点。4回以降は打線は沈黙。ダルビッシュに完投許し先行を許す。

《第2戦》(10月14日 札幌ドーム 42,222人)1勝2敗
ロッテ  040 010 012 = 8 〇高木(1-0 0S) S小林雅(0-0 2S)
日本ハム 100 000 000 = 1 ●武田武(0-1 0S)
本塁打:ロッテ/里崎1号(武田勝)2号(山本)、オーティズ1号(武田勝)、サブロー1号(押本)、早川1号(金森)
 1点先行された直後の2回表、里崎2ランで逆転、さらにオーティズにも一発が飛び出す。その後も5本塁打で突き放す、小林宏4回途中で緊急降板もリリーフ陣が好投して勝利。

《第3戦》(10月15日 札幌ドーム 42,222人)2勝1敗
ロッテ  000 000 000 = 0 ●渡辺俊(0-1 0S)
日本ハム 000 100 60X = 7 〇グリン(1-0 0S)
本塁打:なし
 渡辺俊とグリンの投げ合い。4回裏に犠飛で1点の先行を許すも踏ん張る。しかし7回裏に渡辺俊が捕まり、リリーフ陣も失点。日本ハムに王手を許す。

《第4戦》(10月16日 札幌ドーム 42,222人)2勝2敗
ロッテ  000 002 003 = 5 ○川崎(1-0 0S)
日本ハム 000 010 000 = 7 ●武田武(0-2 0S)
本塁打:ロッテ/里崎3号(武田武)
 先発・小野は4回に先行を許すも6回表に里崎2ランで逆転に成功。川崎-薮田‐小林雅のリレーで反撃許さず2勝目を挙げる。

《第5戦》(10月16日 札幌ドーム 42,222人)3勝2敗
ロッテ  000 001 001 = 2 ●成瀬(0-1 0S)
日本ハム 000 010 000 = 7 ○ダルビッシュ(2-0 0S)
 成瀬が第2ステージ初先発も序盤にセギノール3ラン被弾で4回途中KO。打線はダルビッシュを捕らえきれず敗戦。日本ハムがシリーズ進出。

 【2007(平成19)年 マリーンズ各種年間記録 ベスト3】

《チーム》( )はリーグ順位。三振、防御率、被安打、被本は最少順
打率….262(4) 得点…629(1) 安打…1287(1) 二塁…253(1) 三塁…28(1) 本塁…107(4) 三振…1025(6)
防御率…3.26(3) 完投…25(1) 完封…12(3) 無四…15(1) 被安…1318(5) 被本…122(6) 奪三…872(6)
《打撃》
・打率 TSUYOSHI.2995(7) 早川.283(12) ベニー.272(20)
・安打 TSUYOSHI148(7) 早川130(16T) 里崎129(20T)
・本塁打 ズレータ15(12T) 里崎14(15T) ベニー13(18T)
・打点 里崎75(7) ズレータ68(10T) 福浦57(15)
・盗塁 TSUYOSHI27(4T) 早川16(7) サブロー13(9T)
 ズレータは長期離脱したものの15本塁打でチームトップ、サブローが7本、68打点で4番を務めた。TSUYOSHI(このシーズンのみの登録名)が.300、27盗塁、オリックスから移籍の早川が.283、16盗塁と台頭したが、ねみーは13本塁打の終わった。

《投手》
・防御率 成瀬1.817(1) 渡辺俊2.44(4) 小林宏2.69(7)
・勝利 成瀬16(2) 小林宏13(5) 渡辺俊9(9T)
・敗戦 清水直10(4T) 小野9(7T) 久保8(10T)
・完投-完封 渡辺俊8(3)-1(-) 成瀬6(4)-4(1) 小林宏5(5T)-2(4T)
・セーブ 小林雅27(3) 薮田4(9) 荻野、藤田1(-)
 投手陣は4年目成瀬が独り立ち。16勝1敗で最多勝は逸したものの、防御率1位、最優秀投手(勝率1位)の2冠。小林宏が13勝、渡辺俊・久保が9勝と先発は結果を残した。リリーフも薮田が最優秀中継ぎ、小林雅が27Sだった。

 【2007(平成19)年 マリーンズのタイトル&表彰選手】

◆最優秀防御率…成瀬 善久(1.82)
◆最優秀中継ぎ…薮田 安彦(38HP)
◆最優秀投手(勝率1位)…成瀬 善久
◆ベストナイン…捕手/里崎 智也、遊撃/TSUYOSHI
◆ゴールデングラブ賞…捕手/里崎 智也、一塁/福浦 和也、三塁/今江 敏晃、遊撃/TSUYOSHI、外野/サブロー
 成瀬は1勝差で最多勝は逃したものの2冠を達成。薮田は最優秀中継ぎに輝いた。今江は3年連続ゴールデングラブに輝いた。

 【2007(平成19)年 主催試合観客動員数】

1,558,430人(1試合平均 21,645人)
※前年06年 1,349,656人、前々年54年 1,334,014人

 【2007(平成19)年 ドラフト会議】

(高校生・10月3日)
・1巡目 唐川 侑己(成田高)
・3巡目 植松 優友(金光大阪高)
・4巡目 阿部 和成(大牟田高)
(大学、社会人、育成・11月19日)
・1巡目 服部 泰卓(トヨタ自動車)
・3巡目 根本 朋久(横浜商大)
・4巡目 伊藤 義弘(JR東海)
・5巡目 下敷領 悠太(日本生命)
(育成)
・1巡目 池田 健(青藍泰斗高)
・2巡目 宮本 裕司(四国リーグ・高知)
・3巡目 小林 憲幸(四国リーグ・徳島)
・4巡目 白川 大輔(四国リーグ・高知)
・5巡目 大谷 龍次(日立製作所厚木)

(次回)⇒《全文無料》『(83)2007年 NPB記録/リーグ記録/球団記録/珍記録


----- マリーンズ略史 92~05 INDEX ------

 【年度別出来事編】

【~1991(平成3)年】
(1)《全文無料》『千葉移転前夜』
  (25)《全文無料》 オリオンズ~マリーンズ ファンクラブ略史
【1992(平成4)年】
(2)《全文無料》『千葉移転元年 4月ダッシュも最下位に沈む』
  (42)《全文無料》移転直後の快進撃
  (57)《全文無料》5試合で4完封
【1993(平成5)年】
(3)《有料・冒頭試読》『最下位脱出も大差の5位に低迷』
  (54)《全文無料》1993年 NPB記録/リーグ記録/球団記録/珍記録
【1994(平成6)年】
(4)《有料・冒頭試読》『八木沢監督休養、2年連続5位に終わる』
  (60)《全文無料》1994年 NPB記録/リーグ記録/球団記録/珍記録
1995(平成7)年
(5)《有料・冒頭試読》『球団改革断行、千葉移転後初のAクラス』
  (21)《全文無料》風しん蔓延で主力が消えた14日間
  (45)《全文無料》胴上げ阻止、神戸3連戦
  (68)《全文無料》1995年 NPB記録/リーグ記録/球団記録/珍記録
【1996(平成8)年】
(6)《有料・冒頭試読》『投手充実も、得点力不足否めず5位低迷』
【1997(平成9)年】
(7)《有料・冒頭試読》『中盤反攻も迫力不足否めず最下位に沈む』
【1998(平成10)年】
(8)《有料・冒頭試読》『18連敗「七夕の悪夢」もチーム力は向上気配』
  (20)《全文無料》なぜ18連敗を喫したのか?
  (22)《全文無料》ユニホーム応援が広がったのはロッテから
  (33)《全文無料》黒木2冠と小坂の盗塁王騒動
  (70)《全文無料》1998年 NPB記録/リーグ記録/球団記録/珍記録
【1999(平成11)年】
(9)《有料・冒頭試読》18年ぶり「七夕首位」も、連敗喫して4位低迷』
  (18)《有料・冒頭試読》熱く育てた山本監督の5シーズン (1999年~)
  (28)《全文無料》18年ぶり首位「七夕の歓喜」狂騒曲
  (38)《全文無料》前半快進撃支えた「ボーリック神話」(1999年)
  (73)《全文無料》1999年 NPB記録/リーグ記録/球団記録/珍記録
【2000(平成12)年】
(10)《有料・冒頭試読》『4月出遅れ5割届かず5位低迷』
  (52)《全文無料》乱打戦で連夜の日本タイ記録
  (75)《全文無料》2000年 NPB記録/リーグ記録/球団記録/珍記録
【2001(平成13)年】
(11)《有料・冒頭試読》『世代交代、福浦首位打者、小林雅パ記録もエース後半離脱』
  (77)《全文無料》2001年 NPB記録/リーグ記録/球団記録/珍記録
【2002(平成14)年】
(12)《有料・冒頭試読》『開幕11連敗が響き借金5の4位に終わる』
  (39)《全文無料》あわや、開幕連敗記録に王手
  (79)《全文無料》2002年 NPB記録/リーグ記録/球団記録/珍記録
【2003(平成15)年】
(13)《有料・冒頭試読》『終盤に先発安定、9月快進撃も4位で山本監督辞任』
  (47)《全文無料》2003年 NPB記録/リーグ記録/球団記録/珍記録
【2004(平成16)年】
(14)《有料・冒頭試読》『ボビー復帰、新制度プレーオフ進出に0.5ゲーム差』
  (17)《有料・冒頭試読》「ボビーマジック」とは何だったのか(2004年)
  (19)《有料・冒頭試読》巻き込まれた、球界再編騒動
  (65)《全文無料》2004年 NPB記録/リーグ記録/球団記録/珍記録
【2005(平成17)年】
(15)《有料・冒頭試読》『プレーオフで逆転優勝、阪神破り31年ぶり日本一』
(16)《全文無料》(付録)『ポストシーズン詳細、二軍合わせて6冠王者成』
  (49)《全文無料》45年ぶりの12連勝(2005年)
  (62)《全文無料》2005年 NPB記録/リーグ記録/球団記録/珍記録
  (78)《全文無料》ファーム初の日本一(2005年)
【2006(平成18)年】
(番外編1)(80)《有料・冒頭試読》『第1回WBC8人選出もケガ人続出で4位に終わる』
(番外編2)(81)《全文無料》2006年 NPB記録/リーグ記録/球団記録/珍記録
【2007(平成19)年】
(番外編3)(82)《有料・冒頭試読》『ベテランと若手の融合、2位でポストシーズンへ
(番外編2)(83)《全文無料》2006年 NPB記録/リーグ記録/球団記録/珍記録
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 【選手編/投 手】

(23)《有料・冒頭試読》チーム支えたエースの苦悶・黒木知宏(1995~2007年在籍)
(26)《有料・冒頭試読》ルーキーからフル回転左腕・藤田宗一(1998年~2007年在籍)
(27)《有料・冒頭試読》低迷期支えたエース、復帰後はリリーフで日本一・小宮山悟(1990年~1999年、2004年~2009年在籍)
(30)《有料・冒頭試読》抑えの切り札への道・小林雅英(1999年~2007年在籍)
(32)《有料・冒頭試読》マリーンズ初タイトル剛腕エース・伊良部秀輝(1988年~1996年在籍)
(35)《有料・冒頭試読》強気なマウンド、マリーンズ初代クローザー・河本育之(1992年~1999年在籍)
(37)《有料・冒頭試読》マリーンズ初の最優秀救援投手から手術へ…・成本年秀(1993年~2000年在籍)
(40)《有料・冒頭試読》7年目のブレーク「サンデー晋吾」(1994年~2013年在籍)
(43)《有料・冒頭試読》先発の柱サブマリン・渡辺俊介 (2001年~2013年在籍)
(44)《有料・冒頭試読》中継ぎ切り札から先発の柱へ・小林宏之(1997年~2010年在籍)
(47)《有料・冒頭試読》絶対的エースの信頼・清水直行 (2000年~2009年在籍)
(50)《有料・冒頭試読》球団創設年以来55年ぶりの快挙・久保康友(2005年~2008年在籍)

 【選手編/打 者】

(24)《有料・冒頭試読》二軍成長記・福浦和也(1994~2019在籍)
(29)《有料・冒頭試読》打線を支え愛された背番号6・初芝清(1989年~2005年在籍)
(31)《有料・冒頭試読》オリオンズ最後の戦士・堀幸一(1989年~2009年在籍)
(34)《有料・冒頭試読》マリーンズ初の新人王、盗塁王・小坂誠(1997年~2005年在籍)
(36)《有料・冒頭試読》「14打席連続出塁」の大記録樹立・南渕時高(1990年~1997年在籍)
(41)《有料・冒頭試読》裏から支えたバイプレーヤー・諸積兼司(1994年~2006年在籍)
(48)《有料・冒頭試読》千葉で途切れた連続記録・愛甲猛 (1981年~1995年在籍)
(51)《有料・冒頭試読》オリオンズ最後のタイトル・平井光親 (1989年~2002年在籍)
(66)《有料・冒頭試読》球団史上最強のスイッチヒッター・西岡剛(2003年~2010年在籍)
(67)《有料・冒頭試読》球団歴代2位、1089試合の強打捕手・里崎智也(1999年~2014年在籍)
(69)《有料・冒頭試読》主軸をつかんだ4年間・今江敏晃(2002年~2015年在籍)
(71)《有料・冒頭試読》日本一支えた左強打捕手・橋本将(1995年~2009年在籍)
(72)《有料・冒頭試読》つなぎの4番の軌跡・サブロー (1995年~2011年、2012年~2016年在籍)
(74)《有料・冒頭試読》ケガに苦しんだ現役生活・大塚明 (1994年~2010年在籍)
(76)《有料・冒頭試読》投手陣成長を裏で支えた捕手・清水将海 (1997年~2004年在籍)

 【選手編/助っ人】

(53)《有料・冒頭試読》中4日のタフネスエース・ネイサン ミンチー(2001年~2004年在籍)
(54)《有料・冒頭試読》「神話」と「ナイト」の勝負強さ・フランク ボーリック(1999年~2002年在籍)
(56)《有料・冒頭試読》安定感抜群の助っ投・エリック ヒルマン(1995年~1996年在籍)
(58)《有料・冒頭試読》 窮地を救ったストッパー ブライアン・ウォーレン(1998年~2000年在籍)
(59)《有料・冒頭試読》「いつか必ずロッテに帰ってくる」の約束果たした フリオ・フランコ(1995年、1998年在籍)
(61)《有料・冒頭試読》勝負強かったハワイアン・ベニー アグバヤニ(2004年~2009年在籍)
(63)《有料・冒頭試読》つなぎ役&勝負強さを兼ね備えた助っ人・マット フランコ(2004年~2006年在籍)
(64)《有料・冒頭試読》韓国の英雄が苦しんだ2シーズン・李承燁(2004年~2005年在籍)

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